先輩研究者のご紹介 大畑 友紀さん
[2025年06月02日(Mon)]
こんにちは。科学振興チームです。
本日は、2022年度「価値観クラスターを指標とした「都市構造」と「ライフスタイル」の関連性の検証と新たな都市構造の提案」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、福山大学の大畑 友紀さんからのお話をお届けします。
<大畑さんより>
2022年度笹川科学研究助成でご支援いただきました、福山大学の大畑友紀です。ご支援いただきありがとうございました。
私は「都市構造」と「ライフスタイル」の関連性について研究をしていました。その一例として、車が普及したことにより、都市の様相も人の生活も変化したことが挙げられます。最近ではCOVID-19の流行もありました。
こちらの年表に示すように、国内に着目しただけでも時代とともに大きな変化がありました。「都市構造」と「ライフスタイル」がどのような関係であるかを研究しています。「それのどこが新しい研究なの?」と感じるかもしれません。その理由は、おそらく“感覚的に、関連性がありそうだから”だと思います。感覚的に「そうだろう」と思っていることを定量的に検証し、その際に用いるべき指標を発見することが私の研究です。
助成をいただいた当時、研究者になることを目指して社会人ドクターをしておりました。研究を行ううえで研究費を管理し、運用していくことは避けて通れません。応募申請から、経過や成果を報告するプロセスまですべてが、今後必要となる経験でした。中でも応募するための研究計画を書くことが、私にとって大切でした。自分自身の研究全体を見つめなおし、改良していく機会であったからです。
ご支援いただいた研究を柱に学位論文を完成させることができ、大学院修了と同時に目標としていた研究者になることができました。学生たちと楽しく議論しながら、毎日を過ごしています。
日本科学協会では過去助成者の皆様より、研究成果や近況についてのご報告をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日は、2022年度「価値観クラスターを指標とした「都市構造」と「ライフスタイル」の関連性の検証と新たな都市構造の提案」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、福山大学の大畑 友紀さんからのお話をお届けします。
<大畑さんより>
2022年度笹川科学研究助成でご支援いただきました、福山大学の大畑友紀です。ご支援いただきありがとうございました。
私は「都市構造」と「ライフスタイル」の関連性について研究をしていました。その一例として、車が普及したことにより、都市の様相も人の生活も変化したことが挙げられます。最近ではCOVID-19の流行もありました。
こちらの年表に示すように、国内に着目しただけでも時代とともに大きな変化がありました。「都市構造」と「ライフスタイル」がどのような関係であるかを研究しています。「それのどこが新しい研究なの?」と感じるかもしれません。その理由は、おそらく“感覚的に、関連性がありそうだから”だと思います。感覚的に「そうだろう」と思っていることを定量的に検証し、その際に用いるべき指標を発見することが私の研究です。
助成をいただいた当時、研究者になることを目指して社会人ドクターをしておりました。研究を行ううえで研究費を管理し、運用していくことは避けて通れません。応募申請から、経過や成果を報告するプロセスまですべてが、今後必要となる経験でした。中でも応募するための研究計画を書くことが、私にとって大切でした。自分自身の研究全体を見つめなおし、改良していく機会であったからです。
ご支援いただいた研究を柱に学位論文を完成させることができ、大学院修了と同時に目標としていた研究者になることができました。学生たちと楽しく議論しながら、毎日を過ごしています。
<以上>
日本科学協会では過去助成者の皆様より、研究成果や近況についてのご報告をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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