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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


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ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」 @ 中原中也記念館開館30周年記念事業 [2024年05月11日(Sat)]
6月8日(土)、中原中也記念館開館30周年記念事業「ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」」が開催されますぴかぴか(新しい)

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10代後半に山口県下関市で過ごした経験をもつアングルスさんは「英語を話す自分はアメリカで生まれたが、日本語を話す自分は山口で生まれた」と述べています。
現在はアメリカの大学で日本文学を教え、翻訳者として、また英語と日本語のバイリンガル詩人として活躍するアングルスさんが、山口の風土や文化から受けた影響、そして中原中也の作品を翻訳するプロジェクトについて語ります


るんるん日 時るんるん 2024年6月8日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
るんるん会 場るんるん 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA
  山口市中園町7-7
るんるん入場料るんるん 無料 (要申込)
るんるん申込方法るんるん 中原中也記念館HP申込フォーム、電話、FAXにて
るんるん主 催るんるん 中原中也記念館
  山口市湯田温泉1-11-21
  電話 083-932-6430
  fax to 083-932-6431
  URL https://chuyakan.jp/news/30thjakouen/


かわいいジェフリー・アングルス(Jeffrey Angles)かわいい
1971年米国中西部オハイオ州生まれ、現在ミシガン州カラマズー市在住。
20世紀前半の作家、江戸川乱歩と折口信夫をはじめ、現代詩人の伊藤比呂美、高橋睦郎まで、近現代日本文学の英訳が多数。多田智満子の英訳詩集により、日米友好基金の日本文学翻訳賞とアメリカ詩人アカデミーのランドン翻訳賞を受賞、折口信夫著『死者の書』の英訳により、スカグリオネ文学翻訳賞と三好翻訳賞をダブル受賞。2016年の日本語詩集『わたしの日付変更線』により、読売文学賞を受賞。その他の著書に、モダニズム文学における少年愛の研究書『Writing the Love of Boys』や、3・11以降の震災詩の研究兼英訳アンソロジー 『These Things Here and Now』などがある。最新の翻訳に、伊藤比呂美著『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』、高橋睦郎著『つい昨日のこと』、香山滋著『ゴジラ・ゴジラの逆襲』の英訳がある。
好きな食べ物 @ 山陽小野田市立中央図書館 第73回 随筆カフェ [2024年05月10日(Fri)]
5月18日(土) 、山陽小野田市立中央図書館で、「第73回 随筆カフェ」が開催されますぴかぴか(新しい)

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エッセイについて、気軽におしゃべりしてみませんか?
随筆カフェとは、
 ●随筆を書いたことがある人
 ●これから随筆を書きたいと思っている人
 ●おもしろい随筆を読みたい人
が集まって、皆で気軽におしゃべりする会です。
5月のテーマは「好きな食べ物」です。


るんるん日時るんるん 2024年5月18日(土)10:00〜
るんるん会場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第1会議室
るんるん対象るんるん どなたでも参加可能(要申込)
るんるん随筆が用意できる方へ(お願い)るんるん
  1600字(400字詰め原稿用紙4枚分)以内
  原稿をワードなどで作成して用意する場合は、可能であれば文字の大きさを12ポイントに設定
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)
第25回 知的書評合戦ビブリオバトル @ 山陽小野田市立中央図書館 [2024年05月09日(Thu)]
5月12日(日)、山陽小野田市立中央図書館で、「第25回 知的書評合戦ビブリオバトル」が開催されますぴかぴか(新しい)

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おもしろい本、感動する本との出会いの広場!
「知的書評合戦! ビブリオバトル」参加者&観戦者を大募集!


るんるん日 時るんるん 2024年5月12日(日)14:00〜16:00
るんるん会 場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 第一会議室

るんるんビブリオバトル公式ルールるんるん
@バトラーが、面白いと思った"推し本"を持ち寄って集まる! 
A本の魅力を一人5分で紹介する!
B発表後、参加者全員で3分間のディスカッション!
C一番読みたくなった本に投票して「チャンプ本」を決定!

