『もしも地球が立方体だったら』〜武雄青陵中学校で出前講義を開催しました
[2018年02月07日(Wed)]
平成30年2月6日、佐賀県立武雄青陵中学校で、流体力学を専門とする山本勝先生(九州大学応用力学研究所)を講師として『もしも地球が立方体だったら』というテーマの出前講義を実施しました。
山本先生は、太陽系の成り立ちや地球型惑星と木星型惑星との違い、立方体地球という設定で現れる様々な大気環境などを題材に比較惑星学、金星気象学の話をしました。
金星探査衛星「あかつき」による観測の成果を紹介もあり、受講した3年生120名は、金星の硫酸の雲や大気のスーパーローテーションなど地球環境とかけはなれた想像もつかない事象にとても刺激されたようで、休み時間や質疑応答の時間に「立方体地球の自転軸が違ったらどうなるのか?」「地球外生命は存在するのか?」など想像力を働かせて活発に山本先生に質問をしていました。