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「科学と宗教〜対立と融和のゆくえ〜」4/25刊行!5/19出版記念セミナー! [2018年04月24日(Tue)]
 日本科学協会では、研究助成制度を始め30周年を迎えましたが、研究者としてのあり方がますます重要になってきている現状を鑑み、研究者自身の専門分野の研究のみならず、バランス感覚と国際的な視野を持った若手研究者になってほしいと、科学隣接領域研究会を立上げました。

 科学隣接領域を、科学と「宗教」「倫理」「アート」という3つの分野に絞り討議を重ね、第1弾として「科学と宗教」について、11名の研究者が執筆した「科学と宗教〜対立と融和のゆくえ〜」を出版いたしました。GWに本を読みながら「科学と宗教」の歴史と未来について見つめ直してみませんか。
http://www.jss.or.jp/ikusei/rinsetsu/religion/book.html

 また、5/19(土)出版を記念して、執筆者の中から、伊東俊太郎氏(東京大学名誉教授)と植木雅俊氏(NHK文化センター講師)をお呼びしてセミナーを開催いたします。本を読むだけではわからない科学と宗教のお話をじっくり聞くチャンスです。事前登録の上、ご参加お待ちしております。
申込はこちら→https://fs221.xbit.jp/g229/form3/

ご案内画面→http://fields.canpan.info/topic/detail/21054
Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 11:25 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo9★平山 次清 先生★〜 [2017年12月18日(Mon)]
 
 日本科学協会の商議員は協会を支えてくださっている素晴らしい専門知識を有された学識経験者ばかりです。今回は本企画9人目の先生をご紹介いたします。

ご紹介するのは、平山 次清 (ひらやま つぐきよ)先生です。
12年間にわたり笹川科学研究助成の選考委員として、研究助成を支えていただきました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:研究助成の審査委員を依頼されたのが最初ですが、戦前から刊行されていた雑誌「科学知識(財団法人科知識普及会)を継承していると知って驚きました。私自身、技術史・技術教育史にも興味を持っており、科学知識のバックナンバーも少しは見ていたからです。

Q:協会での事業でのエピソードや、そのご感想など教えてください。
A:『笹川科学研究助成』
優遇されない研究分野に光を当てるというコンセプトに共感して審査委員を継続しました。毎年、年末・年始、審査に追われる時期は大変でしたが。
今後もこのコンセプトは堅持していただきたいと思います。事後評価にも時間をかけましたが、その結果が必ずしも生かされていない点は残念な点でした。これは文科省の科学研究費補助金についても同じですが。
我が国は科学技術立国とともに観光立国を標榜していますが、科学技術観光立国を目指すのが良いと思っています。科学技術も広い意味で観光になり得るからです。どんな研究にも「見て・体験して・学んで楽しくなる」要素が必ずありますから、研究者自身が楽しむだけでなく、わかり易く世の中に発信することも重要です。

平山先生写真(海).png
 東京湾での海上試験:錘上下移動型新形式アンチローリングシステム(VWS)の開発
(日本船舶海洋工学会賞受章)
錘を左右に動かして横揺れを抑える方法は既にありますが、この発明は錘を縦に動かすものです。
そのメカニズムはexclamation&question考えてみてください!


★★ご協力ありがとうございました★★



平山先生写真.png
〜平山次清先生プロフィール〜
【所属・役職】
・横浜国立大学名誉教授
・日本工学会・フェロー
・日本船舶海洋工学会・功労員
・海事技術史研究会・会長(2017年11月〜)

【専門分野】
 船舶海洋航空宇宙工学

【主な著作等】
・船舶工学用語集(分担、成山堂書店、1986年)
・Wave Generation’95(共編、ITTC、1995)
・Contemporary Ideas On Ship Stability(分担、ELSEVIER,2000年)
・ほか論文約190編

【主な受賞歴】
・平成元年度(1989)「日本造船学会賞(論文)」
 “長水槽における方向スペクトル波中航走時船体運動試験”
・平成元年度(1989)「関西造船協会賞(論文)」
 “長水槽用方向スペクトル波発生装置”
・平成22年度(2010)「日本船舶海洋工学会賞(発明考案等)」
 “錘上下移動型新形式アンチローリングシステムの開発”

飛行機平山先生からのご紹介:横浜国立大学 海空制御システム研究室のご紹介船
(こちら→http://www.seakeeping.shp.ynu.ac.jp/
私が37年間勤務し、数々の新規アイデアを共に実現してくれた研究室です

