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雲南大学で図書寄贈式 〜日本の文化と友好を伝える14万冊〜 [2013年12月16日(Mon)]
 12月4日、中国雲南省昆明市の雲南大学で教育研究図書の寄贈式を行いました。

 中国による防空識別圏の設定など日中間の緊張は一層高まり、関係改善に向けた道筋も見えない状況にあります。
 こうした中、当会と雲南大学は、この寄贈式典を通じて日中文化交流の大切さと民間交流の意義を共有しました。

 この式典は、当会がこれまでに雲南大学に贈った図書(14.8万冊余)の寄贈と寄贈事業の意義を確認することにより、日中間の友好気運を民間から盛り上げるために開催したもので、大学責任者、学生・教職員、日本側出席者など約100名が出席しました。

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「寄贈式」を見守る日中関係者約100名



 また、この寄贈式に併せて、講談社が、講談社北京文化有限公司と国際文化フォーラムを通じて当会に提供し、当会が中国の34大学等に寄贈する約1万冊(うち、雲南大学寄贈:1,160冊)の図書の寄贈式も挙行されました。

 開会にあたって、日中両国関係者は、それぞれ次のような挨拶しました。

 雲南大学の肖憲副学長は、当協会の図書寄贈を“日本語人材の育成と日本の文化、政治、社会の理解に役立つ事業”と評価し、“寄贈図書を最大限に活用したい”との意向を表明しました。

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“寄贈図書を最大限に活用”と雲南大学肖副学長



 大島美恵子会長は、寄贈図書を “日本理解を深めるための資料であると同時に、日本国民の友好を届ける贈物” と意義づけ、さらに“日中関係が厳しい時こそ、民間交流が重要であり、図書寄贈を始め広範な文化交流事業に一層の力を注いでいく”との方針を表明しました。

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“日中関係が厳しい時こそ、民間の文化交流を”と日本科学協会大島会長



 講談社北京文化有限公司の白石光行総経理は、“文化の絆は深くなることはあっても、無くなることはない”とし、“政治情勢がどうあれ、文化の流れを止めないことが願いである”と挨拶しました。

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“政治情勢がどうあれ、文化の流れを止めたくない“と講談社北京文化有限公司白石総経理



 日本語学部の学生代表者は、寄贈図書は“本当の日本を知る材料、卒論の参考資料としても大いに役立っており、今後も十分に活用したい”と意向を表明しました。


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“寄贈図書は、本当の日本を知る材料”と雲南大学日本語学部学生代表



 続いて、寄贈書の贈呈式が行われ、当会と講談社北京文化有限公司から雲南大学にそれぞれ「寄贈書」が、雲南大学から当会と講談社北京文化有限公司に対してそれぞれ「感謝牌」が贈られました。



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寄贈書、感謝牌を交換した日中両国責任者



 閉会にあたって、日本財団の尾形武寿理事長は、IT時代にあっても図書情報には格別の深みがあることを強調し、“自ら図書を探し、精神の糧にして欲しい”と会場の学生達に訴えかけました。
 更に、“日本を知ってもらうために、図書を贈っている”と寄贈事業の趣旨に言及し、一人でも多くの人に知日派(親日派ではなく)になってもらいたい“と強く訴えかけました。

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“ひとりでも多く知日派になって“と日本財団尾形理事長


 日中関係の緊迫した状況が続いていますが、民間交流には政治情勢に影響されることのない強い絆があること、緊張状態にある時期こそ民間交流を継続していくことが大切であることを、日中両国関係者が再確し、友好気運の盛り上がりの中で式典は閉会しました。

 当会は、1999年から日本財団の助成を受け、中国の大学等に対する図書寄贈プロジェクトを実施することにより、日本理解と日中友好の深化を図っています。
 これまでに寄贈した図書は313万冊(うち、雲南大学:148,239冊)を超えますが、これらの図書は、出版社、図書館、大学、個人等など、プロジェクトの趣旨に共鳴した日本の有志から当協会に対し提供されたもので、日本語教材として、日本の社会・文化、科学等の研究資料として現地の学生、教職員に大いに活用されています。
 中国の活用者からの声は、日本科学協会のwebサイトでご覧いただけます。



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日中文化交流の大切さと民間交流の意義を共有した出席者



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雲南大学日本語学部の授業風景




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