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第77回山口県美術展覧会審査会を傍聴しました [2025年03月11日(Tue)]
2月11日(火)・12日(水)、山口県立美術館で行われた第77回山口県美術展覧会審査会を傍聴しましたぴかぴか(新しい)

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山口県美術展覧会審査会は、審査の全ての段階が一般に公開されていて、事前に申し込めば、誰でも傍聴することができ、審査員の視点や考え方を直に体感することができます。
公開審査にしている公募展は、全国でも珍らしいようです。

今年度の審査員は、昨年度と同じく、彫刻家で京都市立芸術大学教授の松井紫朗さん、姫路市立美術館館長の不動美里さん、東京国立近代美術館主任学芸員で美術批評家の成相肇さんの3名です。松井さんは県美展の審査員が3回め、不動さん・成相さんは2回目の審査員。今年は審査委員長は不動さんがでした。

審査は、作品のジャンルを分けず、
1日目午前、1一次審査:入選候補作品を選定
1日目午後、2二次審査:入選作品を選定
2日目午前、3三次審査:入賞作品を選定
の三段階で行われます。

作品は、AタイプとBタイプに分けて、2月7日(金)〜9日(日)に搬入受付されています。
Aタイプ:審査に際して、比較的容易に移動が可能な作品
  絵画・写真など主に壁に掛けて展示する作品
Bタイプ:大きい、重い、割れやすい、など、審査中の移動が難しい作品
  陶芸・彫刻・インスタレーション・大掛かりな組作品など

Bタイプのうちインスタレーション・大掛かりな組作品など作品設置のためのスペースが必要なものは、11月23日(土)〜12月1日(日)に事前協議され、美術館内に設置されています。

一次審査・二次審査は、
繰出審査:審査員が着席し、その前に作品を繰出して審査
据置審査:審査員が移動し、据置された作品を審査

されます。
傍聴者は、繰出審査の時は、審査員席の後ろに設けられた傍聴席に座り、審査の様子を見ます。据置審査の時は、館内を審査員と共に移動して審査の様子を見ることができます。


111日(火)の午前中は入選候補作品を選ぶ一次審査が行われました。
今年度の出品作品296点ですexclamation
3人の審査員が「」と「×」の札をそれぞれ持ち、1人でも「」の札を上げれば、その作品は入選候補となります。

一次審査は出品作品全てを観ることができるまたとない機会です。
今年も繰出審査の際は審査委員長の不動審査員の真後ろの席に座わることができたので、作品だけでなく審査員の表情や仕草までしっかり見ることができ、ラッキーでした。

296点のうちAタイプ163点・Bタイプ60点の計223点入選候補作品として残りました。


211日(火)の午後からは入選作品を選ぶ二次審査が行われました。
第一次審査で入選候補作品となった223点について、2人の審査員が「」の札を上げたものが、入選となります。「」1つは選外です。

」「×」というのを一見で決めるのは素人の私からするととても困難なことのように思えますが、「完成度」「技術の高さ」「メッセージ性」「作者の意識」など水準を満たしているかどうかは経験値でほぼ分かるのだそうです。その上で、審査には審査員個人の好みや思い入れも多いに入っていて、「稚拙だけど好きだなあ」と推された作品がいくつかありました。

審査員の方は、一見なのに、「これは、あそこに展示してあった方と同じ作者ですね。」と鋭く指摘されていました。
私自身も知った方の作品は、いつも観ているので「◯ ◯さんの作品だ!」とだいたい分かりましたが、いくつも出品されているのを見落としたものもありました。

223点も残っているので、審査はサクサクすすむようでいて、「」が一つの場合は、「」をあげた審査員が一つひとつの作品について「何故なのか」を丁寧に述べられました。
その言葉で「×」を「」に変えられ、めでたく入選作品なったものが10数点ありました。その駆け引きがとても興味深かったです。

実は「×」が3つの時でさえ、「誰かがあげられると思ったんですが・・・」と言われることもあり、展示方法や次回作品のアドバイスをされた作品もありました。

「作品において中心的でない部分で疎かさが目立つ」「全体の見え方見せ方に配慮が足りない」作品は低評価になるようです。

公開審査ですから当然出品者が傍聴にたくさん来られていました。審査員の方は、どなたが出品者か分からずとも、傍聴されていることは承知の上でしょうし、自ずと一点一点の審査は真剣そのもので、「コメント」にも愛黒ハートがあふれています。

何故1枚の絵(写真)ではなく組作品にしたのか、何故インスタレーションにしたのか、など鋭く追求されていました。

ひとりが何点か出品している場合は、なるべく1点でもすくい上げようとされていました。1票ずつに割れている時は、話し合いで1点を残されたり、反対に、1点のみに絞られたことも多々ありました。

「あの人のあの作品も落ちるんだ・・・」と某賞の大賞を受賞された方々や著名なアーティストの方の作品がいくつか選外となりました。
成相さんは講評で「昨年と同じ作者と思われる出品作が気になり、技術的に優れていても既に自らのジャンルを確立しているから故に、チャレンジングな部分を見出し難いと思われる場合は低い評価としました」と言われていました。