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 17:00 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo8  ★竹内 章 先生★〜 [2017年12月04日(Mon)]

ご紹介するのは、竹内 章 (たけうち あきら)先生です。
日本科学協会の商議員は協会を支えてくださっている素晴らしい専門知識を有された学識経験者ばかりです。少し間が空いてしまいましたが、今回は本企画8人目の先生をご紹介いたします。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:10年以上前になるが、日本3深海湾(富山湾、駿河湾、相模湾)を切り口にして、日本を取りまく海洋の自然資産について、その地形・地質や生物・生態、さらに科学・文化・産業などを紹介する計画があり、私にもそれに参画するよう呼びかけがあったのが日本科学協会に関わるキッカケであった。計画を進めるうえでは『宇宙図』の海洋版やで3〜4次元のバーチャル海底ツアーができるウェブサイトの立上げなど、様々なデータやアイデアが集まってきたが、残念ながら諸般の事情からこの計画は頓挫している。

Q:協会での事業でのエピソードや、そのご感想など教えてください。
A:(1)人類の誕生と生存にとって宿命とも言える地殻変動(地震や火山噴火など)を対象に、陸域の山岳から海域の深海底までをカバーするフィールドワークが専門。
(2)東日本大震災を経験し日本社会が大きく変わろうとしている中で、社会から科学に掛けられる期待も一層大きくなる一方で科学の在り方への問いかけも増している。また近年は地学現象に関わる災害が頻繁に起きている反面、学校教育の現場では地学を担当できる教員が不在という歪んだ現実がある。当協会の商議員として、人類社会の幸福に役立つ科学の研究と教育が一層進展するよう、この協会の活動に大いに期待する。

竹内先生写真.jpg
2015年3月下旬に富山大学津波減災研究プロジェクトによる1998年7月17日アイタペ津波堆積物調査に派遣された際、パプアニューギニア大学自然科学部地球科学部門のヒュー・L・デーヴィス教授の研究室を訪問したときの記念スナップです。(写真の右端が竹内先生)

★ご協力ありがとうございました★

____________________________________________________________
〜プロフィール〜

所属・役職:元 富山大学大学院・理工学研究部教授
      現 富山大学名誉教授、富山大学理学部非常勤講師
専門分野:地質学・測地学・地震科学
所属する団体:日本地質学会,日本地震学会,日本火山学会,米国地球物理学連合など
主な著作:アジアの変動帯」,海文堂出版,1984(共著),「火山とプレートテクトニクス」東京大学出版会, 1989 (共著),「海の力」,日本海学の新世紀6,角川書店,2006(共著)
現在参加されている活動など:(一社)立山黒部ジオパーク協会 会長代行(http://tatekuro.jp/



Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 17:54 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
「木魂する科学とこころ 宗教文化編」を開催しました [2017年07月13日(Thu)]
7月2日に「木魂する科学とこころ 宗教文化編」を開催いたしました。

科学と宗教をテーマに11人の先生が講演を行い、白熱した議論を交わしました。

総合コーディネーターの金子務先生による趣旨説明の後、伊東俊太郎先生をはじめ、
最新の研究成果を基に多様な視点から、科学と哲学について迫りました。

アンケートでは、ほとんどの方が大変良かったとお答えいただき、
事務局としても非常に励みになりました。

次は科学と倫理をテーマに、AIやロボットなどについて
焦点を当てたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

DSC02429.jpg


DSC02496.jpg


Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 12:46 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo6★菊池 知彦 先生★〜 [2017年04月27日(Thu)]
 
 日本科学協会の商議員は協会を支えてくださっている素晴らしい専門知識を有された学識経験者ばかりです。今回は本企画6人目の先生をご紹介いたします。
――――――――――――――――――――――――――――――――
 ご紹介するのは、菊池 知彦 (きくち ともひこ)先生です。
菊池先生は、研究船実行委員会の委員として調査研究船を利用した海洋科学体験研修の開催「研究船で海を学ぼう」※1(以下「研究船事業」という)という事業にご尽力いただき、たくさんの高校生に海の魅力を伝えてくださいました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:日本海洋学会の教育問題部会員として「研究船で海を学ぼう」事業に参加したのが契機となりました。

