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差別の3つのパターン(直接的・間接的・合理的配慮の欠如) [2010年09月10日(Fri)]
差別の3つのパターン

普段の生活を考えてみると、どこに差別があるのかな、と思うかもしれません。
でも、実は、生活のあらゆる場面に差別はひそんでいます!

差別には、次の3つのパターンがあります。

@ 直接的差別 ←詳細事例はクリック
・障害を理由に、ほかの人と違う取りあつかい(区別)をされること。

A 間接的差別 ←詳細事例はクリック
・障害を理由としていないが、結果的に違うあつかいをされること。

B 合理的配慮をしないこと ←詳細事例はクリック
・機会の平等のための調整や配慮がたりないこと。

とはいえ、具体的にどのようなことが差別にあたり、それはどのパターンに分類されるのでしょうか。
ここでは、いつもの生活で、よく起きている障害のある人への差別の事例を、この3つのパターンに分類して紹介します。

ここにあがっている事例は、ほんの数例でしかなく、実際には数えきれないほど多くの差別があります。
しかし中には意図的ではなく無意識的な、もしくは何ら悪気はなく、むしろ「良かれ」と思ってした事が実は差別にあたるというものも、たくさんあります。

この事例を通して、差別のパターンを知り、意図的な差別はもちろん、無意識・無関心によってもうまれる差別をなくしましょう。
誰も不当に排除されない、インクルーシブな社会をつくっていきましょう。

(参考資料)
※差別事例分析のポイント説明 ←詳細はクリック
※『無知・無理解・偏見・差別』事例紹介 ←詳細はクリック
※「条例の会 仙台」に寄せられた差別体験事例はこちら

以上
誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめるために〜条例の会の取り組みと今後〜 [2010年07月29日(Thu)]
誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめるために
〜条例の会の取り組みと今後〜

条例の会代表 代表 杉山裕信

1.差別と区別の違い

「区別」とは・・・
「男と女」「黒人と白人」「日本人と朝鮮人」といったように違いを表しただけのことで、それぞれに違った特色がある状態を言います。
そこには、不当なことや不利益な関係はありません。

「差別」とは・・・
「本人の努力によってどうすることも出来ないことで不利益な扱いをすること」をいいます。
「出身地」「職業」「性別」「障害の有無」などによって、上下の値打ちをつけ、その人や団体の自由や権利を無視、侵害するなど不当なこと、不利益なことをする、される関係が生じます。

2.差別の定義〜どのような事柄を差別と定めたのか

(1) 差別の類型1〜障害を理由に不利益な取扱いをすること
 障害者基本法第3条第3項では、「何人も障がい者に対して、障害を理由として、差別をすることその他の権利利益を侵害する行為をしてはならない」と定めています。しかしながら、同法においては、いかなる行為が差別に該当するのか定めた規定はありません。
 千葉県では、2004年9月に、障害者差別に当たると思われる事例の募集を実施しましたが、その結果、障害のある人に対する差別の多くは、障害のある人に対する差別や偏見、障害そのものに対する理解が十分でないために生じてしいることが明らかになりました。
 このような実態を踏まえれば、障害のある人に対する差別をなくすためには、日常生活、社会生活の場面に応じて、分野ごとに「障害を理由とした差別に当たる行為」の内容を明らかにし、県民の共通理解を醸成することが重要です。そこで、この条例では、福祉、雇用、教育など、以下の8つの分野の15の行為について、障害を理由として、不利益な取扱いをすることを障害のある人に対する差別と規定します。
(2)障害の類型2〜合理的な配慮に基づく措置の欠如
 障害のある人が、障害のない人と同じように日常生活・社会生活を送るためには、障害を理由とした不利益な取扱いをなくすだけでは十分ではありません。
 例えば、車いすでも利用できるよう、建物にエレベーターを設置するなど、雇用主が、障害のある人に対して、その状況の応じた労働環境を整備したり、事業主が店舗や施設に自由に入れるよう設備を整えたりするなど、障壁を解消する配慮をしなければ、障害のある人が働いたり、サービスの提供を受けたりすることは困難です。
 そこで、この条例では、事業主が、作為的に障害を理由とした不利益な取扱いをしていない場合においても、何の配慮もしないことで、結果的に不利益な取扱いを行っているのと同じ状況になるような場合は、「合理的な配慮の基づく措置の欠如」として「差別」にあたるものと規定しています。
 「合理的な配慮に基づく措置」は、障害のある人の生活の、あらゆる場面で必要とされます。しかし、それは、費用のかかるものばかりではなく、例えば、電光掲示板で順番を案内している窓口で、視覚障害のあるお客様に、直接声をかけて順番のきたことをお知らせするなど、ちょっとした配慮や工夫によって、障害のある人の暮らしにくさが大きく改善されるものも多く存在しています。
 また、これらの、「合理的な配慮に基づく措置」は、一律に全ての人に同じことが求められているのものではありません。
 例えば、障害のある人の障害状況やその特性、事業者の規模や施設等の整備に要する費用によってもその内容は変わってきます。したがって、この条例では、「合理的な配慮に基づく措置」の内容について分野ごとに定義を置かず、個人事案に即して、関係者が知恵を絞って話合い、具体化することとしています。
 なお、諸外国の障害者差別禁止法においては、「不利益取扱い」よりも「合理的な配慮に基づく措置の欠如」の方に比重が置かれており、2006年12月に採択された国連の障害者の権利条約においても「合理的な配慮(に基づく措置)」が明記されています。