「うまく描いた(創った)その先に、そこからこぼれ落ちるもののある」作品や、全てを呈示しているのではなく「観る人に問いかける、ひっかかる」作品を選ばれているようです。
独自性、鑑賞者を惹きつける力なども、審査の大きな要素のようです。

審査員は審査の途中で何度もタイトルを確認されていて、作品に込められたものをタイトルから得ようとされているようでした。タイトルの付け方も、すごく大切な要素だということが今回もよく分かりました。


Aタイプ91点・Bタイプ29点の計120点入選作品となりました。


32日目の12日(水)は、いよいよ入賞作品を選定する三次審査です。
会場に入ると選外の作品は撤去され、入選以上の作品のみ130点が据置されていました。

@まず入賞作品を選びます。
審査員は黄・青・赤の色違いの紙を15枚ずつ持ち、会場を回りながら作品の前に色紙を置いていきます。色紙が1枚でも置かれた作品は入賞作品ということになります。
傍聴者は、自由に館内を回ることができます。

その結果、Aタイプ26点、Bタイプ13点の計39点入賞作品となりました。

大賞1点、優秀賞5点というのは決まっているので、ここで佳作の作品数が33点というのが確定しました。

A入賞以外のAタイプの作品は裏返され、審査員が各々6枚ずつ色紙を持ち、会場を回りながら作品の前に色紙を置いていき作品を絞っていきます。
傍聴者は、自由に館内を回ることができます。39点のうち、1枚でも色紙が置かれた作品 Aタイプ9点、Bタイプ4点の計13点が入賞候補として残りました。

B色紙の置かれた作品のみ一つの部屋に集められ、Bタイプのなかで動かせない作品は机の上に写真が置かれました。審査員は各々3枚ずつ色紙を持ち、作品の前に色紙を置いていきました。
傍聴者はテープの向こうからその様子を見ます。

色紙が1枚以上置かれた作品 8点が残りました。


Cさらに作品大賞+優秀賞候補作品を絞り込むため、審査員が各々2枚ずつ色紙を持ち、作品の前に色紙を置いていきました。

色紙が置かれた6点が、作品大賞+優秀賞候補作品に決まりました。
実は「Self - Portrait 25 - 1」が不動審査員・松井審査員の2票を獲得していたのですが、松井審査員が紙の置いていなかった「フレーミング―つまらない風景あるいは幾何学的抽象(中に見る/外に見る、その相互浸透から現われるもの)」へ変更されたので、6点残ったという経緯があります。

一方、候補作として残っていた「《その後の世界でU》より〈蜘蛛の巣〉〈奇跡〉〈脱出〉」と「大好きな彼女が生て、さすってくれるだけで不思議と痛みが無くなる」の2点は、ここで佳作となることが決定し、本当に残念でした。

ここで、札の置かれなかった作品33点佳作と確定しました。

審査員が最後まで推された作品はこちらの6点です。
成相審査員
 「死への畏怖」
 「緋を背に」
松井審査員
 「ロケットパンチ9号」
 「フレーミング―つまらない風景あるいは幾何学的抽象(中に見る/外に見る、その相互浸透から現われるもの)」
不動審査員
 「Self - Portrait 25 - 1」
 「陶インスターレイション(苔むした宇宙の星たち)」


D残った6点から大賞1点を決めるため、審査員が1枚ずつ色紙を持ち、作品の前に色紙を置いていきました。
その結果、「Self - Portrait 25 - 1」に不動審査員と松井審査員の2票、「死への畏怖」に成相審査員1票が入りました。

協議の末、大賞に「Self - Portrait 25 - 1」が選ばれましたひらめき


大 賞 1点
優秀賞 5点
佳 作 33点
入 選 81点

かいつまんでいうと、こんな流れで大賞が決定しました。
296点(応募作品)
 ↓ 
【一次審査:入選候補作品選定】 
223点(入選候補作品決定)・・・選外73点
 ↓ 
【二次審査:入選作品を選定】 
120点(入選数決定)・・・選外103点 計176点決定
 ↓ 
【三次審査:入賞作品を選定】
@39点(佳作作品数33点決定)
    ・・・入賞作品以外の入選作品81点決定
 ↓
A13点
 ↓
B8点(優秀賞・大賞候補作品決定)
 ↓ 
C6点(佳作作品33点決定及び優秀賞以上作品6点決定)
 ↓ 
D1点(大賞作品1点・優秀賞作品5点決定)


審査が終わり、傍聴者による審査員への質疑応答等の時間になりました。
出品者2名の方が質問し、アドバイスを受けられていました。
例えば書に文字だの資料だので補強しインスターレーション作品とすることは、作品としての弱さを強調してしまう、と答えられていました。

私も大賞作品について質問したいことがありました。
不動審査員は大賞作品を「出口の見えない困難を抱えながら生きる現代の多くの人々に限界突破の力を与え得る可能性に満ちた作品」と絶賛され、昨年も「Self-portrait 24-3」一昨年も「Self portrait 42-12」が佳作、その前が「Self ・ portrait 41-32」が入選となっていました。松井審査員の講評「アートは生もの。如何に自立したものであるか、その優劣や強度だけが問われるのではなく、同じ時間を生きている人々の中でそれがどれだけ心動かすものとして位置づけることができるかが問われる」というのが大賞に選出された答えでしょうか。

