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サイエンスメンタープログラム〜研究指導の感想 [2019年11月20日(Wed)]

■メンティ 遠田 剛志


 2019年11月17日、メンターの先生からリップルマークに関する基本的なレクチャーを受けました。メンターは茨城大学広域水圏環境科学教育研究センターの山口直文先生です。筑波大学の実験施設で、先行研究や私の研究テーマに関してお話を伺い、有意義な時間を過ごせました。

 私が研究しているウェーブリップルは、波でできるベッドフォームの一種で、波の周期や水深、波高や粒径など多くの環境に影響されます。当初私は双方向の波を数学的なシミュレーションなどを使って分析しようと思っていたのですが、山口先生によると想像以上に難解で手に負えないのではないかとのアドバイスをいただきました。

 実験施設の中には、「世界で一つだけ」と山口先生が紹介なさった複雑な水流を再現する装置や、コンピューターを使って制御した波を発生させることができる水槽など多くの特別な機械があり、夢が膨らみました。

 日が暮れるまで続いたご講義の中で、特に研究テーマの設定の重要性を実感しました。高校生である私の、研究者としての強みを探しながら確かな成果を発見できるよう精進してまいります。



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Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 09:32 | サイエンスメンタープログラム | この記事のURL | コメント(0)