3.不利益な取扱いによる差別の例

《福祉サービス》
(1) 障害を理由として、福祉サービスの利用に関する適切な相談及び支援が行われることなく、本人の意に反して、入居施設における生活を強いること。
(2) 本人の生命又は身体の保護のためやむを得ない必要がある場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、福祉サービスの提供を拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。

《医療》
(1)  本人の生命又は身体の保護のためやむを得ない必要がある場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、医療の提要を拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。
(2) 法令に特別の定めがある場合を除き、障害を理由として、本人が希望しない長期間の入院その他の医療を受けることを強い、又は隔離すること。

《商品及びサービスの提供》
サービスの本質を著しく損なうこととなる場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、商品又は、サービスの提供を拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。

《労働者の雇用》
(1)労働者の募集又は採用にあたって、本人が業務の本質的部分を遂行することが不可能である場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、応募若しくは採用を拒否し、又は条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。
(2)賃金、労働時間その他の労働条件又は配慮、昇進若しくは教育訓練若しくは福利厚生について、本人が業務の本質的部分を遂行することが不可能である場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、不利益な取扱いをすること。
(3)本人が業務の本質的部分を遂行することが不可能である場合その他の合理的理由なく、障害を理由として、解雇し、又は退職を強いること。

《教育》
(1)本人に必要と認められる適切な指導及び支援を受ける機会を与えないこと。
(2)本人若しくはその保護者の意見を聴かないで、又は必要な説明を行わないで、入学する学校を決定すること。

《建物等及び公共交通機関》
(1)建物の本質的な構造上やむを得ない場合その他の合理的な理由なく、障害を理由として、不特定かつ多数の者の利用に供されている建物その他の施設の利用を拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。
(2) 本人の生命又は、身体の保護のためやむを得ない必要がある場合その他の合理的な理由なり、障害を理由として、公共交通機関の利用を拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。

《不動産の取引》
障害のある人又は障害のある人と同居するものに対して、障害を理由として、不動産の売却、賃貸、転貸又は、賃借権の譲渡を拒否し、若しくは制限し、又は、これに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。

《情報に提供等》
(1) 障害を理由として、障害のある人に対して情報の提供をするときに、これを拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。
(2) 障害を理由として、障害のある人が情報の提供をするときに、これを拒否し、若しくは制限し、又はこれに条件を課し、その他不利益な取扱いをすること。

以上


(参考資料)
※「条例の会 仙台」に寄せられた差別体験事例はこちら

『無知・無理解・偏見・差別』事例紹介 [2010年07月28日(Wed)]
『無知・無理解・偏見・差別』の事例紹介


以下の事例は、実際によく起きている差別や無理解です。
これは、千葉県で差別禁止条例ができた際に使われた事例です。
もう一度、私達の生活の中での無知・無理解・偏見・差別に気づいてみましょう!!