審査の過程に立ち会うことができ、とても貴重な時間でした。


かわいい松井紫朗(まつい・しろう)かわいい
彫刻家、京都市立芸術大学教授。1960年奈良県生まれ。1986年、京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。1983年の初個展以来、木・金属・石などを用いた独自の造形で、「アート・ナウ’ 85」展(兵庫県立近代美術館 1985)に選出されるなど、「関西ニューウェーブ」を担う一人として注目を集める。1990年代からは、シリコンラバーやテント素材を用いた作品や、ナイロン素材の巨大なバルーンを空間に展開させる作品などを発表。JAXA(宇宙航空研究開発機構)との共同研究では、国際宇宙ステーションでの庭作り「宇宙庭」(2009〜2010)や、軌道上の宇宙空間の採取「Message in a Bottle」(2011〜2013)を実施する。2014年からは地上ミッションとして「手に取る宇宙」を各地で開催。文化庁優秀賞(1999)、宇部市制施行80周年・野外彫刻40周年記念賞(第19回現代日本彫刻展 2001)などの受賞歴がある。山口県美展の審査は3回目。

かわいい不動美里(ふどう・みさと)かわいい
姫路市立美術館館長。1961年京都府生まれ。大阪大学文学部美学科(美術史専攻)卒業。1985年度スペイン政府給費生としてマドリード・コンプルテンセ大学にて絵画、彫刻デッサンを学ぶ。岐阜県現代陶芸美術館学芸員、金沢21世紀美術館学芸課長を経て、2022年より現職。主な企画展に、2003年「ロシア・アヴァンギャルドの陶芸:モダン・デザインの実験」、2005年「Alternative Paradise〜もうひとつの楽園」、2009年「愛についての100の物語」、2010年「Alternative Humanities〜新しい精神のかたち:ヤン・ファーブル×船越桂」、2021年「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」など。共著に『芸術環境を育てるために』(松井利夫・上村博/編 京都造形芸術大学 東北芸術工科大学 出版局 藝術学舎 2020)がある。山口県美展の審査は2回目。

かわいい成相肇(なりあい・はじめ)かわいい
東京国立近代美術館主任研究員、美術批評家。1979年島根県生まれ。一橋大学大学院言語社会研究科修了。美術と雑種的な複製文化を混交させる企画を手がけながら、府中市美術館、東京ステーションギャラリー学芸員を経て2021年より現職。主な企画展に2011年「石子順造的世界 美術発・漫画経由・キッチュ行」(第24回倫雅美術奨励賞)、2014年「ディスカバー、ディスカバー・ジャパン 「遠く」へ行きたい」、2017年「パロディ、二重の声 日本の1970年代前後左右」、2022年「大竹伸朗展」など。著書に『芸術のわるさ コピー、パロディ、キッチュ、悪』(かたばみ書房 2023)がある。山口県美展の審査は2回目。



=参考=
第76回(2023年度) 展覧会:3月7日(木)〜24日(日)
 出品246点 ⇒ 130点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作32点、入選92点
  大賞 井岡義朋「⿁哭啾啾」 
  第76回山口県美術展覧会審査結果
第75回(2022年度) 展覧会:11月24日(木)〜12月11日(日)
 出品246点 ⇒ 102点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作26点、入選70点
  大賞 吉村大星「ザルの惑星」 色鉛筆(4枚組)
  第75回山口県美術展覧会審査結果
第74回(2021年度) 展覧会:2021年12月3日(金)〜19日(日)
 出品396点 ⇒ 60点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作17点、入選37点
  大賞 大村洋二朗「Hello Japan」 多面化写真彫刻
  第74回山口県美術展覧会審査結果
第73回(2019年度) 展覧会:2020年2月13日(木)〜3月1日(日)
 出品364点 ⇒ 90点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作26点、入選58点
  大賞 津川奈菜「Loop Town」 ドローイング
第72回(2018年度) 展覧会:2019年2月14日(木) 〜3月3日(日)
 出品297点 ⇒ 114点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作26点、入選82点
  大賞 ロベルト・ピビリ「椹野川沿いのイノシシの行進」 インスタレーション
第71回(2017年度) 展覧会:9月16日(土)〜10月1日(日)
 出品396点 ⇒ 61点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作16点、入選39点
  大賞 山根秀信「食卓の上の廃墟2017」 インスタレーション
第70回(2016年度) 展覧会:9月23日〜10月10日
 出品402点 ⇒ 143点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作31点、入選106点
  大賞 保手濱拓「memento(グンバイナズナ)」
第69回(2015年度) 展覧会:9月26日〜10月12日
 出品362点 ⇒ 128点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作25点、入選97点
  大賞 深田佳心「ボクラノユクエ」
第68回(2014年度) 展覧会:10月2日〜10月19日
 出品359点 ⇒ 113点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作27点、入選80点
  大賞 小田善郎「顔遊び1」 アクリル画(5枚組)
第67回(2013年度)  展覧会:2014年3月13日(木)〜3月30日(日)
 出品469点 ⇒ 80点 ⇒ 大賞1点、優秀賞5点、佳作21点、入選53点
  大賞 山本新治・TAO「おれたちの仕事(春と修羅)A」


