「中国語の作文コンクール」優秀作品に関するお知らせ
[2009年12月04日(Fri)]
「中国語の作文コンクール」優秀作品に関するお知らせ
日本科学協会が中国青年報社とともに中国で開催している「笹川杯作文コンクール2009−感知日本−」(中国語版)については、10月31日をもって作品の募集を締め切りましたが、お陰様で昨年度(6,278点)を上回る7,208点の応募がありました。
これらの作品を対象に6月以降11月まで計6回の月次審査(中国青年報社推薦による審査委員会)を行い、既に全18点の優秀賞が決定しておりましたが、このうち7月分優秀賞に選定された「由両次金融危機談中日関系(二度の金融危機と中日関係)」については、他作品の盗用であることが判明致しました。
そもそも、この「作文コンクール」を開催する主な目的は、中国の若者が綴る“感知日本”を募り、優れた作品を顕彰することにより、中国の人々の日本への関心を喚起すること、理解を促進することでしたが、残念ながら、この度、コンクールの趣旨に反する行為が発生いたしました。作品の審査に関しましては、慎重を期して参りましたが、こうした結果となってしまいました。ここに慎んで当該作品の受賞取消しをお知らせいたします。また、いろいろお騒がせ致しましたことにつきましては、共催者として誠に遺憾に存じます。
なお、欠枠となった優秀賞については、再審査の結果、「我参加了日本的小発明比賽」が選ばれました。
当財団では、日本の方々にも中国の若者の日本観を通して自分の国や中国への関心・理解を深めてもらうことを目的として、毎月の優秀作品(和訳)をこのブログで紹介してきましたが、次回は、上記作品と未掲載の3点をまとめて紹介する予定ですので、引き続きご覧いただければ幸いです。
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