東京電力 [2012年06月03日(Sun)]
福島県の原子力発電所でLevel7という世界最大級の原発事故が起き、日本だけでは無く世界中を震撼させました、今も全く収束していないので、させ続けているという方が良いでしょう。
放射線の影響が半減するまで、7億年かかるとか、44億年かかると言われています、人類が責任を取りきれない事故です、大地震による予想を超えた津波が引き鉄になったのかも知れませんが、絶対に起きないと言っていたハズですし、絶対に起こしてはいけない事故だったわけです。 途轍もないこの事故の後、日本の原子力政策は、今だに何の反省もされないまま、原発の再開にむけて動いております。 東電も3兆5千万円以上の税金を投入されながらも、電気会社の選択もできないまま電気料金を値上げし、ついでに自分達の給料も値上げし、誰も責任をとることなく辞めた役員も次々に天下り先に収まり。 独占している電気会社が何をそこまで広報する必要があるのか、東電の広告費は116億円、マスコミの報道もスポンサーの悪口は言えない様で、どこも事実すら隠す報道です。拡散した放射線のせいで、多くの酪農家や農家が首を吊りました。言葉の比喩ではなく、実際に多く死を選択した方々がいます。多くの人が住む家を追われ仕事を失っています。余りにも日本の報道が酷いです。世界を震撼させている原発事故、挙げきれない程の膿が出てきているのにも関わらず、マスコミは知らんぷり、人々は無関心。 心のゆとりの問題か自分さえ良ければなのか、自分が何かしても何も変わらないという無力感からなのか。 自分たちの街は自分たちで作られています、国でもそうだと思います。 暮らしたい街にするには自分も考えて動くことからではないでしょうか。 かぐやでの活動は1日の中のたった6時間、その時間に通ってくれているメンバーにお節介を焼くのが役割だと思っています。四年間で沢山の行事が出来ました、活動内容も大分増えました、それはボランティアさんや職員、 メンバーみんなで作ってきた、こうしたら良いかもという積み重ねです。 かぐやでよく言うのは「自主性」、自分たちで考えて動いて、出来る人はできない人を自然とサポートする。かぐやでの6時間以外も自分で考えて良いと思う事を選択出来る様に、自分で一歩一歩、歩ける様に。 できない所は誰かがサポート。 無力感に襲われる時も有ります、そんな時も応援してくれる仲間がいればまた前向きになれる。 やりがいと力不足を感じた先月、また気を入れて。 さんわーく かぐや 藤田靖正 |