ブログをアップする時点で、既に審査結果が公表され、展覧会も開催中でもありますので、受付番号ではなく、作品タイトルを明記しました。
2月20日、山口県より「「第77回山口県美術展覧会」の開会式及び表彰式について 」が報道発表されました。
2月27日、非公開ではありますが、山口市美術展覧会の審査会がありました。

第77回山口県美術展覧会開催要項▼
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/189972.pdf

第77回山口県美術展覧会審査結果▼
https://y-pam.jp/heart/2024/images/exhibition/pdf_result.pd
建築家 田戸義彦氏と語る「図書館のこれから」〜"子どもの場"の新たな事例から〜 @ 山陽小野田市立中央図書館 開館30周年記念行事 第1弾 [2025年03月10日(Mon)]
3月15日(土)、山陽小野田市立中央図書館で、開館30周年記念行事「中央図書館実施設計の担当者 建築家 田戸義彦氏と語る「図書館のこれから」〜"子どもの場"の新たな事例から〜」が開催されますぴかぴか(新しい) 

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1995年(平成7年)に開館した中央図書館は、本年で開館30周年を迎えます。
これを記念する行事の第1弾として、当館建設時の実施設計者である建築家 田戸義彦氏を招き、次世代の図書館像についてビジョンと情熱を語っていただきます。


るんるん日時るんるん 2025年3月15日(土)14:00〜15:30
るんるん会場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2階 視聴覚ホール
るんるん演題るんるん
中央図書館の実施設計者 建築家・田戸義彦氏と語る「図書館のこれから 〜"子どもの場"の新たな事例から〜」
るんるんゲストるんるん 田戸義彦(一級建築士)
るんるん定員るんるん 50名程度(要申込)
るんるん聴講料るんるん 無料
るんるん申込方法るんるん 窓口・電話・FAX・E-mailのいずれかで申込
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)


かわいい田戸義彦かわいい
一級建築士。
1981年 (株)和設計事務所
2005年 (株)寺田大塚小林設計同人取締役
2007年 (株)アジール・コア設立(代表就任)
2022年 (株)テクノ工営(管理建築士)
1992年 小野田市新図書館実施設計、1998年 印西市小倉台図書館基本・実施設計、2000年
田原市図書館実施設計、2005年 原町市図書館及び複合施設基本設計、2006年 南相馬市立
図書館実施設計、2016年 磐田市こども図書館改修基本計画・実施設計、など図書館関係の
設計・プロポーザル多数。
モンゴル大草原のものがたり 〜空をかけ、海をこえてやってきたモンゴル遊牧民の楽しいものがたり〜 モンゴル人絵本作家ボロルマー&ガンバートル絵本原画展 @ クリエイティブ・スペース赤れんが [2025年03月09日(Sun)]
3月25日(火)〜29日(土)、クリエイティブ・スペース赤れんがで、「モンゴル大草原のものがたり 〜空をかけ、海をこえてやってきたモンゴル遊牧民の楽しいものがたり〜 モンゴル人絵本作家ボロルマー&ガンバートル絵本原画展」が開催されますぴかぴか(新しい)

3月27日(木)、モンゴル×徳地和紙 ワークショップ「モンゴルすごろくで遊ぼう!」が開催されますぴかぴか(新しい)

3月28日(金)、モンゴルの民族楽器 馬頭琴コンサートが開催されますぴかぴか(新しい)

毎日14:30から紙芝居の実演もありますぴかぴか(新しい)

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バーサンスレン・ボロルマーイチンノロブ・ガンバートルは、日本を拠点に活躍するモンゴル人絵本作家夫妻です。
中国地方初の開催となる本展覧会では、絵本『モンゴル大草原800年』『トヤのひっこし』『おいしいめだまやき』(以上、福音館書店刊)、『イヌワシつかいのエルジャン』『空とぶ馬と七人のきょうだい』(ともに、あかつき教育図書刊)の原画から40点あまりを展示します。
2人が紡ぐものがたりは、モンゴル大草原に生きる遊牧民の暮らしや文化、勇気や知恵、家族への愛情や馬との深い絆を、繊細なタッチで生き生きと描きだします。空をかけ、海をこえてやってきた大草原のものがたりを通じて、異文化への理解を深め、モンゴルをもっと身近に感じていただけたら幸いです。


るんるん日 時るんるん 2025年3月25日(火)〜29日(土)9:00〜17:00
   (25日は13:00〜18:00、28日は9:00〜20:00)
るんるん会 場るんるん クリエイティブ・スペース赤れんが ホールT
  山口市中河原町5-12
るんるん参加費るんるん 入場無料
るんるん主 催るんるん 日本モンゴル絵本・紙芝居協会、クリエイティブ・スペース赤れんが(認定NPO法人こどもステーション山口)
るんるん共 催るんるん 山口市
るんるん後 援るんるん 駐日モンゴル国大使館、福音館書店、山口県国際交流協会
るんるん協 力るんるん 千々松和紙工房、徳地和紙ワークス 


関連イベント

かわいいモンゴル×徳地和紙 ワークショップ「モンゴルすごろくで遊ぼう!」
モンゴルの遊牧民の子どもたちが遊んでいるすごろくでもりあがろう。徳地和紙をつかって馬のかたちのコマをつくるよ。サイコロはなんと本物の羊のくるぶしの骨「シャガイ」!

