7月1日(日)、
「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」関連行事
「ライブペインティング」に参加しました
9:00、会場の周南市文化会館に着きました。親子1組と一緒に一番乗りでした。
10:00開場。始まるまでの30分間、宮西達也さんは、子ども達の質問に答えてくださいました。
Q.絵本はどういう順で作っていますか?
A.@テーマ → Aキャラクター → Bストーリー の順で作っています。
Q.今まで何冊の本を出していますか?
A.約300点です。
【美術館より】「宮西達也の世界 ミラクルワールド絵本展」には97冊の本から274点の原画が展示されています!
Q.犬と猫とどちらが好きですか?
A.子どもの頃は猫を飼っていました。『にゃーご』(鈴木出版 1997.2)のタマのモデルは子どもの頃飼っていた「チャッピー」です。今は犬を4匹飼っています。
Q.好きな食べ物は何ですか?
A.餃子です。大根をみじん切りして入れて、自分で作ったりします。
ちなみに、お肉は苦手です。だから、26日に山口入りしてから、刺身ばかり食べています。山口県はお魚が美味しいので、初めてはとっても嬉しかったのですが、さすがに、少し飽きてきました。
Q.どんな画材を使って描いていますか?
A.クーピーペンシル、ロットリング、水彩絵の具、アクリル絵の具、デジタルなどです。作品によって使い分けて描いています。
10:30、始まりました!
まずは自作絵本をプロジェクターに投影しての
読み聞かせです。
『はーい!』(宮西達也/作・絵 アリス館 2010.3→拡大版 2013.9)
『まま みてて』(はじめてえほん(3))
(まどかみなみ/作 宮西達也/絵 ポプラ社 2013.5)
宮西さんは、「子どもの方を見ないで、スマホばかりに集中しているお母さんをよく見かけます。「みてて」と子どもが言うのは過ぎてしまえば、ほんのひとときです。もっと子どもをみてあげてほしい」と話されました。
ちなみに、宮西さんはガラケーだそうです。
『ドロドロドロンキーとゆうすいくん』(みやにしたつやのえほん(5))
(宮西達也/作・絵 ポプラ社 2014.9)
「ゆうすいくん」は清水町のイメージキャラクターで、清水町制施行50周年を記念し平成25年に、清水町出身の宮西さんが作られました。頭は富士山の「ゆうすいヘッド」。柿田川の湧水が流れる「ゆうすいマント」には、ミシマバイカモが咲きアユが泳いでいます。
この本では、館長がドロドロドロンキー、学芸員さんがゆうすいくん、参加者の男性がその他のキャラクターの役を全て、地の文は宮西さんが担当しての読み聞かせです。
『またまたはーい!』(宮西達也/作・絵 アリス館 2013.9)
いよいよお待ちかねの
ライブペインティング。
まず「ぶたさんがダンスをしているところ」の絵を描かれ、皆に「「ぶたさんが○○をしているところ」というリクエストを出してね。そのリクエストに応えて、絵を描くよ。」
と宮西さん。
すると、勢いよく手があがり、
「ぶたさんが
@泳いでいる
A滑り台を滑っている
Bティラノサウルスからぶたさんを守っている
Cにゃーごと話している
Dおおかみさんを追いかけている
Eコブラツイストをぶたさんにかけている
F写真を撮っている
Eかくれんぼしている
F砂場で貝がら探している
Gウマソウと自転車でツーリングしている
Hウクレレを弾いている
Iウルトラマンスーツを脱いでいる
J本を読んでいる
Kバレエをしている
Kゴジラを持ち上げている
L『おとうさんはウルトラマン』(Gakken 1996)に高い高いをされている
M誕生日会をしている
Nローラーで轢かれてペッタンコになっている
ところ」
(※順不同)というリクエストが次々と出ました!
その一つひとつに応えて、その場で、黒と黄色(時々、赤)のマッキーで描くライブペインティング。
その絵がこちらです。