日本科学協会が"今"やっていること

　日本科学協会 科学隣接領域研究会 事務局です。
　本日『科学と芸術ー自然と人間の調和ー』が刊行されました!
　https://www.jss.or.jp/ikusei/rinsetsu/arts/book.html
　
　日本科学協会では、研究者の皆様が専門分野のみならず視野を広げ、創造的研究者に育つと同時に、人間性豊かな社会人に、世界に通用する国際人になっていくことに協力するため、科学隣接領域研究会（以下「研究会」）を立ち上げました。研究会では、「科学と宗教」「科学と倫理」「科学と芸術」の3つのテーマで議論し、セミナー・出版で皆様にその成果をお伝えしてきました。今回は第３弾のテーマ「科学と芸術」の出版です。

　本書は、研究会での議論を取りまとめた、「科学と芸術のクロスオーバー」について、15名の執筆者によって書かれた論考集です。巻頭対談では「芸術と科学の邂逅」と題して、滝の絵で有名な日本画家の千住博先生と研究会リーダーの酒井邦嘉先生（東京大学大学院総合文化研究科教授）がたくさんの創造性のヒントを語っています。
　芸術家や文理問わず様々な専門分野の先生方がそれぞれ独立した視座で書かれているので、興味のあるところから自由に読んでいただけます。

(参考）
・第1弾『科学と宗教―対立と融和のゆくえー』（詳細）https://www.jss.or.jp/ikusei/rinsetsu/religion/book.html
・第2弾『科学と倫理―AI時代に問われる探求と責任ー』（詳細）https://www.jss.or.jp/ikusei/rinsetsu/ethics/book.html