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【中山利恵子】第7回 花嫁修業の定番は、お茶にお花に着付けに・・・[2018年10月16日(Tue)]
もう嫁に行って薹(とう)が立ってますが、先日草月会館でお花の体験をしました。
見えない人も見えていたころにお花をやっていたとか、それこそ先生だったとかいうことはあるのですが、私はそんなことはなく、ほんのすこーしだけかじったことがあるだけです。今回は剣山ではなく花器への投げ入れでした。

20181012生け花体験_181016_0083.jpg

まずは自己紹介から


「投げ入れ」というから、ほんとうにお花を投げて生けるのかと思っていた人もいる
ようです。私は花瓶に生けるのも投げ入れだと思っていました、でもお花や葉っぱを曲げたり葉っぱの途中に割いて穴を開けてそこに葉っぱの先端を通してねじったり、茎をわざと曲げたりする技法はとても興味深かったです。また花器に入れるときも、花の根本に45度の角度ではさみを入れて花器の内側面に沿わせて入れると、ちょうどいいところで止まってくれるという体験も面白く、「どうりで、母が生けた花はまっすぐではなく、水を変えようとすると中身が邪魔で水をこぼしにくかったりするんだなあ」と改めて子供の頃を思い出していました。

20181012生け花体験_181016_0024.jpg

先生も伝え方を試行錯誤!


見えないとお花の色もわからないし、おもしろくないのではないかしらという人がよくいます。また見えない人に色の話をするのはかわいそうだとか、失礼だとか思う人もいます。
これ、大きな間違いです。見えないからこそ色のこと、形のこと雰囲気のことなどをたくさん描写していただけたら嬉しいのです。

20181012生け花体験_181016_0021.jpg

華やかな作品になりました!


正直私は見える人が、「見えない人にお花を教えることができるのだろうか」という疑問を持つということが、そもそも疑問でした。
ただ私たちと直接接していただければその疑問も半分、いや、別の前向きな疑問に変わっていくことでしょう、次回は剣山で、クリスマス用のお花を生けてみたいなと思いました、たぶん、投げ入れよりは生けるという動作は楽だと想像していますが、さてさて、どうなりますやら。

20181012生け花体験_181016_0003.jpg

最後は先生と体験した皆で記念撮影!


(2018年10月16日:中山利恵子)

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img_nakayama.jpg
《中山利恵子》
1968年3月21日生まれ 東京都出身
都立文京盲学校卒 東京ヘレンケラー学院鍼灸科卒、整形外科、治療院 、企業内マッサージ師(ヘルスキーパー)として働き、2000年に結婚、1児を出産。自称「バリアフリーアドバイザー」として、地域の小学校などへの出前名物講座「真っ暗読み聞かせ」、「点字体験講座」、「アイマスク体験講座」、保護者、教員などへの、「全盲ママの子育てについての講演」、その他、都立六本木高校で点字の講師も務め る。企業への「オーダーメイドな接客接遇」についての講義も得意とする。「障害者と健常者との懸け橋」をテーマとし、下町育ちの人間味あふれるパワフル な講演内容には定評がある。
本人いわく、アピールする資格は「生まれつきの視覚障害者」。人からよく言われるのは、「らしくない障害者」これ、最大の褒め言葉かな?
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