るんるん日 時 3月27日(木)10:00〜 1時間程度
るんるん会 場 C・S赤れんが 1F ホールT
るんるん講 師 
  バーサンスレン・ボロルマー
  イチンノロブ・ガンバートル
  船瀬春香(徳地和紙ワークス)
るんるん対 象 小学生以上
るんるん定 員 先着10名(電話で要予約)
るんるん参加費 300円
るんるん申込先 C・S赤れんがホール 電話 083-928-6666


かわいいモンゴルの民族楽器 馬頭琴コンサート
モンゴルの民族楽器「馬頭琴」。
馬頭琴演奏家のウルグン氏の奏でる豊かな音色で、遥かな大草原へと誘います。馬頭琴を聴きながら描くボロルマーのライブペイントや絵本の読み聞かせなどもお楽しみください。


るんるん日 時 3月28日(金)18:00〜(30分前開場)1時間程度
るんるん会 場 C・S赤れんが 2F ホールU
るんるん奏 者 ウルグン
るんるん入場料 一般500円 18才以下無料(要整理券)
  赤れんがにて販売、配布。無くなり次第締切
るんるん主 催 山口市、クリエイティブ・スペース赤れんが


かわいい紙芝居の実演

るんるん日時 毎日14:30〜


かわいいイチンノロブ・ガンバートルかわいい Ichinnorov Ganbaatar
モンゴル文化芸術大学美術部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。
大学時代の同級生でもあるボロルマーと共同して、絵本や紙芝居を多数創作している。紙芝居に『おばあさんとマンガス』(童心社)、絵本に『空とぶ馬と七人のきょうだい』(あかつき教育図書)、『ゴナンとかいぶつ モンゴルの昔話より』(偕成社)、『トヤのひっこし』、『モンゴル大草原800年』(ともに福音館書店)などがある。

かわいいバーサンスレン・ボロルマーかわいい Baasansuren Bolormaa
1982年ウランバートル生まれ。幼少より絵を学ぶ。9歳で在モンゴル日本国大使館主催の絵画コンクールで優勝。
モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。イタリアの夏季奨学金プログラムやモスクワのシンポジウムに参加してイラストレーションを学ぶ。モンゴルの児童書や教科書に多数挿絵を描く。
2008年、文教大学に留学生として来日。現在は日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活動している。
1999年『馬上の話』がモンゴルで最優秀図書に選定。 2004年『モンゴルの黒い髪』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第19回国民文化祭上陽町絵本大会グランプリを受賞(文部科学大臣奨励賞)。同年『ぼくのうちはゲル』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第14回野間国際絵本原画コンクールグランプリを受賞、同作はカナダでも出版される。さらに2008年第1回家族のきずな絵本コンテストで優秀賞、09年第10回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞(ともにイチンノロブ・ガンバートル文)する。2013年ボローニャ国際絵本原画展入賞など、受賞多数。
絵を手がけた絵本に『バートルのこころのはな』『かしこいのはだあれ?』(ともに小学館)、『うさぎのみみしばり』(鈴木出版)などがある。

かわいいウルグンかわいい
内モンゴル出身の馬頭琴演奏家。内モンゴル大学芸術学院音楽学部を卒業。2009年来日、新潟大学教育学部音楽科にて作曲を勉強。現在、各地でコンサートや馬頭琴の普及活動を精力的に行う。


『モンゴル大草原800年』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2018.7.5)
モンゴル草原800年.jpg

『トヤのひっこし』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2015.1.25)
トヤのひっこし.jpg

『おいしいめだまやき』
(こどものとも年少版 2024年10月号)
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2024.10.1)
おいしいめだまやき.jpg

『イヌワシつかいのエルジャン』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 あかつき教育図書 2023.7.7)
イヌワシつかいのエルジャン.jpg

『空とぶ馬と七人のきょうだい モンゴルの北斗七星のおはなし
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 廣済堂あかつき→あかつき教育図書 2021.6.12)
空とぶ馬と七人のきょうだい モンゴルの北斗七星のおはなし.jpg



バーサンスレン・ボロルマーさんについては、ジョイネットを始めたばかりの2004年だったと思いますが、絵本作家・紙芝居作家の長野ヒデ子さんが、『モンゴルの黒い髪』(バーサンスレン・ボロルマー/作 長野ヒデ子/訳 石風社 2004.11)を通して紹介されたことを覚えています。講演会の会場もC・S赤れんがの2Fでした。

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令和6年度山口市美術展覧会 @ 山口市民会館 [2025年03月08日(Sat)]
3月2日(日)、山口市民会館で行なわれた令和6年度山口市美術展覧会表彰式に行きましたぴかぴか(新しい)

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大賞を受賞されたのは、小田伸次郎さん「生命の樹.インド更紗」(絵画)でした。
伊藤和貴山口市長より、賞状と副賞20万円が手渡されました。

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スウェーデンのグレタ・トゥーンベリの環境活動に触発された絵だという。
モデルを実際に前にして描かれるのですかとお聞きすると、彼の地を旅行した際撮り貯めた写真から描くとのこと。
この絵を描くきっかけとなった倒木の写真「気候危機」も、小ホールの写真部門のところに展示してあります。