**************************************************************

♦バス旅行ツアーに申し込もうとしたところ、ツアー業者に「付き添いがあっても障害者お断りします」と即答された

♦保育所の面接時、「腐った魚のような目をしている。障害児の母は働かないで自分の子供の面倒を見なさい」と言われた。

♦車椅子の方は赤ん坊を連れて、飛行機には、お乗りいただけません。

♦就学時健康診断で、親が、兄弟のいる学校に通わせたいと強く要望しているのに、教育委員会から養護学校に行けと言われた。

♦ある店で、障害のある子どもが先に入って、商品を見ていたら「入店しないで下さい」と言われ、どうしてかと聞いたら「何となく気持ち悪い」と言われた。

♦車椅子を用いている高等学校1年生の親。「校内の移動は親の責任で」という学校の要請で、私は入学式の日から毎日学校で待機している。

♦盲導犬を連れて飲屋に行ったら入店を断られた。

♦健康診断で、医師から大勢の人がいる中で、「なんだこの子はダウン症じゃないか。すぐ死ぬぞ。」と言われた。まともな医療すら受けられない。

♦いじめられる障害のある子をかばっていた私の娘が、担任教師から「普通の子と遊びなさい」といわれ、講義すると、クラス全員の前で、その子をさして「この子は病気で頭が回らないんだからみんなでカバーしなさい」と言ったそうです。傷ついたその子は翌年度から特殊学級に行きました。

♦映画館で邦画には字幕がなく、自由に好きなものが見られない。

♦強度行動障害の方が精神科を受診した際、医師が「こういう人は閉じ込めておくしか方法がない…」と保護者の前で言った。

♦耳が不自由なので夜間は玄関を閉めて、受付専用のインターホンしかない急患の夜間診療所は、利用しづらい。

♦医師から「耳が聞こえずコミュニケーションがとれないから出産のときは帝王切開で!」と言われた。

♦小学校普通学級入学後、数ヶ月経って行われた話し合いで好調を含む6名の先生から、「この子は意思の疎通ができない」「他の子に迷惑」「もう見るのは限界」等と言われ、心痛のため子供を登校させられなくなった。

♦知的障害のある方が一人でバスに乗ろうとしたとき、まだ何も誰にも迷惑をかけてないのに、運転手が「乗るな!降りろ!」と言い、何故だかわからないまま降りると、また運転手に「バカ!」と言われたそうです。

♦就職して9年、職場環境にも恵まれ重要な立場になったが、雇用形態は嘱託のまま、昇給もない。新入社員に仕事を教えている私と新入社員が同賃金では納得できない。入社時の説明では「当社では障害者の雇用は嘱託というシステムです」と言われたが、職場環境が良いだけに会社には直接訴えにくい。

♦授業にほとんど支障がないにもかかわらず、目が見えなくなったという理由で、教師を辞めさせられた。

♦総合失調症。ハローワークの紹介で就職した。翌日出勤したところ「採用はなかったことで帰ってほしい」と言われ、1日分の賃金と交通費を渡された。何がなんだか分からない。私のような病気は一般社会で働いていけないのか。

♦不動産の賃借契約を交わし、契約金を支払った後なのに、精神障害者であることが分かった途端、「奇声をあげたりするのですか?」「暴れたりするのですか?」と質問された。隣近所に迷惑をかけたり家賃を滞納したりしたこともないと説明したにもかかわらず、契約は無効とされた。

♦会社に会議に手話通訳をつけてほしいと言っても。「企業秘密があるから外部の人はだめ」と言われる。会議が分からず意見を言う場がない。

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こんな思いを、次の世代にさせたくない!!


(参考資料)
※「条例の会 仙台」に寄せられた差別体験事例はこちら