Q:協会での事業でのエピソードや、そのご感想など教えてください。
A:全国の現役高校生と海洋研究の現場である研究船に乗船出来たことに、新鮮な驚きがありました。殆どの学生にとって初めての体験である外洋域での乗船研修。船酔いに苦しむ学生もいましたが、海洋観測、海洋生物採集、海底泥の採取などに目を輝かせて取り組む姿、皆で協力して研修に取り組む姿には大学での講義や実習では得られない喜びを感じました。下船後に行われたデータ解析や試料の観察、そして成果発表に至る過程で彼らが見せた熱心かつ真摯な態度、夜遅くまで講師に質問してきたひたむきさには大変感動しました。
 また、研修終了後に個別に連絡を取ってくる学生がいたことや、海洋関係の大学への進学相談などを受けたこと、そして、何名かの学生が海洋関係の大学・学部への入学を果たしたことも本事業の大きな成果だったと思います。

※1調査研究船を利用した海洋科学体験研修の開催「研究船で海を学ぼう」とは?
日本科学協会が、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関心がある高校生などを対象に、調査研究船「望星丸」の船上で二泊三日の観測・実習を行い、海について学ぶ体験学習をする事業です。海の研究者とともに、海の観測、生き物の観察を通して、教科書やコンピュータでは学べない「海の不思議」や「海の魅力」を体験し、将来の海洋科学を担う人材育成と、一般社会に海洋科学の重要性を伝えることを目的とした事業です。


菊池先生写真.jpg
神奈川県西部の真鶴町にある横浜国立大学環境情報研究院附属臨海環境センターの
実習船「たちばな」を操船中の菊池先生。毎年50-60回、調査・実習のための航海を
行っています。


★ご協力ありがとうございました★

――――――――――――――――――――――――――――――――

菊池先生プロフィール
所属・役職:横浜国立大学 大学院環境情報研究院 ・ 教授
専門分野:海洋プランクトン学 沿岸海洋学 動物分類学
所属する主な学会:日本海洋学会、日本プランクトン学会、The Crustacean Society (USA)




Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 11:03 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo5★小出 良幸 先生★〜 [2017年03月21日(Tue)]
 
 日本科学協会の商議員は協会を支えてくださっている素晴らしい専門知識を有された学識経験者ばかりです。今回は本企画5人目の先生をご紹介いたします。
「水惑星プロジェクト」に関わっていただいたきっかけと事業について思い出していただき、素敵な写真をご提供くださいました。
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 ご紹介するのは、小出 良幸 (こいで よしゆき)先生です。
小出先生は、「水惑星プロジェクト」※に関わっていただきました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A: 濱田元会長の時代に日本科学協会の「水惑星プロジェクト」で研究に参加しました。濱田元会長は、神奈県立生命の星・地球博物館館長も兼務されていました。私は、その時、同博物館に勤務しており、研究テーマが、水惑星に関するものだったので、水惑星の関する研究に参加させていただきました。

Q:協会での事業でのエピソードや、そのご感想など教えてください。
A: この研究では、水惑星の歴史的変遷を、総括的に概観していくことを目的にした。博物館的な視点で、実物資料を重視して、産地や現地の様子を記録することも重要と考えて取り組んだ。地質学的にキーになる事件のあった時代の地層や岩石を対象に野外調査をした。マイル・ストーンとなる現地資料と情報をもとに、地球が水惑星になり、その環境を維持し続けるために、どうような条件が必要であったのかを概観していくことにした。
 この研究を通じて、いろいろな分野の研究者と成果を持ち寄り、自身の研究の進行状況と今度の方針などを報告し、いろいろな議論をいただいた。分野の違う研究者の意見が非常に参考になり、そして刺激にもなった。

※「水惑星プロジェクト」は、1998年〜2000年度まで日本財団の助成を受けて実施された事業です。海への依存度が高いわが国は、その実情を理解し深刻な事態が予想される全地球的な環境問題の解決への寄与を目指すことが重要であると考え、複雑系研究の新しい視点である超領域科学のセンスを取り入れた海洋科学の立場から、水惑星(地球)の実態を明らかにするため、物理、科学、生物及び複合関連システムに分け16研究テーマについて各々領域の専門学者の調査・研究により生活科学・生活文化のレベルで理解できるように「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」調査報告書をまとめました。
(報告書 https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00824/mokuji.htm

小出先生写真.jpg
カナダの調査にて

★ご協力ありがとうございました★

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小出先生 プロフィール
所属・役職:札幌学院大学・教授
専門分野:地質学、科学教育、科学哲学
主な著作:「地質学における分類体系の研究」 札幌学院大学総合研究所
     「大学的北海道ガイド」(共著) 昭和堂.
     「早分かり地球と宇宙」 日本実業出版




Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 09:26 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo4★岸 道郎 先生★〜 [2017年03月15日(Wed)]