準大賞は、西田伊吹さん「metamorphose」(絵画)。
入江幸江山口市議会議長より、賞状と副賞10万円が手渡されました。

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metamorphose後の未来が気になる作品です。若い”息吹”が嬉しいです。


おごおり文化協会賞は、山根みどりさん「宿根 (タンポポモドキの根・秋)」 (絵画)

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「黒」の色を出すのにとっても苦労されたそうです。
山口県立美術館の第77回山口県美術展覧会に展示中(〜3月16日(日))の佳作受賞作品「結 (タンポポモドキの根)」と併せて見ることをお勧めします。


奨励賞伊賀晶子さん「交信」(彫刻)

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第77回山口県美展 佳作作品「《その後の世界でU》より〈蜘蛛の巣〉〈奇跡〉〈脱出〉」のように日本画only だと思っていたので、立体も造られるのだと、その力量にまず驚きました。まだ、隠し球を持っている、と伊賀さん。楽しみです。


審査員特別賞は、ゆうむらとしこさん「ゾウは何処から来たのか・朝焼」(絵画)

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二紀広島巡回展に展示された作品や令和4年度準大賞作品「ゾウハドコカラキタノカ ゾウハドコヘイクノカ」のシリーズ作品。左右の魚の行列、ゾウの行列が悠久の時の流れを感じさせます。朝焼けに浮かぶものは何? 聞き忘れました・・・。
後日聴いたところ、「クラゲ」だそうです。


小田さんの大賞受賞のコメントは▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104775.pdf

令和6年度山口市美術展覧会講評は▼
入賞作品の画像もあります。
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104777.pdf

その他の受賞者はこちらの通り。(敬称略)

山口市市教育委員会賞 
 神無月「刺しゅう→複写→包装」(デザイン)
山口文化協会賞 
 徳永和代「閑寂」 (絵画)
奨励賞 
 原田美知子「 「思い出の木 」 」(工芸(パッチワーク))
 関谷富美代「百人一首」(書)
 秋山きらら「しわよせ」 (その他)
 西林美奈子「萩茶碗」 (工芸(陶芸))
審査員特別賞
 村田賢二「労る」 (絵画)
 竹本寛子 「田水張る」 (絵画(水墨画))
 廣澤優理子「虎関師錬」(書)
 黒田悌弘「追憶」(絵画)

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審査会は、以下の5名の方により非公開で行われました。(敬称略)
 小橋圭介(山口県立大学国際文化学部准教授)
 関根佳織(下関市立美術館学芸員)
 松田鶴信(書家・山口東京理科大学非常勤講師)
 後藤修(山口県立美術館学芸専門監)
 難波章人(山口芸術短期大学准教授)


今年度は、143点の応募があり、全ての作品が入選しました。
入賞作品、書・彫刻・デザイン・その他部門は展示ホール、絵画・写真・工芸部門は小ホールに展示されており、山口市在住、在勤、在学の14歳から90歳の方々の力作が並びます。

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るんるん会 期るんるん 2025年3月2日(日)〜9日(日)
るんるん時 間​るんるん 10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
るんるん会 場るんるん ​山口市民会館 展示ホール・小ホール
  山口市中央2丁目5−1
るんるん問合先るんるん 山口市文化交流課 電話 083-934-2717
るんるん主 催るんるん ​山口市・山口市教育委員会・山口文化協会・おごおり文化協会
るんるん後 援るんるん あいお文化倶楽部・阿知須文化協会・徳地文化協会・阿東文化協会・(公財)山口市文化振興財団


令和6年度山口市美術展覧会審査会の入選者一覧は▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104683.pdf

参考までに開催要項▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/99861.pdf


応募要項を読んでいて、「山口市内の文化講座・文化団体に所属している方」も応募可能だということを不覚にも今知りました。
山口市民ではなくても、山口市内に通勤、通学していなくても、広く門戸が開かれているんですね。
イースターエッグをつくろう! @ 山陽小野田市立中央図書館 [2025年03月07日(Fri)]
3月22日(土)、山陽小野田市立中央図書館で、「イースターエッグをつくろう!」が開催されますぴかぴか(新しい)

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世界でひとつだけのイースターエッグをつくりましょう☆

るんるん日 時るんるん 2025年3月22日(土)14:00〜14:45
    ※13:50までに集合
るんるん会 場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第1会議室
るんるん講 師るんるん 嶋田千里
るんるん対 象るんるん どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
るんるん定 員るんるん 大人・子ども合わせて15名程度(要申込)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)
墨が生み出す色の世界 〜長登銅山跡出土木簡と書道家 紅秋作品展〜 @ 長登銅山文化交流館企画展 [2025年03月06日(Thu)]
3月15日(土)〜30日(日)、長登銅山文化交流館で、長登銅山文化交流館企画展「墨が生み出す色の世界 〜長登銅山跡出土木簡と書道家 紅秋作品展〜」が開催されますぴかぴか(新しい)
3月15日(土)、ワークショップ「円面硯等を使った水墨画作成」が開催されますぴかぴか(新しい)

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るんるん日 時るんるん 2025年3月15日(土) 〜30日(日)9:00〜16:30 
  休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
るんるん会 場るんるん 長登銅山文化交流館
  美祢市美東町長登610
  電話 08396-2-0055
るんるん入場料るんるん 大人300円 小・中学生200円 幼児無料


