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【要望書提出】「仙台市議会本会議場における車いす使用者の傍聴環境の改善について(緊急 再要望書)」を提出しました [2016年02月19日(Fri)]
条例の会仙台 各位
皆さん、お疲れ様です

この度、仙台市の本会議場のバリアフリー改善について、仙台市議会に要望書を提出しましたので、報告します。

せっかく、障害者差別禁止条例(仮称)が制定される今回の議会ですが、その誰もが傍聴できるべきである議会場の現状は、車いす用席が2台、エレベーターは無く、階段は旧式の昇降機に乗り移って、上がる必要がある状況で、全国の政令指定都市ではワースト1の状況です。

合理的配慮は、行政は義務となっています。その本会議場の件は、可決・成立する現場の1番最初の、合理的配慮のモデルとなる事例です。そのこともあり、私たちは、仙台市議会に対して、強く、合理的配慮、車いすの方も傍聴できる環境改善を求めます。


その状況に対して、条例の会仙台では、改善の要望書を再提出しました。


(以下、要望内容)
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2016年2月16日
仙台市議会
議会 岡部恒司 様
副議長 安孫子 雅治 様

誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会
代表 杉山 裕信

仙台市議会本会議場における車いす使用者の傍聴環境の改善について
(緊急 再要望書)

拝啓 時下、貴職におかれましては安全かつ健やかな市民生活のために、様々にご議論いただいておりますこと心より感謝申し上げます。とりわけ障害者福祉にかんし特段のご配意を頂戴しておりますこと、重ねて感謝申し上げます。
 さて私ども「誰もが暮らしやすいまちづくりをすすめる仙台連絡協議会」は、仙台に障害者差別禁止条例を制定すべく、市内の障害当事者および支援者らが集まり、集会や要請活動などをしてまいりました。このほど、一昨年の奥山市長の諮問をうけ、条例制定の議論が進められ、この2月議会で条例案が上程されました。
 この条例は、活動を進めてきた我々だけでなく、障害がない市民にとっても、暮らしに密着した重要な条例であると考えております。ですので、条例案の審議過程および採決のときを傍聴したいと強く思っております。しかしながら、市議会本会議場の傍聴席は、階段を上がっていくしかなく、車いす使用者は旧式の階段昇降機を使わざるを得ません。しかも、昇降機に合う車いすに乗り移らなければならず、乗り移れない者は傍聴できない状況にあります。さらに、車いす使用者の傍聴席は2席であり、それ以上の傍聴は叶わないのが現状です。
 この度の障害者差別禁止条例の審議および採決において、車いす使用者が安心安全で、出入り可能な場所での本会議傍聴が可能となるよう、お取りはからいいただきますよう、改めて要望いたします。
 また、2月19日(金)までに文書にて、ご回答をいただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

敬具


仙台市議会本会議場における車いす使用者の傍聴環境の改善について
緊急 再要望書


1.4階 傍聴席の昇降機について
車いす使用者が、本会議場の4階席で傍聴するには、キャタピラ式の旧式の昇降機に乗り移って、階段を登る必要があります。しかし、障害が重度であればあるほど、座位を保つ構造などの、1人1人が自分の身体に合った車いすを使用しています。そういった方々は、その自分専用の車いすでなければ姿勢や座位を保つことができません。
 その為に、キャタピラ式の昇降機に乗り移ることすら難しい車いす使用者も多くいることから、これだけでは現実的な解決策とはいえません。4階の傍聴席だけではなく、多くの車いす市民、そして市民誰もが傍聴できるように、3階議場での傍聴を強く求めます。


2.安心、安全な傍聴環境を望みます
4階傍聴席の昇降機は、昇り降りする際に角度が非常に急で、乗っている側としては、とても恐怖と不安を感じます。また、自力で座位が保てない人にとっては、非常に危険であるために乗ることはできません。
 私たちは、議会を傍聴する度に、こういった恐怖と不安、そして危険を伴うことなく、安心で安全な傍聴環境を整備してもらえるよう、強く改善を求めます。


3.3階議場での傍聴を強く求めます
昨日、当会の事務局に仙台市議会事務局の方がお見えになり、「本会議場3階の議場は、議員しか入ることができない場なので、一般市民である車いす使用者は、そこでは傍聴できない」という回答をいただきました。その理由は、「議案を採決する際には定足数の確認などの意味も含めて、議場の閉鎖というものをして、その場には議員さんしか居てはいけないという規則があるため、3階議場には一般の市民は入ることはできない」という内容でした。
 そのような理由で、3階での傍聴はできないという回答になっていますが、やはり私たちは納得できません。私たちは、車いす使用者が、安全な環境で傍聴できることを考えて、3階のところに傍聴席を設けて欲しいと要望しています。また、これはお金もかからないので、過重な負担を強いるわけでもなく、障害者差別解消法の合理的配慮に資する提案であるとともに、行政には合理的配慮をおこなう義務があります。
 この案を採用しないというのは、合理的配慮というものを理解していないことになると思います。ですので、3階議場での傍聴を改めて強く要望します。