るんるん定 員るんるん
 参加者 8名程度 (要申込)
 観戦者 10名程度 (要申込)
るんるん参加費るんるん 参加&観戦ともに無料!
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)
るんるん共 催るんるん NPO法人読書普及協会チーム山口
母の日に何読む? @ 山陽小野田市立中央図書館 児童文学作家 村中李衣さんによる第371回「児童文学わいわい講座」 [2024年05月08日(Wed)]
5月12日(日) 、山陽小野田市立中央図書館で、 児童文学作家 村中李衣さんによる第371回「児童文学わいわい講座」が開催されますぴかぴか(新しい)

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児童文学作家 村中李衣先生と絵本や児童文学について楽しくわいわい語りましょう!
今月のテーマは、「母の日に何読む?」


るんるん日 時るんるん 2024年5月12日(日)13:00〜 
るんるん会 場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2F 視聴覚ホール
るんるん講 師るんるん 村中李衣 (児童文学作家)
るんるん定 員るんるん 30名(要申込)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
   (●は@に置き換えてください)

かわいい村中李衣さんプロフィールかわいい
1958年山陽小野田市出身。ノートルダム清心女子大学教授。 0歳から100歳までのあらゆる人とあらゆる場所で、絵本の読みあいを続けている。 1984年 『かむさはむにだ』(高田三郎/絵 偕成社 1983)で第17回日本児童文学者協会新人賞、 1985年 『小さいベッド』(かみやしん/絵 偕成社 1984.7)で第32回サンケイ児童出版文化賞、 1990年 『おねいちゃん』(中村悦子/絵 理論社 1989)で第28回野間児童文芸賞、 2013年 『チャーシューの月』(佐藤真紀子/絵 小峰書店 2012.12)で第53回日本児童文学者協会賞、 2017年 「長期入院児のための絵本の読みあい」で第1回日本絵本研究賞、 2020年 『あららのはたけ』(石川えりこ/絵 偕成社 2019)で第35回坪田譲治文学賞、2022年『こくん』(石川えりこ/絵 童心社 2019)で第7回JBBY賞・バリアフリー図書部門受賞。 『かあさんのしっぽっぽ』(藤原ヒロコ/絵 BL出版 2014.3)、 山陽小野田市立中央図書館で行われている「ぬいぐるみの図書館おとまり会」にヒントを得た物語『よるのとしょかん だいぼうけん』(北村裕花/絵 BL出版 2015.12)、『マネキンさんがきた』 (武田美穂/絵 BL出版 2018.4) 、『はじめよう! ブックコミュニケーション』(村中李衣・伊木洋/著 金子書房 2019.11)、『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』 (村中李衣/編著 中島学/著 かもがわ出版 2021.6)、『体育がある』 (長野ヒデ子/絵 文研出版 2021.9)、『「こどもの本」の創作講座 ―おはなしの家を建てよう』(石川えりこ/絵 金子書房 2022.1)など著作多数。
平野神社の桜花祭に行きました(9)神幸列 22番〜31番 [2024年05月07日(Tue)]
前回の続き

22番 大吹流
23番 大提灯の御印

24番 染物、織物
 幡:「染色列
 第一殿の今木皇大神(いまきすめおおかみ) は、源気新生、活力生成の神、染織手芸・衣の守護神です。
 桜の簪を挿した染物・織物をする女性が吹流を付けた桜の枝を手に持って参列しています。

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25番 東遊(あずまあそび)
 幡:「東遊列
 東遊は、平安時代には神社の祭祀に宮中から使いが派遣されて舞い、神社に奉奏される歌舞だったそうです。
 臨時祭でも、東遊が舞われたのでしょうか。

 近衛の武官の束帯です。
 巻纓(けんえい)の冠に緌(おいかけ)をつけています。
 太刀を佩びる平緒(ひらお)は前に垂れています。
 手には笏(しゃく)を持っています。

