「日中大学図書館フォーラム」開催(6/30)〜中国大学図書館館長等の日本招聘(その1)〜
[2015年06月11日(Thu)]
日本科学協会は、6月28日〜7月5日、中国の大学図書館館長等の日本招聘を実施します。
今回、来日するのは、当協会が実施している図書寄贈事業の寄贈先となる図書館館長など38名の方々で、日本からの寄贈図書の受入・活用の窓口として、日本文化や日本人の友好を伝えるキーパーソンとも言える方々です。
訪日団の方々には、日中フォーラム、図書館見学、東日本大震災被災地視察など様々なプログラムを通じて、日本理解と友好交流を深めてもらう予定です。
この招聘事業の一環として、6月30日(日)、東京工業大学附属図書館との共催で「日中大学図書館フォーラム2015」を開催します。
このフォーラムは、日本科学協会が実施する「中国大学図書館担当者訪日交流」の一環として開催するもので、当日は「大学図書館の変遷と発展」をテーマに、日中の大学図書館界を代表する有識者の方々にそれぞれ事例や今後の展望を発表してもらい、共通目標である大学図書発展の方向性を探りたいと考えています。
【日 時】2015年6月30日(火)13:30〜17:30
【テーマ】「大学図書館の変遷と発展」
【場 所】東京工業大学西9 号館コラボレーションルーム)
【プログラム】
◆ 開会挨拶
・東京工業大学理事・副学長(教育・国際担当)丸山 俊夫
・日本科学協会 会長 大島 美恵子
◆ 基調講演
・千葉大学附属図書館 館長 竹内 比呂也「これからの大学図書館」
・上海交通大学図書館 館長 陳 進「未来への思考、革新による展開」
◆ 講演
・筑波大学図書館情報メディア系准教授 呑海 沙織「大学図書館におけるラーニング・コモンズ」(仮)
・北京大学図書館 副館長 別立謙「世界一流図書館に向けた北京大学図書館Action
Plan(2014〜2018)」
・東京工業大学附属図書館 館長 高橋栄一「研究大学における電子ジャーナル」(仮)
・大連理工大学図書館 館長
楊海天「日本からの寄贈図書の位置づけ、反響、提案〜大連地域の大学〜」
◆ 質疑応答
※参加申込みなど詳細は、こちらをご覧ください。
「フォーラム」ポスター
★「中国大学図書館担当者訪日交流」について
当協会の図書寄贈プロジェクトの寄贈先大学図書館の館長等を対象に実施する日本招聘で、今回のフォーラムの他、各種図書館の訪問見学、東日本大震災の被災地視察など様々なプログラムを通じて日本への理解と友好を深めてもらうというものです。
★図書寄贈プロジェクト
日本の各方面から提供していただいた図書を中国の大学に寄贈し、日本理解の促進と日本語教育の振興を図るという趣旨で、1999年から実施しているもので、これまでに340万冊を超える図書を寄贈しました。
当協会が、1999年から実施している中国の大学への図書寄贈事業で、現在、対象を53大学等に絞っていますが、これまでに贈った図書は340万冊を超えます。
教育・研究図書有効活用プロジェクト
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