訪問看護は現在約50万人が利用しています。
病院から退院したとき。 介護が必要になったとき。 そのようなときをきっかけに、看護師が家を訪れるのが訪問看護です。 ただ、まだ一般には、 聞いたことがない、 訪問介護と区別がつかない、 といった声が寄せられます。 私達は、訪問看護を知ってもらい、安心な療養生活のために活用していただけるようにと 考えています。 |
2023年06月05日
令和4年度研修 セミナーのご紹介
2022年12月22日
【開催報告】令和4年度 訪問看護師向け在宅看取り教育プログラム(初任者)(日本財団助成事業)
本財団では、2020年度より日本財団の助成を受け、在宅看取りの推進及びケアの質向上を目指し、在宅看取りに特化した「訪問看護師向け在宅看取り教育プログラム」の開発を進めてまいりました。今年度は、昨年度に実施した「訪問看護師向け在宅看取り教育プログラム初任者研修モデル事業」の結果を踏まえてプログラムを改訂し、「訪問看護師向け在宅看取り教育プログラム(初任者)」を2022年10月15日(土)、16日(日)、22日(土)と12月10日(土)、11日(日)、17日 (土)の3日間ずつ、計2回開催しました。Zoomミーティングにて開催し、全国から計157名の方にご受講いただきました。
受講者からは「講師の方々の事例を聞き、訪問看護の役割やパワーを感じることができました」「ターミナルケアにおいてこれまでも経験してきた病態や、その具体的なアセスメント方法などが学べました。今後のケアやアセスメントに役立てていきたいと思いました」など在宅看取りに特化した知識を深めることができたとご好評をいただきました。
演習は、新規利用者の初回訪問に必要な看護計画の立案と利用者、家族とのコミュニケーションのロールプレイを行いました。受講者から「ディスカッションにより、自分に不足しているスキルは何か気づくことが出来て演習の大切さが分かりました。今後も実務に活かしていき、スタッフともスキルの共有が行えるように心がけたいと思いました」「看取りは人生の最期への関わりとなるため、本人も家族も家で過ごせてよかったと思えるような関わりができるようになりたいと思いました」など、自身の看護を見つめ直す機会になった、療養者・家族の気持ちを想像する良い機会となったとの意見が多くみられました。
来年度も本事業継続予定ですので、ぜひご活用の程よろしくお願いいたします。
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2022年12月19日
「感染防護具支援プロジェクト」終了のお知らせ
日本財団様からのご寄付による「日本訪問看護財団 第2弾感染防護具支援プロジェクト」は、2022年11月30日をもちまして終了いたしました。
本プロジェクトでは、第1弾に引き続き全国の協力団体事業所等(131か所)の皆様に感染防護具セット(合計2,000箱)の備蓄を依頼し、当該地域で在宅ケアチームがいつでも活用できるような支援体制を整えていただきました。
また、地域でコロナ関連の相談支援も実施していただきました。
ご協力いただきました皆様には心より感謝申し上げますとともに、コロナ禍の一日も早い収束を願っております。
※「第1弾感染防護具支援プロジェクト」の詳細につきましては「第1弾感染防護具支援プロジェクト報告書」をご参照ください。