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26番 曲水の宴(きょくすいのうたげ)
 幡:「曲水の遊列
 平安時代の曲水の宴ということで、短冊を持って和歌を詠んでいる様子が再現されています。
 女性は、つぼ装束[袿(うちき)をからげ、裾をつぼめる装束]に、市女笠(いちめがさ)[藺笠(いがさ)]、むしの垂れ衣(たれぎぬ)の外出姿です。懸[掛]帯は胸のあたりにかけ、懸[掛]守をかけています。

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27番 多田満仲社参 騎馬大鎧並に供の者
 次に多田頼光 騎馬大鎧並に供の者

 幡:「源満仲社参列
 平安時代中期の武将である[多田]満仲(みつなか)(912?〜997)は、清和天皇の孫、「清和源氏」の祖 六孫王経基(つねもと)の嫡男で、「多田源氏」の祖です。

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▲『前賢故実』巻第5(菊池容斎 (武保) /著 雲水無尽庵 明1)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/778219/67


 平野神社に社参し、御祭神を兵庫県川西市平野の多太(ただ)神社に勧請しました。
 多太神社の現在の祭神は「日本武尊」「大鷦鷯尊(おほさざきのみこと)[仁徳天皇]」「伊弉諾尊(イザナギノミコト)」「伊弉冉尊(イザナミノミコト)」であり、平野神社の祭神「今木神」「久渡神」「古開神」「比売神」と一致しないような気がします。
 奈良時代末期から「臣籍降下(しんせきこうか)」(皇族が源氏、平氏などの姓を賜り臣下になること)の制度が定まり、平野神社は、平安時代以降に臣籍降下した平氏・源氏・高階氏・中原氏・清原氏・大江氏・菅原氏・秋篠氏らの祖神ともされ、臣籍降下の流れを汲む公武に尊崇(そんすう)されました。その際に「今木神」は源氏の祖神として「日本武尊」に、「古開神」は高階氏の祖神として「仁徳天皇」に充てられました。

 江戸時代後期に刊行された京都に関する地誌『都名所図会』第六巻(秋里籬島/著 竹原春朝斎/画 河内屋太助[ほか] 1780(安永9))の「平野社」には

平野社は北野より乾にあり 祭れる神四座なり 源平高階大江此四姓の氏神なり 第一今木神日本武尊 源氏〕 第二久度神〔仲哀天皇 平氏〕 第三古開神〔仁徳天皇 高階氏〕 第四比米神〔天照大神 大江氏〕 
縣社は天穂日命〔中原 清原 菅原 秋篠〕四姓の氏神なり 屋しろは桓武天皇延暦年中に建立せり 御くらゐは正一位 清和天皇貞観六年七月十日にさづけ奉れり 例祭は九月上の申の日なり


とあります。

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▲国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2555348/1/35
※1786(天明6)年の再刻

※こちらのサイトには鮮明な画像があります。
https://www.nichibun.ac.jp/meisyozue/kyoto/page7t/km_01_566.html


なので、源氏の祖神とされた「日本武尊」を満仲が勧請したのでしょう。
伊弉諾尊と伊弉冉尊は、京都の平野神社とは無関係ですが、もともとあった多太神社に祀られていたのではないでしょうか? というのも、多太神社は『延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)』(927(延長5))に記載された神社つまり式内社(しきないしゃ)で、満仲が勧請し「平野明神」と呼ばれたのは後のことになります。
ただ、高階氏の祖神とされた「大鷦鷯尊(仁徳天皇)」が祀られているのは不思議といえば不思議ですが・・・。

 花山天皇に出家を強いて退位させた 986(寛和元)年の寛和の変(かんなのへん)に際し、花山天皇を宮中から元慶寺(花山寺)に連れ出した藤原道兼(兼家の息子、道長の兄)を警護したのは満仲の一族であったと考えられています。
『大鏡』に

東三条殿は
「もしさることやし給ふ」
と危ふさに、さるべくおとなしき人々、何がしかがしといふいみじき源氏の武者たちをこそ、御送りに添へられたりけれ。京のほどは隠れて、堤の辺よりぞうち出で参りける。
寺などにては、
「もし、押して人などやなし奉る。」
とて、一尺ばかりの刀どもを抜きかけてぞ守り申しける。


