2014年7月5日 緑化工学会現地見学会の実施・その1(企画・事業部会) [2014年07月14日(Mon)]
日本緑化工学会 活動の報告:企画・事業部会 大藪さんよりご報告頂きました。(その1)
→ その2 はこちら 2014年7月5日に緑化工学会現地見学会を実施しました。当日は京都駅に集合し、貸切りバスでの移動となりました。前日より雨の心配もありましたが、集まった方々の思いが通じたのかほとんど降らずに、見学を終えることができました。ただし、暑くて汗をぬぐう手は止まらず・・・という天気でした。 最初の目的地は滋賀県草津地区にある【森のお引越し】事業。第二名神高速道路の建設予定地の林を、付近の福祉施設との緩衝緑地としてそのまま土壌ごと引越すという事業ですが、10年経ったその土地は元の森として存続していました! 建設予定地からそのままの状態で運んできた大木は圧巻でした。実生もたくさん見られ、新しい命が育っているのも確認できましたがそのまま遷移に任せていると常緑樹が優占する暗い森林になってしまうやも・・・。参加者の方々の議論もつきません^^ 次の目的地は湖南市にある緑化技術センター。 昼食をとって、3班に分かれて敷地内の見学を行いました。 グリーンハウスの中では、地域性種苗が育てられており、これらは高速道路沿いの緑化に主に使われるとのことです。グリーンハウスの外には、国の天然記念物に指定されているウツクシマツがあったり、ビオトープがあったり(みなさんヤマモモに夢中)、底面潅水式の壁面緑化のモデルがあったりと、時間いっぱいまで見学を行いました。 |