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【明地久理子】ごあいさつの第一回[2017年06月15日(Thu)]
特定指定相談支援事業所で相談支援専門員として働いています。異動で、この4月から始めたばかりの仕事です。

これまで、知的障害者の方の通所施設、身体障害者の方のサポートをする介助犬の育成施設、精神障害者の方の通所施設で働いてきました。
支援の内容は異なりますが、関わった方々はそれぞれに「生きづらさ」を抱えていました。

ある利用者の方は、統合失調症で妄想や幻覚の症状があり、服薬を続けています。ある時、その方が私に言いました。「(一つの考えが浮かんでも、)本当に自分の考えなのか、統合失調症のせいでそう思うのか、はたまた薬を飲んでいるからそう考えるのか分からなくなることがあるんです。」と…。すごく衝撃を受けた一言でした。自分が考えていることが自分の考えではないかもしれないという不安はどれほどでしょう…?

生きづらさは、障害の有る無しだけに関わることではありません。私自身にも2人の子供がおりますが、暮らしている地域でベビーカーを押しながら小さな段差にぶつかったことで、初めて介助犬使用者の方々が車椅子でぶつかってきた日々のご苦労を身に染みて実感しました。
また、ご高齢の方が「駅の階段をゆっくり手すりを掴んで降りているとバタバタと後ろから急いでいる足音がする時があるが、もしぶつかられたらと思うととても怖い。」と話されていました。それまで『うまくよけて通ればよい』と軽く考えていましたが、足音だけでも、怖いと感じる方がいることを教えて頂きました。それからは階段を駆け下りることはしないようにしています。

ちょっと他の人の生きづらさに想いを馳せるだけで、自分の行動も少しだけ変わります。そんな小さな変化が重なって少しずつみんなが生きやすい社会になるかもしれません。

「相談支援専門員」は、障害のある人の相談に応じ、助言や連絡調整等の必要な支援を行うほか、障害福祉サービス利用計画を作成していきます。繋いでいくサービスは公共の福祉サービスに留まりません。民間のサービス、地域にある施設や人材などのインフォーマルな資源も含まれます。
一人一人が生きづらさを抱えた当事者にもなりうるし、その方を支える資源にもなりうるのです。
サービスをつなぐだけでなく、他の人の生きづらさに目を向けてもらえるようにみなさんに発信をしていくことも私たちの大事な仕事だと思っています。

とはいえ、まだまだ勉強中(汗)、アドバイザーとして関わらせていただく中で、更に学んでいきたいと思っています!

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《明地久理子》
1976年10月3日生まれ
東京都出身
都立富士高等学校卒
明治学院大学社会学部社会学科
高校時代から介助犬育成にボランティアとして関わり始める。デンマークで短期留学を経て、帰国後2004年から介助犬育成事業に従事。
2007年 社会福祉士取得、長女出産。
2011年 長男出産。2児の母。
現在は相談支援専門員として都内で勤務。
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このブログでは日本補助犬情報センターのアドバイザーの方々の様々な視点から、情報提供をしていきます。

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