とあります。
なので、馬に乗った鎧兜武者はお祭りの行列には目玉となるとは思いますが、花山天皇にとっては、一緒の行列は嫌なのでは・・・。

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『つきの百姿 花山寺の月』(月岡芳年/作 秋山武右エ門 明治23)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1306351


 満仲は清和源氏であり、鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府を開いた足利尊氏、江戸幕府を開いた徳川家康(自称)と、源氏を称した将軍らの系譜は、すべて源[多田]満中から始まります(満仲の墓所のある多田神社で神職の方の説明を聞きました!)。
そんな訳で行列を華やかにするために必要なのかもしれません。

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▲2023年6月14日多田神社で撮影

 騎馬武者の列です。
 胴丸(どうまる)を付けた徒歩(かち)武者です。

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 参道には馬は入れないので、騎馬武者は、東大鳥居の外で待機し、合流します。

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28番 頼山陽母の花見 母の駕籠 駕籠遣の者
 幡:「山陽花見列
 頼山陽(1781〜1832)は、江戸時代後期の歴史家・思想家・漢詩人・文人です。大坂で生まれ、父 春水(1746〜1816)が広島藩の儒学者に登用されたため広島で育ちました。
 1811(文化8)年に広島から京都に移り住み、5回の転居のあと、1822(文政5)年に鴨川の西 六本木の水西荘に落ち着きました。山紫水明處は1828(文政11)年、水西荘の庭に建てられた書斎で、母屋は明治中頃に失われましたが、現存しています。
 主な著書に『日本外史』があります。
https://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/page/0000012331.html

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▲『頼山陽と其母』(木崎愛吉/著 木崎愛吉 1911)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/993471/1/3


 山陽の母 梅颸(ばいし)(1760〜1844)は、1819(文政2)年に平野の夜桜を楽しみ、1824(文政7)年に山陽とともに平野神社を参詣しています。

▼『頼山陽と其母』(木崎愛吉/著 木崎愛吉 1911)「一四 山陽と梅颸」
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/993471/1/60

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 赤間関に、文政二年の春を迎へた山陽(四十歳)は、(略)二月四日芸州己斐に上陸、母の梅颸は達堂(五歳)(父の弟 春風の子 景譲の子)の手を引いて、迎ひに来り、一同広島に帰つたのは、その夜の四つ頃であつた。(略)二十三日、いよいよの帰京となる。
 (略)山陽は、今度の帰京を幸いに、母梅颸のお供をして上方の花ざかり見せ申さんと、聿庵(いつあん)(山陽の長男)ともども、口を揃へて母を動かし、六十齢の梅颸は、(略)広島の邸を立ち、(略)
 (三月)二十日、祇園、長楽寺の花見、(略)二十四日は嵐山行、(略)二十七日は平野、北野の夜ざくらに酔ひ(けふは襄(のぼる)(山陽の名)行かず)足らず。
(略)

▼『頼山陽と其母』(木崎愛吉/著 木崎愛吉 1911)「一六 春秋侍遊」
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/993471/1/67

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 文政七年(四十五歳)の春、(略)
 母梅颸(六十五歳)は、この春再び上方見物を思立ち、(略)二月晦日海路広島出立。三月十四日、来阪。山陽は出迎への為、六日下阪、後藤松陰の宅に滞留して居つた。十五日、淀河を廻りて、八つ頃三本木(水西荘)につく。十六日、嵐山行、辰蔵(五歳)(息子、夭死)相駕にて連れて行く。十八日、知恩院の花見。十九日、平野、北野参詣、大倉笠山(おおくらりつざん)(1785〜1850)夫妻(さと子、袖蘭(しゅうらん))同伴。二十一日、知恩院、清水花見、笠山夫妻同様。
(略)

 山陽が母親を駕籠に乗せて侍女をお供に平野神社に花見をしに来た様子が再現されています。

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29番 神の御印の旗
30番 平野神社の御旗
31番 締の奉行(しめのぶぎょう)

