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日本科学協会が"今"やっていること

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「日本知識大会・作文コンクール」優勝者の日本招聘(その2)〜中国の若者の日本理解〜 [2015年03月23日(Mon)]
今回は、「笹川杯日本知識大会・作文コンクール」優勝者招聘の第2弾で、沖縄、関西編です。

≪沖縄編≫
 3月1日に豊見城市、2日には沖縄市を訪問し、市民との交流イベントや文化体験、景勝地視察などを通して地元の人々との友好、沖縄ならではの文化・自然・風土に対する理解を深めてもらい、訪日団からは次のような声が聞かれました。

★訪日団の声
・沖縄の歴史と文化が創り出したこの地方の潤いある土壌と親切な人々には心惹かれる。
・底が透けて見えるほど透明な海、これほど美しい海を見たのは初めて。
・沖縄の人々のお客様を歓迎する心に深く感動した。


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訪日団にメッセージをおくる宜保晴毅市長(豊見城市)



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ゆかたと雛祭り文化を実体験(沖縄市)



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桑江朝千夫市長表敬訪問(沖縄市)


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民族衣装を交換して日中交流(沖縄市)


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エメラルドグリーンの海に感動!(うるま市)



 3日午前に訪れた「ひめゆり平和祈念館」は、多くの団員に大きな衝撃を与え、彼らの心に重いものを残した場所のようで、ひめゆり生存者の証言映像を視聴し、戦争の悲惨さを物語る遺品・写真のほか数々の展示物を目の当たりにしたから団員たちからは、次のような声が聞かれました。

★訪日団の声
・戦争は残酷であり、歴史の痛みを覚えておかないと、同じ失敗の繰り返しは免れられない。改めて、平和な時代に生まれたことの幸せを感じた。
・沖縄の少女のたちの犠牲と引き換えに得られた平和は大切にすべき。
・国のために命を捧げた少女は、美しいユリのように人々の心の中で咲き続けるだろう。戦争のない世界と永遠の平和を願う。
・この地で起きたことについてガイドの解説を聞きながら見学していると、ずっと涙が止まらなかった。


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ひめゆり学徒の悲話に耳を傾ける団員たち(ひめゆりの塔)



 また、ひめゆり学徒の生存者で現在89歳の謝花澄枝さんは、訪日団に当時の生々しい体験を語った後、「中国から見学に来てくれてありがとう。永遠に世界から戦争が無くなることを願っている」とのメッセージを送ってくれました。


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訪日団に語りかける謝花澄枝さん(ひめゆり平和祈念資料館)



≪関西編≫
 3日午後、神戸の「人と防災未来センター」を見学後、被災地NGO協働センター代表で、災害ボランティア先駆者である村井雅清氏から講話をいただきました。村井氏は阪神大震災直後から被災地支援に尽力してきた災害ボランティア先駆者で、四川大地震の際には現地に赴き被災者支援に当たりました。

 村井氏は、大災害発生時におけるボランティア支援の重要性とその課題を20年に亘る経験から語ってくれましたが、訪日団からは次のような声が聞かれました。

★訪日団の声
・自然災害の無情さを感じ、何度も目が潤んだ。村井氏が長年尽力してきた災害ボランティア活動や日本の防災・減殺の取り組みに感動した。
・故郷である四川省成都で彼が行ったボランティア活動の話を聞いていると、実際に自分もあの地震を経験していたので、感動の涙が止まらなかった。
・テレビで見聞きしていただけの阪神大震災だったが、その凄まじさ、恐ろしさを実感できた。災害の深い痛みを経験すると同時に、助け合うことの温かみを感じた。

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四川大地震の概要を説明する村井紙(被災地NGO協働センター)


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被災地支援における専門家の関与について質問する団員(被災地NGO協働センター)



 4日は、京都訪問です。現代都市・東京に対する古都・京都、日本語学習者にとって、京都は強い憧れを感じさせる特別の場所であり、清水寺も金閣寺も、今回の訪日の中でも最も期待値が高い訪問先のひとつです。

 清水寺は平成の大改修中で、本堂の一部はシートに覆われていましたが、清水の舞台は健在?で、そこから眺める景色も絶景でした。金閣寺は、その名のとおりの美しさで訪日団を迎え、彼らと一緒に記念写真に収まっていました。

★訪日団からの声
・表面をざっと見たような感じだったが、まぎれもなく往時の日本の繁華さを感じた。
・清水寺と金閣寺は、そこに佇み暗黙のうちに千年の歳月を語っているようだ。
・随分昔から見たいと思っていた金閣寺を実際に見ることができて夢がかなった。 
・金閣寺でコインを投げ入れて中日友好を願った。


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手水で身を清める団員たち(清水寺)



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参拝前の記念写真(清水寺)



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金閣寺を背景に記念の1枚(金閣寺)



≪まとめ≫

 最近の日中関係は、民間レベルでは文化、経済、観光など多方面に交流活動が活発に行われている一方、政治レベルでは、歴史認識、領土問題などをめぐって日中の対立が顕在化するなど緊張状態が続いています。

 こうした状況にあって、政治と民間は別と割り切ってしまうという考え方もありますが、今回の交流活動に参加した日中の若者たちが結論付けたことは、もう一歩踏み出した活動でした。

 日中の国民感情が依然として厳しい状況にある中、“一人ひとりがメディアになって、相手の国に対する正しい情報を発信し、相互イメージ・アップに繫げること”で、両国関係改善のための環境を若者から作っていこうということです。

 そして、早速、彼らは、交流で得た成果や情報を周りの人々に直接伝えることで、また、ブログや WeChat、LINE、facebook、twitter,など様々なツールを通して発信することで、今回の結論を実践しているとの報告を受けています。

 今回の交流活動について、訪日団長で北京大学プロジェクトコーディネーター 劉暁娜先生は、期待を込めて次のように総括しています。

 ”この短い1週間の充実した訪問を通じて、日本人の情熱と友好をはっきりと感じ、日本各地の風土と人情を直観的に認識し理解することができました。
 勿論、中日問題には、無理解や誤解まで依然として多くの問題が存在していることは否定できませんが、希望を抱けば未来があります。
 中日の若者間の友好的往来を通じて、互いに心を通わせ、誠意を持って向き合うようになり、中国の若者により多くの「知日派」が、日本の青年にもより多くの「知中派」が現れて、中日関係の明日がよりすばらしいものになると信じております。”


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