




10月24日の朝、とりさんにごはんをあげようと小屋の柵を外したら、ものすごい勢いで一羽のとりさんが外へ出て行きました。
見るとそのこは、首のうしろと右の羽に、けがをしていました。その小屋に暮していたのは二羽のとりさん。もう一羽のこが、突っついたようでした。まずは、
けがをしているこが安心して休めるよう、ひとりで小屋にいられるようにしました。突っついたと思われるこは、一時的に作業場の中へ行くことになりました。
その日は田んぼの作業。帰ってくると、作業場にその姿が見当たりません。かぐやに残って作業場で作業をしていたみんなに聞いても「
いなかった」と。どこか旅に出たんだね、と、みんなで話していました。
けがをしたこは落ち着き、いままでとは別の小屋のみんなと仲よく暮らせるようになったので、元の小屋は、いなくなったこが帰ってきたときに入れるように、
開けておきました。しかし、帰ってくる様子はなく、空っぽのまま…。
11月2日、もうすぐみんなの帰る時間。作業場で連絡帳を書いていました。みんなも作業で使ったものを片付けたり、田んぼへ行っていたみんなも帰って来たところ。
きょうも一日平和におわってよかった〜なーんて思っていた、ら
ババババババサバサバサバサバサ
ものすごい音とともに、とんでもないいきおいで何かがやってきました。本当にあまりにもものすごいはやさで、ひゃーっ(><)と目をつぶるほど。
何が起こったのかさっぱりわかりませんでした。
何だったんだ!?と音のきこえてきた方を見ると、みんなが、びっくりした顔で、こちらをみています。
???なんだなんだ、と、正面に戻ると…
!!!!!
連絡帳の上に、一羽のにわとりが!!!見事に着地?しているではありませんか!!!作業場の横の物置のスペースから、迷いなく、一直線に、
ここまで飛んできたのです。
「あのこだー!!!」行方不明になっていたあのこが帰ってきたのです\(^O^)/
それにしても、なんとかっこいい登場なのでしょう!!!みんな、大感動。
着地したあともしっかりと、二本の足で連絡帳の上に力強く立ち、からだはすこし、ほっそりとしていたけれど、なんだか、とてもたくましく、誇らしげな表情。
行方不明になった日から、ちょうど、10日間の旅。作業場の横の物置のスペースから外に出ることもできたはずなので
、外へ出て、動いたり、お水を飲んだり、何かを食べたりも、していたのでしょう。しかしいままでとはまったく異なる世界の中、10日間、
雨の日も、風の日も、あった中、ひとりたくましく生き抜いた、とりさん。一体どんな大冒険をしていたのだろう。
きのう、竜さんが、とりさんの飛んできた、物置のスペースから卵を発見しました。あのこが産んだ卵です。そんな大冒険の中、
卵も産んでいたなんて…。いつも以上に、卵のありがたさを、感じました。泥がたくさんついている卵を見ながら、どんな状況で、どんな想いでこのこはこの卵を産んだのだろう、と、これまた感動。
小屋の中で、ごはんをもりもりと食べ、
三日間で少しずつほっそりから回復してきました。毛並みも、つやつやしてきました。ほっそりしたせいもあるけれど、やっぱりなんだか精悍な顔立ちになったように感じます。
そしてけがをしたこのけがも、もうほとんど治ってきました。帰って来たこを、小屋の外から、一羽のにわとりが見に行っていたよ、と、
これまた竜さんがおしえてくれました。もしかしたら、けがをしたあのこだったのかもしれません。
ずっといっしょに暮していたあのこと、あの時はたまたまけんかしたけれど、きっととっても心配していたんじゃないかな。そして突っついたあのこも、
この旅で何かが変わったんじゃないかな。なーんて、思いました。
おかえり♡そして、おつかれさま。元氣に帰ってきてくれて、ありがとう(o^^o)
なんだかとっても感動的な出来事でした。日々、感動がいっぱいです。みんなみんな、ありがとう。