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「平野神社桜花祭 神幸列 以上を持って供奉召立 殿(しんがり)を整う」


神幸祭の行列は氏子神域を巡った後、神社に戻り、還幸祭遷座祭が斎行されて「桜花祭」が終わります。
平野神社の桜花祭に行きました(8)神幸列 11番〜21番 [2024年05月06日(Mon)]
前回の続き

11番 幼き稚児の列
 幡:「稚児列
 保護者の方に手を引かれたお稚児さん達は、桜の枝を持っています。

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12番 大吹流(おおふきながし)

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13番 織姫
 幡:「織姫列
 天平の織姫ということで、天平年間(729〜749年)の衣装を再現しています。
 頭には桜の挿頭花(かんざし)を挿し、手には糸巻を持っています。

IMG_E1676.JPG IMG_E1677.JPG IMG_E1678.JPG IMG_1681.JPG IMG_E1680.JPG IMG_E1683.JPG IMG_E1685.JPG  


14番 流鏑馬 武者、的持
 幡:「鏑馬列
 流鏑馬の列です。
 的を持った童子と、綾藺笠(あやいがさ)を被り、射籠手(いごて)を左腕に付け、腰に行縢(むかばき)を付けた狩装束の武士です。
 
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15番 御神紋の御旗
16番 平野神社の御旗

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17番 氏子総代・崇敬者 供奉の者
 一文字笠に裃姿です。

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18番 奏楽の者(そうがくのもの)
 雅楽楽器の笙(しょう)、篳篥(ひちりき)、笛[龍笛(りゅうてき)・高麗笛(こまぶえ)・神楽笛(かぐらぶえ)のいずれか]を奏でながら楽人が進みます。

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19番 御鳳輦 神の御影(ごほうれん かみのみかげ)
 「輦」という字は、「二人の人夫が並んで引く車」を表しています。「鳳輦」という熟語は、「鳳凰の飾りのある二人の人夫が並んで引く車」ということになります。「屋根に鳳凰の飾りのある天子の車」で、天皇の正式な乗り物を意味するほか、現代では神社の祭りなどに使われる、鳳凰の飾りがある神輿を意味しています。

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▲『神職宝鑑』上編(半井真澄/編 碧梧書院 明32.3)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/815581/1/63


 鳳輦には本殿神事により祭神の御霊(みたま)が遷されています。
 山車を引くの人達は引立烏帽子を被っていて、桜の花を挿しています。
 
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20番 御鳳輦供奉 平野神社宮司
21番 元伝奏家 西洞院時慶卿並に供の者
 幡:「参議西洞院時慶卿
 江戸期には平氏嫡流の公卿(くぎょう)、西洞院家(にしのとういんけ)が天皇に取次言上する役である伝奏家を勤めました。
 西洞院時慶(にしのとういん・ときよし) (1552〜1640)は、慶長年間(1596〜1615年)に後陽成天皇(1571〜1617)(在位:1586〜1611)の勅許を得て、荒廃していた平野神社を再建しました。1625(寛永2)年に南殿、1632(同9)年に北殿が建立されました。

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▲『肖像集 10』「西洞院時慶・千宗旦」(栗原信充/画)写(江戸後期)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1287884


 お二人が供奉車(ぐぶしゃ)に乗っています。「供奉車」とは随伴員が乗る車のことです。
 ナンバープレートにはご神紋を印した紙が貼ってあります。
 車の後ろには、お供の方が歩いています。
 
 右フロントガラスに 「御鳳輦供奉」(ごほうれんぐぶ)と貼ってあります。「鳳輦供奉」とは、天皇や皇居の警備の役割などを果たすことで、ここでは、鳳輦に随伴し、警備するということでしょう。
 後部座席右側の席には、神職の方が座っています。

 左フロントガラスには「西洞院時慶卿列」と貼ってあり、こちらが西洞院時慶です。
 立烏帽子(たてえぼし)を被っています。

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次回に続く
平野神社の桜花祭に行きました(7)神幸列 1番〜10番 [2024年05月05日(Sun)]
前回の続き

