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差別事例分析のポイント [2010年09月14日(Tue)]
差別事例分析のポイント


1.理不尽な体験、とっても嫌だった経験に基づいて掘り起こされた具体的な事例には、差別、虐待、いじめ、からかい、と言った様々な問題点を含む。


2.法的な規制は、外形的行為(外にあらわれた行為、又は、相手方がなすべき行為)を対象とするため、相手方の内心だけを問題にすべきではない。


3.相手方の内心は、動機や外形的行為の意味を考察する上で、重要ではあるが、それ自身に力点を置いて考察すべきではない。


4.問題となる事案で、単なる言葉だけの問題か?言葉に伴って一定の行為があったのか?なかったのか?という視点が重要となる。

  例1.障害者は、このレストランに入っては困ると言われた。

この言葉は、レストランの入店を拒否したという行為に伴って使われた言葉であろうと推察できるが、厳密に言えば、結局入店拒否があったのか?単なる言葉だけで終わったのか?事実として、確定する必要がある。

  例2.「このバカたれ」と言われた

この場合も、単にバカたれと言われただけの場合か、それともその言葉に伴って具体的な行為があったのか?が問題となる。
具体的な行為が伴っていれば、それが差別の定義に当たるのかが問題となり、そうではない場合には「精神的虐待」や「からかい・いじめ」に当たるかが検討されることになる。


5.また、外形的行為を考察するときには、まず誰の誰に対する行為か、を最初に考察する必要がある。特に複数の人物が登場する時には、この点をハッキリさせること。


6.差別の定義(差別3類型)

直接差別
(外形的行為)他と異なる取扱い
(行為の結果)他と異なる結果(効果)

間接差別
(外形的行為)表面的には中立的な基準や慣行の適用
(行為の結果)他と異なる結果(効果)

合理的配慮の欠如
(外形的行為)機会の均等を確保するために必要な配慮をしないこと
(行為の結果)他と異なる結果(効果)

※このような定義に当てはまるが、例外として許容される場合もある。


7.虐待の定義(現行法でよく用いられる定義・5類型)

@身体的虐待
身体に外傷が生じ、又は生じる恐れのある暴行を加えること。

A性的虐待
わいせつな行為をすること、又は、わいせつな行為をさせること。

B精神的虐待
著しい暴言、又は、著しく拒絶的な対応、その他の著しい心理的外傷を与える言動をおこなうこと。

C放置
衰弱させるような著しい減食、又は、長時間の放置、その他必要な介助などを著しく怠ること。

D経済的搾取
財産を不当に処分すること、そん他、不当に財産上の利益を得ること。
以上

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