かわいいワークショップ「円面硯等を使った水墨画作成」

紅秋氏による木簡書きや円面硯使った作品デモンストレーション

るんるん日時 2025年3月15日(土)13:00〜16:00
るんるん会場 長登銅山文化交流館 シアター室
るんるん対象 小学生以上
るんるん定員 先着15名
るんるん参加費 500円(入館料別途有)
るんるん申込 長登銅山文化交流館まで
『読む』に困る人へのサポートを体験共有しよう 〜読書バリアフリーってなぁに?〜 @ 小郡図書館友の会鉢の子主催 多文化にふれる図書館講座 [2025年03月05日(Wed)]
3月8日(土)、山口市立小郡図書館で、多文化にふれる図書館講座「『読む』に困る人へのサポートを体験共有しよう 〜読書バリアフリーってなぁに?〜」が開催されますぴかぴか(新しい)

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読書バリアフリーを知って誰でも読書ができる⼭⼝市にしようやぁ!

るんるん日 時るんるん 2025年3月8日(土)13:30〜15:00
るんるん場 所るんるん 山口市立小郡図書館
   山口市小郡下郷609番地1

るんるん内 容るんるん  
・困っている人をサポートをしている方のお話を聞こう
  宗正いぶき(山口県立山口南総合支援学校)
  甲斐昭美(山口盲ろう者友の会)

・読書補助具「リーディングトラッカー」を作ってみよう
  視⼒の衰え、視覚障害や読むことに集中しづらい⼈に役⽴ちます
  作ったものは当日持ち帰ることができます

・読書バリアフリーの体験セットを触ってみよう
  大活字本、LLブック、点字本、布絵本など

るんるん定 員るんるん 20名程度(事前申込・先着順)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申込先るんるん 山口市立小郡図書館 電話 083-973-0098
るんるん問合先るんるん 小郡図書館友の会鉢の子(中原) 090-7978-1132
るんるん主 催るんるん 小郡図書館友の会鉢の子
るんるん共 催るんるん 山口市立小郡図書館
るんるん協 力るんるん (公財)文字・活字文化推進機構、山口市立秋穂図書館
泣いたこと @ 山陽小野田市立中央図書館 第82回 随筆カフェ [2025年03月04日(Tue)]
3月15日(土) 、山陽小野田市立中央図書館で、「第82回 随筆カフェ」が開催されますぴかぴか(新しい)

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エッセイについて、気軽におしゃべりしてみませんか?
随筆カフェとは、
 ●随筆を書いたことがある人
 ●これから随筆を書きたいと思っている人
 ●おもしろい随筆を読みたい人
が集まって、皆で気軽におしゃべりする会です。
2月のテーマは「泣いたこと」です。


るんるん日時るんるん 2025年3月15日(土)10:00〜
るんるん会場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第2会議室
るんるん対象るんるん どなたでも参加可能(要申込)
るんるん随筆が用意できる方へ(お願い)るんるん
  1600字(400字詰め原稿用紙4枚分)以内
  原稿をワードなどで作成して用意する場合は、可能であれば文字の大きさを12ポイントに設定
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)
福田百合子が『外郎の家』を語るPart6 ―朗読会とお話と歌の会― @ 山口の朗読屋さん [2025年03月03日(Mon)]
3月18日(火)、大殿地域交流センターで、山口の朗読屋さんによる「福田百合子が『外郎の家』を語るPart6 ―朗読会とお話と歌の会―」が開催されますぴかぴか(新しい)

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るんるん日時るんるん 2025年3月18日(火)14:00〜16:00
るんるん場所るんるん 山口市大殿地域交流センター 1F 講堂
  山口市大殿大路120-4 電話 083-924-5592
るんるんゲスト講師るんるん 福田百合子先生(中原中也記念館名誉館長)

るんるん内容るんるん

リレー朗読『外郎の家』第二章「わらびの根」
 [山口の朗読屋さん]

朗読『文芸山口』より

朗読『骨にもなれない骨 ―ビキニ被爆詩集―』(ふるさと紀行選書 2 ふるさと高知)(武政博/著 ふるさと紀行編集部 1987)

実演+歌『歌う紙芝居・春』(高齢者紙芝居シリーズ11)(ときわひろみ/文 折原由美子、村形隆子、ときわひろみ /絵 埼玉福祉会)
 [山口の朗読屋さん]

ギター弾き語り オリジナル曲
 [原田宏美]

紙芝居実演『いたずらぎつね』

絵本朗読『ドームがたり』

るんるん定員るんるん 50名(配布資料準備の関係で前日までに要予約)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・申込・問合るんるん 山口の朗読屋さん(代表 林伸一)        
  〒753-0815 山口市維新公園1-12-5 
  携帯電話 090-6415-8203
  fax to 083-920-3459
  mail to hayashix@yamaguchi-u.ac.jp 
るんるん後援るんるん 山口市、コープやまぐち
るんるん助成るんるん 山口メセナ倶楽部