「平野神社 桜花祭 供奉召立(ぐぶめしたて)の儀」
約200名による華やかな時代行列が神門から掛声ともに出発します。

1番 魁の奉行(さきがけのぶぎょう)
 侍烏帽子(さむらいえぼし)に桜の花を挿しています。
 直垂(ひたたれ)で、胸紐(むなひも)が付いています。袖には袖露(そでつゆ) [袖括(そでぐくり)の紐(お)]が付けられています。

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2番 平野神社の御旗
 神紋の桜と「平野神社櫻花祭」と入っています。

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3番 触太鼓(ふれたいこ)
 太鼓をたたきながら神幸列の巡幸を触れ回ります。

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4番 先払(さきばらい)の鬼
 赤鬼と青鬼が神幸列の露払いを勤めます。

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5番 御神紋の御旗(ごしんもんのみはた)
 平野神社の神紋は桜です。

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6番 先導の神職
 冠(かんむり)を被っています。
 発輿祭では烏皮履(くろかわのくつ)を履いていましたが、歩きやすい履物に履き替えています。

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7番 真榊(まさかき)
 鏡や紙垂(しで)、麻が付けられた大きな榊の木の山車です。

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8番 平野神社の御旗

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9番 大提灯の御印(おおちょうちんのみしるし)

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10番 花山天皇お讃えの山車
 幡:「花山天皇敬仰花山車(かざんてんのうけいぎょうはなだし)
 花山車(はなだし)とは、花などで飾った山車です。
 桜で飾られています。シンプルな花山車です。

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次回に続く
平野神社の桜花祭に行きました(6)神幸列発輿祭 [2024年05月04日(Sat)]
前回の続き

桜花祭(おうかさい)の起源は、985(寛和元)年に

花山天皇 が後胤繁栄(こういんはんえい)を祈るため、平野神社へ行幸、臨時の勅祭を行われた

と平野神社のHPにあります。
毎年4月10日に執り行われます。 

10:00〜 桜花祭[本殿神事]
11:00〜 花山天皇御陵参拝
12:00〜 神幸列発輿(はつよ)[発輦祭]
13:00〜 神幸列[約200名の時代行列]
15:30〜 神幸列還幸祭


「花山天皇御陵参拝」の花山天皇御陵は、紙屋川上陵(かみやかわのほとりのみささぎ)といい、すぐご近所 約0.7km 歩いて8分位のところにあります。
最寄駅から市バスで行く場合は、「わら天神前」下車 東へ0.2kmです。


12時からの神幸列発輿祭に間に合いました。
NHK大河ドラマ「光る君へ」の影響でしょうか、花山天皇人気で、例年より人が多い(とはいえ、私は、桜花祭は初めて)ような気がします。


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中門前に鳳輦(ほうれん)が奉安されています。

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鳳輦には、午前中の桜花祭で、御祭神の御霊が遷されています。

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雅楽の太鼓も置いてありました。

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発輿祭[発輦祭]とは、鳳輦が出発する前に、鳳輦にお遷りの神様に、氏子地域を巡幸いただくことをお伝えする神事です。

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この4人の方がいわゆるスタッフの方々みたいです。細々と動かれています。皆さん、風折烏帽子(かざおりえぼし)に桜の花を挿しています。

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準備をされています。

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鳳輦に、玉串や御神酒、御供物が供えられれました。

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鳳輦や真榊を引かれる面々が並ばれました。

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引立烏帽子[あるいは梨打烏帽子?]を被り、白い布で鉢巻きをし、桜の花を挿しています。

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神職を先頭に式に参列される方々が入場されます。
神職2名、雅楽器を演奏される楽人3名、奉行役の方、氏子総代……と続きます。

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参列者全員、席に着かれました。
前列右より、奉行役の方、氏子総代、西洞院時慶役の方、氏子総代2名、奉行役?の方2名、源満仲役の方です。
中列右より、源頼光役の方、氏子総代2名、西洞院時慶の供の者役の方です。

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発輿祭が始まりました。

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神事は終わり、参列者のみなさんは退座され、最後に鳳輦が神幸列の出発場所まで運ばれます。

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神幸列の旗が神門の辺りに並んでいるのが分かりますか?