 日本科学協会の商議員は皆さん過去に当会の事業で中心的な役割を果たしてくださっていた方、これから事業でご指導いただきたい方など、専門知識を有された学識経験者ばかりです。 そこでこの度協会を支えてくださっている素晴らしい先生方を多くの方に知っていただくために、ご本人に掲載の許可をいただけた先生を順番にご紹介いたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
 ご紹介するのは、岸 道郎 (きし みちお)先生です。

 岸先生は、研究船実行委員会の委員として調査研究船を利用した海洋科学体験研修の開催「研究船で海を学ぼう」※1(以下「研究船事業」という)という事業にご尽力いただき、たくさんの高校生に海の魅力を伝えてくださいました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:研究船事業

Q:協会での事業でのエピソードや、そのご感想など教えてください。
A:単に「高校生に海で観測」させるだけではなく、採集したデータをまとめて、研究発表させる体験をさせることが出来た。このことで、この行事に参加した多くの高校生が大学で「海洋学」や「水産学」分野に加入してくれた。2016年の今でも参加者とのつきあいがあるのがうれしい。
 また、この事業を通して、体験させるだけでなく「その先の一歩」まで背中を押すことが肝心だと思った

※1 調査研究船を利用した海洋科学体験研修の開催「研究船で海を学ぼう」とは?
 日本科学協会が、東海大学及び日本海洋学会との共催で、“海”に関心がある高校生などを対象に、調査研究船「望星丸」の船上で二泊三日の観測・実習を行い、海について学ぶ体験学習をする事業です。海の研究者とともに、海の観測、生き物の観察を通して、教科書やコンピュータでは学べない「海の不思議」や「海の魅力」を体験し、将来の海洋科学を担う人材育成と、一般社会に海洋科学の重要性を伝えることを目的とした事業です。

岸(退職記念講演).jpg
岸先生 退職記念講演の様子

※岸先生をもっと知りたい方へ
・いいね!Hokudai バトンリレーより
http://costep.open-ed.hokudai.ac.jp/like_hokudai/contents/article/485/
・ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E9%81%93%E9%83%8E

★ご協力ありがとうございました★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岸先生プロフィール
所属・役職:北海道大学名誉教授/桜美林大学非常勤講師/村上産業株式会社監査役
専門分野:海洋物理学・水産海洋学・海洋生態系モデル
所属する団体(学会・委員会):水産海洋学会/日本海洋学会/日本たばこフリー学会
主な著作:Kishi et al,(2007)NEMURO-a lower toophic level model for the North Pacific
marine ecosystem.
Ecological Modelling,202,12-25
海はめぐる、地人書館、日本海洋学会編、代表編集委員2012年
主な受賞歴:日本海洋学会賞/水産海洋学会宇田賞

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 13:12 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
バイオカフェ(くらしとバイオプラザ21主催)に行ってきました! [2017年03月13日(Mon)]
 
 2017年3月10日、日本橋のとある喫茶店で開催された、『バイオカフェ』に行ってきました。

 くらしとバイオプラザ21は、一般の方々へのコミュニケーションの場を提供し、バイオの理解と信頼を築くことを目的に設立されたNPO法人です。(http://www.life-bio.or.jp/
 バイオカフェは、サイエンスカフェの「バイオ版」で、気軽にお茶を飲みながら科学を楽しむ場で、毎月開催されています。(バイオカフェ予定:http://www.life-bio.or.jp/biocafe/index.html

 バイオカフェでは、毎回始まる前に音楽の演奏をしてくださいます。
科学の話を聞く前に音楽を楽しんで、頭をリラックスさせるために毎回演奏があるそうです。私は、仕事帰りに参加したので、この音楽を聴きながら一日の疲れが癒され、リラックス効果を実感しました。

image2.JPG
フルートとクラリネットのアンサンブル
私たちになじみのある曲を演奏してくださいました

  
 さて、バイオカフェの内容ですが、今回は味の素の方が「アミノ酸ってすごい」という内容で、私たちの身近にあるアミノ酸についてわかりやすいスライド資料を用いてお話しくださいました。「アミノ酸と聞いて知っていることは?」「アミノ酸は何種類あるでしょう?」参加者も一緒に考えながら、アミノ酸の効果について勉強することができます。

image3.JPG
分かりやすい説明ありがとうございました


Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 10:24 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
日本科学協会 商議員introduction企画 〜協会との関わりNo3★沖野外輝夫先生★〜 [2017年03月10日(Fri)]