4.「仙台市議会会議規則 第67条‐2」の解釈の仕方について
3階議場での傍聴はできないという回答では、「議案を採決する際には定足数の確認などの意味も含めて、議場の閉鎖というものをして、その場には議員さんしか居てはいけないという規則があるため」と説明を受けました。
 しかし、仙台市議会会議規則の第67条−2には、下記のように書かれているだけで、一般市民は議場に入ることはできない、または禁止する、ということは書かれておりません。解釈によっては、一般市民が入らないようにする為に、議場を閉鎖する、という解釈もできますが、そういった目的は規則には一切書かれておりません。書かれている閉鎖の目的は「投票による表決を行なうときの、出席議員の報告」にあります。ですので、3階議場であっても、議場と傍聴席を明確に分けて設置することをすれば、出席議員数の確認や、定足数の確認にも支障はないと思います。ですので、線を引いて議場と傍聴席をわける等の何らかの合理的配慮を強く求めます。


●仙台市議会会議規則
(議場の出入口閉鎖)
第六十七条の二 投票による表決を行うときは、議長は、第六十六条(表決問題の宣告)の規定による宣告の後、議場の出入口を閉鎖し出席議員数を報告する。


4.「仙台市議会会議規則 第67条‐2」の解釈は、いつどこで誰が決めたものなのか
「仙台市議会会議規則 第67条‐2」の解釈には、上記の項目3に挙げたように、市民が入ってはいけないための閉鎖という解釈と、数を確認するための閉鎖という解釈がありますが、いつどこで誰が“市民が入ってはいけないための閉鎖”という解釈になったのかを、そもそもこの規則は誰が決めたのかを教えて下さい。
 規則なのですから、決めた機関で改正することもできると思います。私たちは、規則を決めた人たちのやる気のなさを感じます。言い過ぎでしょうか。よく考えていただきたいと思います。


5.仙台市の本会議堂の傍聴席の車いす席数は、政令指定都市でワースト1です
仙台市の本会議堂の傍聴席の車いす席数は、政令指定都市でワースト1ということを自覚し、このことを重く受け止めて下さい。他の19の政令指定都市では、最低でも車いす席の傍聴席が5席あります。早急に傍聴環境の改善を求めます。
6.4階 傍聴席に登る際の介助を要請します
車いす使用者の中には、普段、介助者を付けずに外出されている方もいます。しかし、そういった方でも物理的にバリアフリーでない場所では、キャタピラ式昇降機への乗り移り介助、車いすへの乗り移り介助、席への乗り移り介助、もしくは昇降機に乗り移ることができない方に対しては、車いすごと持ち上げて階段を登るといった介助など、そういった介助がバリアを解消するには絶対に必要となります。
障害者差別解消法などでも「誰もが暮らしやすい社会・まちで困っている人を見かけたら、声をかけ合い、支え合える社会にしましょう」ということを謳っておりますが、仙台市として、今回の議会の在り方によって、その方法と態度を示す必要があります。それが、合理的配慮ということになります。


7.障害者差別解消法にも定められている「客観的に、やむを得ないと認められる特別な事情がある場合を除き」という意味について
もし、今のまま3階議場で傍聴できず、議会で条例が可決した場合には、今回の車いす使用者は議会を傍聴できないという事例が、条例制定後最初の行政による合理的配慮の義務を怠った事例、分かりやすく言えば、これが仙台市における障害者差別第1号になります。この事例が、条例施行後に、多くの市民や事業所などに広く障害理解や差別禁止を促進していく上で、この条例がいう「客観的に、やむを得ないと認められる特別な事情がある場合を除き」という事例を、行政が市民に示すことになるのです。これは非常に恥ずかしい事例であると共に、事業者によっては「合理的配慮の義務が課せられている仙台市の行政ですら、あのくらいの合理的配慮なのだから、私たちも、合理的配慮の提供はできない」と考える、1つの基準となります。市民に、この条例の意味を示すためにも、まずは仙台市が積極的に取り組み、見本となる態度を示して下さい。


以上
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以上

皆で、現状を共有しましょう
報告でした

事務局
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