先輩研究者のご紹介 池垣 幸宏さん
[2024年12月16日(Mon)]
こんにちは。科学振興チームです。
本日は、2022年度「新規老化関連遺伝子EPN3の機能解析−老化関連疾患に向けた治療法の分子基盤の確立−」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、神戸大学理学研究科の池垣 幸宏さんからのお話をお届けします。
<池垣さんより>
2022年度の笹川科学研究助成でご支援いただいた神戸大学理学研究科の池垣幸宏と申します。その節はたいへんお世話になり、心よりお礼申し上げます。
当研究室では、老化細胞の分子メカニズムについて研究を行っております。その中で私が研究しているのは、老化細胞で発現が上昇する遺伝子EPN3の機能解析です。EPN3は膜小胞エクソソームを介して周辺の細胞にDNA損傷を誘導することが示されていますが、その具体的な分子メカニズムに関してはまだまだ分からない部分が多くあります。本研究ではその分子メカニズムを解明することを目的としています。
笹川科学研究助成をいただいた感想としましては、研究者の実務能力の向上に大きく寄与できるものだと感じました。当時は研究費に関する実務は指導教員の先生に頼りきりでしたが、笹川科学研究助成に支援いただいたことで、より能動的に研究費を管理していくことを学べました。これは研究者としての成長に大きく寄与したと考えています。お金自体はもちろん、そういった意味でも非常に得るものの多い支援だと感じております。
申請書の書き方については、とにかく多くの人の目に自分の申請書をさらすことが大事だと考えています。私自身、先輩や同僚の方に目を通していただいたことで、自分では気づかないところまで申請書をブラッシュアップできたと思います。興味のある方はぜひ挑戦することをおすすめいたします。
日本科学協会では過去助成者の皆様より、研究成果や近況についてのご報告をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本日は、2022年度「新規老化関連遺伝子EPN3の機能解析−老化関連疾患に向けた治療法の分子基盤の確立−」という研究課題で笹川科学研究助成を受けられた、神戸大学理学研究科の池垣 幸宏さんからのお話をお届けします。
<池垣さんより>
2022年度の笹川科学研究助成でご支援いただいた神戸大学理学研究科の池垣幸宏と申します。その節はたいへんお世話になり、心よりお礼申し上げます。
当研究室では、老化細胞の分子メカニズムについて研究を行っております。その中で私が研究しているのは、老化細胞で発現が上昇する遺伝子EPN3の機能解析です。EPN3は膜小胞エクソソームを介して周辺の細胞にDNA損傷を誘導することが示されていますが、その具体的な分子メカニズムに関してはまだまだ分からない部分が多くあります。本研究ではその分子メカニズムを解明することを目的としています。
笹川科学研究助成をいただいた感想としましては、研究者の実務能力の向上に大きく寄与できるものだと感じました。当時は研究費に関する実務は指導教員の先生に頼りきりでしたが、笹川科学研究助成に支援いただいたことで、より能動的に研究費を管理していくことを学べました。これは研究者としての成長に大きく寄与したと考えています。お金自体はもちろん、そういった意味でも非常に得るものの多い支援だと感じております。
申請書の書き方については、とにかく多くの人の目に自分の申請書をさらすことが大事だと考えています。私自身、先輩や同僚の方に目を通していただいたことで、自分では気づかないところまで申請書をブラッシュアップできたと思います。興味のある方はぜひ挑戦することをおすすめいたします。
<以上>
日本科学協会では過去助成者の皆様より、研究成果や近況についてのご報告をお待ちしております。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※テキスト、画像等の無断転載・無断使用、複製、改変等は禁止いたします。