第22期「森林ボランティア青年リーダー養成講座 in東京」 [2020年07月14日(Tue)]
■森の現状は? 日本は国土の2/3を森林で覆われる、世界でも有数の森林国家です。森林には災害の防止や生態系の維持等の多くの公益的機能があり、また生産される木材や林産物は私たちの生活に必要なものです。しかし、現在は森と人とのつながりの希薄化(里山との関わり)や林業の低迷などによって日本全国にある多くの森が荒れています。そして獣害や山崩れなど様々な問題につながっています。 ■荒れた森を元気にするには? 荒れた森の状態をよくするためには、定期的な手入れが不可欠です。人工林において太く強い価値ある木を作るためには間伐や枝打ちといった育成作業が必要です。また、里山特有の多様な生態系は人の手が入ることによって保たれ、獣害の防止にもつながります。防災面で重要な森林で荒れているところにも人の関わりが重要になります。 ■リーダー講座では… リーダー講座は、必要性の高まる森林ボランティアリーダー、森や里山と関わっていきたい人を育成していきます。初めに森林について基礎を学び、そして実際に森へ行って作業を行います。また、里山で活動している方のお話を聞く機会もあります。この講座で森林や人とつながりを感じ、そして森林と人をつなげることを一緒に実践してみよう。 =========== 【カリキュラム】 ─第1回 11月29日(日) ・オリエンテーション・日本の森林について等【杉並区】 ─第2回 12月12日(土) ・人工林保全活動【奥多摩町】 ─第3回 12月26日(土) ・人工林保全活動【奥多摩町】 ─第4回 2021年1月23日(土)〜24日(日) ・里山保全活動、里山の現状視察【青梅市・奥多摩町】 ─第5回 2021年2月6日(土) ・振り返り・安全について等【杉並区】 =========== |