「情熱×プロジェクト2012」では、プログラム提供団体の方と
しみセンの職員が知恵をだしあいながら、
企画を組み立てていっています。
10日の打合せは、
一般財団法人京都YWCA APTの岡さんと。
プログラム:
多文化雇用環境プログラム(中国・タイ・フィリピン編)
しみセンではなく、京都YWCAの事務所で、広報や今後のスケジュールについて打合せ。
クリスマス商品がたくさん並べられた物販コーナーに目を奪われつつ、打合せにイソシミマス。
APT(アプト)は京都YWCA会員の有志で活動しているグループ。
日本に住む外国人のための多言語相談・支援を続け、今年設立20周年を迎えました。
行政にも多言語による相談窓口はありますが、言葉や知識のハンディから行政の窓口に行くことに不安をもっている外国人もいます。
そんな彼らの立場に立ち、付き添いなどのきめ細やかな支援を行っているのが、APTの多言語電話相談です。
活動を20年続ける。それは本当に大変なことだと思うのです。
しかも、「時代」が色濃く反映される相談に対し、常に寄り添える専門性を確保していなければなりません。実は昨年よりAPTのみなさんと
「多くの外国人が日本で実際に働いている。その雇用先である企業と連携したり、
私たちの活動を企業の方に活用してもらえてこそ、自分たちが目標とする社会が造られるのでは・・・」
というお話を何度かさせていただいていました。
そうして出来上がったプログラムが、「多文化雇用環境プログラム」です。
20年にわたる電話相談の事例を、企業の方向けにカスタマイズしてお伝えします
今回は特に
製造業やサービス業など、実際の作業現場で外国人を雇用されている企業を主な対象とさせていただいています。
もちろん、
APTは日常生活の相談にも豊富に対応してこられましたので、
外国人との関わりでお悩みの方はぜひご参加ください
(森本のり子)