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新人「海猿」の1週間 [2014年10月21日(Tue)]

▼夜間潜水や震災不明者捜索

 宮城保安部の巡視船「くりこま」は、二管区の救難強化巡視船として活動、現在8人の潜水士がいる。
 その一人、川瀬寛航海士補は、平成23年12月に「くりこま」に乗船。
 今年7月3日に前期潜水研修を修了し、9月5日付で発令されたばかりの新人潜水士だ。
 そんな彼の発令後1週間の活動を紹介する。

 【9月8日】午前中は仙台航空基地ヘリとのHR訓練に参加し、初の降下つり上げ訓練を行う。夜には、石巻市内の旧北上川河口付近で車両転落事故が発生し、捜索・救助を行う。
 初出動にして初の夜間潜水となった。
 
 【9月9日】午前中は石巻市雄勝町の大須小学校で行われた着衣泳教室に講師として参加。
 未明まで続いた捜索の疲れも見せず、小学生たちに救命法などを指導。

 【9月11日】東日本大震災から3年半となる節目の日。小堀内漁港(岩手県宮古市)で午前、午後の2回、震災行方不明者の潜水捜索を行う。

潜水士1週間A.JPG

 行方不明のままとなっている男性の家族からの要望に基づき、岩手県警機動隊潜水士と合同で行った。
 川瀬航海士補にとって初めての震災行方不明者潜水捜索となる。視察のため訪れた本庁の岩崎茂救難課長から激励を受ける。
  行方不明者の消息につながる手がかりは得られなかった。
 捜索終了後に潜水班長から、捜索実施内容や海底の状況などの説明を受けた家族からは、海保への感謝の言葉があった。
 
 川瀬航海士補は、震災後間もない平成23年3月に、初任地である宮城海上保安部に着任し、以来、震災関連業務に携わり、海上保安官としての経験を積み重ねて来た。
 「人を助けたいと」というのが潜水士になった動機。
 スタート1週間にして、早くも実働2件を経験し、潜水士としての技量・能力向上を目指す決意を新たにしている。                         (宮城くりこま)
                           (「海上保安新聞」10月16日号)
タグ:海猿
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