 日本科学協会の商議員は皆さん過去に当会の事業で中心的な役割を果たしてくださっていた方、これから事業でご指導いただきたい方など、専門知識を有された学識経験者ばかりです。 そこでこの度協会を支えてくださっている素晴らしい先生方を多くの方に知っていただくために、ご本人に掲載の許可をいただけた先生を順番にご紹介いたします。
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 ご紹介するのは、沖野 外輝夫(おきの ときお)先生です。
沖野先生は笹川科学研究助成にご尽力いただき、1998年から13年間の長い間、評議員として日本科学協会を支えてくださいました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:当時の高橋正征理事の依頼で評議員となり、笹川科学研究助成に関わりました。

Q:協会での事業でのエピソードなど教えてください。
A:若い研究者への継続的な研究助成が基礎科学や若手研究者の育成に大きな貢献をしているとの印象を強く持ちました。

沖野A.jpg
「諏訪湖は自分の半生です」と振り返る沖野先生

※沖野先生が湖沼を研究テーマに選んだのは「人間の生活に近いから」だそうです。
当時、諏訪湖は当時生活用水などで汚濁して、住民も近づかない「死んだ湖」といわれてました。アオコの発生原因の解明などから、水質浄化に向けた様々な対策の基礎づくりにご尽力され、現在では多くの方が諏訪湖の湖畔を訪れるようになっています。
(参考:2016年9月19日 信濃毎日新聞「年輪」沖野先生掲載記事)

★ご協力ありがとうございました★
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
沖野先生プロフィール
所属・役職:信州大学名誉教授
専門分野:陸水生態学
所属する団体(学会・委員会):日本陸水学会、環境科学会、応用生態工学会、
International Society of Limnology(理論、応用国際陸水学会)
主な著作:湖沼の生態学(単著)共立出版(2002)
     河川の生態学(単著)共立出版(2002)
洪水が作る川の自然(編著)信濃毎日新聞社(2006)
主な受賞歴:環境大臣表彰(研究)(2015)
日本陸水学会田中賞(2015)
日本河川協会功労賞(2013)


Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 09:17 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
商議員introduction企画 〜協会との関わりNo2★茅根創先生★〜 [2017年02月28日(Tue)]

 商議員は、皆さん過去に当会の事業で中心的な役割を果たしてくださっていた方、これから事業でご指導いただきたい方など、専門知識を有された学識経験者ばかりです。 そこで、この度協会を支えてくださっている素晴らしい先生方を多くの方に知っていただくために、ご本人に掲載の許可をいただけた先生を順番にご紹介いたします。
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 ご紹介するのは、茅根 創(かやね はじめ)先生です。
先生は、水惑星プロジェクトに関わられたことをきっかけに、1998年から13年間にわたり本会の評議員として日本科学協会を支えてくださいました。

Q:協会と関わるきっかけを教えてください
A:故濱田隆士委員長の水惑星プロジェクトに関わり、その後評議員になったこと、指導学生の何名かが笹川科学研究助成で研究を支援してもらいました

Q:協会での事業でのエピソードなど教えてください。
A:水惑星プロジェクトで、サンゴの幼生の分散、定着についての研究を行うことができました

※「水惑星プロジェクト」は、1998年〜2000年度まで日本財団の助成を受けて実施された事業です。海への依存度が高いわが国は、その実情を理解し深刻な事態が予想される全地球的な環境問題の解決への寄与を目指すことが重要であると考え、複雑系研究の新しい視点である超領域科学のセンスを取り入れた海洋科学の立場から、水惑星(地球)の実態を明らかにするため、物理、科学、生物及び複合関連システムに分け16研究テーマについて各々領域の専門学者の調査・研究により生活科学・生活文化のレベルで理解できるように「海洋科学から見る水惑星の多角的視点にたつ基礎研究」調査報告書をまとめました。
(研究報告書:https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2000/00824/contents/061.htm

DSC00970.jpeg
茅根先生(南鳥島における調査の様子です)


★ご協力ありがとうございました★

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茅根先生プロフィール
所属・役職:東京大学大学院理学系研究科地球惑星科学専攻・教授
専門分野:サンゴ礁、自然地球学、地球システム学
所属する団体(学会・委員会): 日本サンゴ礁学会,国際サンゴ礁学会
主な著作:サンゴ礁学(編著)東海大学出版(2011)
日本の海岸(編著)朝倉書店(2013)
     Coral Reef Science(編著)Springer(2016)

Posted by 公益財団法人 日本科学協会 at 11:22 | その他 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)