『外郎の家』
(福田百合子/著 毎日新聞出版 1987.3)
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『いたずらぎつね』(日本民話かみしばい選・わらいばなしがいっぱい)
(桜井信夫/脚本 藤本四郎/絵 松谷みよ子/監修 童心社 1984.9)
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『ドームがたり』
(アーサー・ビナード/作 スズキコージ/画 玉川大学出版社 2017.3)
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秋植え用の堆肥作り〜ダンボールコンポストで生ごみを堆肥にしよう!!〜 @ 山口市リサイクルプラザ やまぐちエコ倶楽部アイデア講座 [2025年03月02日(Sun)]
3月13日(木)、山口市リサイクルプラザで、やまぐちエコ倶楽部アイデア講座 「秋植え用の堆肥作り〜ダンボールコンポストで生ごみを堆肥にしよう!!〜」が開催されますぴかぴか(新しい)

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(『市報やまぐち』2025年2月15日号)

毎日のように台所から出る生ごみを燃えるごみに出すのではなく、ダンボールコンポストに入れることによって、生ごみが堆肥になり、野菜に生まれ変わります。
ダンボールコンポストは最も簡単で大きな循環活動です。


るんるん日 時るんるん 2025年3月13日(木)10:00〜12:00
るんるん場 所るんるん 山口市リサイクルプラザ 市民工房
るんるん内 容るんるん ダンボールコンポストを作ります
  今日からダンボールコンポストが使えますよ!
るんるん講 師るんるん 山口智子(やまぐちエコ倶楽部)
るんるん参加費るんるん 無料
  ※基材代など必要ありません
るんるん持参物るんるん あれば、縦横高合計100cm程度の段ボール箱
るんるん申 込るんるん 不要
  ※当日、山口市リサイクルプラザに直接お越しください
るんるん主 催るんるん やまぐちエコ倶楽部


かわいいダンボールコンポストかわいい
ダンボールコンポストとは、ピートモスやもみ殻燻炭などの基材が入った段ボール箱に、家庭から出る生ごみを入れ、減量・堆肥化を行うものです。
こちらのサイトに「ダンボールコンポスト」のことが載っています。
https://www.c-able.ne.jp/~ymgplaza/compost/index.html
中也のジグドールを作りました [2025年03月01日(Sat)]
2月22日(土)、中原中也記念館 企画展U(後期)「原田和明のオートマタと中原中也」関連イベント「ワークショップ「中也のジグドールを作ろう」」に参加しましたぴかぴか(新しい)

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ジグドール(Jig Doll)(または、リンバージャック Limberjacks)とは 、 木かブリキでできたおもちゃの人形で、 人形の足下の板を振動させると、それに連動して手足が動くようになっていて、踊っているようにも、歩いているようにも見えます。

会場に展示されている「ピチべの哲学」、月でチャールストンを踊るお姫様の仕組みと同じです。

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オートマタ作家 原田和明さんとめぐみさんと一緒に中也のジグドール作るという夢のような企画・・・応募者多数のところ、厳正な抽選の結果、どうにか滑り込むことができました。
な、なんと、京都からの参加者もいて・・・恐るべし、原田さん人気!

材料は全て原田さんがカットされパーツを準備されていたので、参加者は彩色して組み立てるという、一見とても簡単そうなワークショップです。
でも、やり出すと私は肌色と黒色を塗るだけで精一杯。皆さんはそれぞれ工夫され、自分と同じ洋服を着せたり、お洒落なシャツを着せたりと唯一無二の中也ジグドールを作られていました。

最後に、めぐみさんの演奏に合わせて、9体の中也ジグドールを踊らせて大盛り上がりのうちに終わりました。

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原田さん、めぐみさん、池田さんをはじめとした中也館の方々、参加者の皆様、ありがとうございました。

制作中は全く余裕がなく写真を撮るどころでなかったので、後日(2月27日)、中ちゃんと一緒に中原中也記念館を巡ってカメラ

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  ピチべの哲学

チヨンザイチヨンザイピーフービー
俺は愁[かな]しいのだよ。
―――あの月の中にはな、
色蒼ざめたお姫様がいて………
それがチャールストンを踊ってゐるのだ。
けれどもそれは見えないので、
それで月は、あのやうに静かなのさ。

チヨンザイチヨンザイピーフービー
チャールストンといふのはとてもあのお姫様が踊るやふな踊りではないけれども、
そこがまた月の世界の神秘であつて、
却々[なかなか]六ヶ敷[むつかし]いところさ。

チヨンザイチヨンザイピーフービー
だがまたとつくと見てゐるうちには、
それがさうだと分つても来るさ。
迅[はや]いといへば迅い、緩(おそ)いといへば緩(おそ)いテムポで、
ああしてお姫様が踊つてゐられるからこそ、
月はあやしくも美しいのである。
真珠のやうに美しいのである。

チヨンザイチヨンザイピーフービー
ゆるやかなものがゆるやかだと思ふのは間違つてゐるぞォ。
さて俺は落付かう、なんてな、
さういふのが間違つてゐるぞォ。
イライラしてゐる時にはイライラ、
のんびりしてゐる時にはのんびり、
あのお月様の中のお姫様のやうに、
なんにも考へずに絶えずもう踊つてゐれあ
それがハタから見れあ美しいのさ。

チヨンザイチヨンザイピーフービー
真珠のやうに美しいのさ。