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平野神社の桜花祭に行きました(5)見どころ [2024年05月03日(Fri)]
前回の続き

奈良時代末期の782(延暦元)年 『続日本紀』11月丁酉(19日)条に田村後宮[田村第]の今木大神に従四位の神階を奉叙されたという記事があり、平城宮の宮中(桓武天皇の父光仁天皇の御所)に祀られていて、794(延暦13)年 平安遷都と同時に平野の地にご遷座された平野神社。

本殿は国指定重要文化財で、「比翼春日造(ひよくかすがづくり)」または「平野造」と呼ばれ、南殿、北殿の二殿一体となった2棟が東向きに南北に建ち、北よりご祭神四座の今木皇大神(いまきすめおおかみ) 、久度大神 (くどのおおかみ)、古開大神 (ふるあきのおおかみ) 、比賣大神(ひめのおおかみ)が祀られています。

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拝殿南門が京都府指定有形文化財に、縣社(あがたしゃ)中門が京都府登録有形文化財に指定されています。
『京都市の文化財 第32集』(京都府教育委員会 平成26.11)P1〜5「平野神社」に詳しく載っています。https://www.kyoto-be.ne.jp/bunkazai/cms/wp-content/uploads/2022/05/bunkazai32.pdf で読むことができます。
『守り育てようみんなの文化財』No.32(京都府教育委員会 平成26.11)P4〜5「平野神社」にも載っています。https://www.kyoto-be.ne.jp/bunkazai/cms/wp-content/uploads/2022/05/mamori32.pdf で読むことができます。


その他の見どころを紹介します。

ご神紋はぴかぴか(新しい)
いろいろなところで使われています。

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ご神木
クスノキぴかぴか(新しい)
樹齢400年から500年といわれています。

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餅鉄(べいてつ)「すえひろがね」ぴかぴか(新しい)
重さ200kg 厚さ27cm 高さ80cm
鉄分70%

日本最大級といわれています。
餅鉄とは「鉄分を含む丸みを帯びた石」のことです。

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菊花紋ハート[猪目] + 桜の神紋六葉(ろくよう)ぴかぴか(新しい)
六葉とは、懸魚(げぎょ)という屋根の合わさった場所や、長押(なげし) 、扉などの木のつなぎ目を隠す、釘隠などの金具で、六枚の葉を六角形に模様化したものです。木製のものもあります。
その装飾に、菊の御紋[菊花紋]を中央に、それを取り囲むように、「猪目(いのめ)」、そして、平野神社の神紋の「桜」があしらわれているのは、平野神社だけの六葉金具だそうです。
社務所にあります。

拝殿の六葉金具は、菊の御紋[菊花紋]を中央に、それを取り囲むように、「猪目」、そして、「菊花紋」があしらわれた豪華なものです。

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平野神社の桜花祭に行きました(4)桜 in 神門外 [2024年05月02日(Thu)]
前回の続き

かわいい回廊前かわいい

普賢象(ふげんぞう)
室町時代から知られている有名な桜で花の中から二つの変り葉が出てそれが普賢菩薩の乗った象の鼻に似ているところから、この名がつけられたといわれている。(大報恩寺説明板より)

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嵐山(あらしやま)
開花期 4月中旬
花は白色または微淡紅色。一重咲き。


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松月(しょうげつ)
東京荒川堤にあった名桜の一つで優雅で華麗な花を咲かせる桜である。花の色は淡紅色であるが、中心は白色を帯びている。花弁は重弁で25枚内外、大輪の花を開き花梗が長いため花は垂れ下って咲く。(造幣局説明板より)

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かわいい 参道、出世導引稲荷社、猿田彦社付近 かわいい

手弱女(たおやめ)
4月中旬〜下旬、八重。

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有明(ありあけ)
4月中旬〜下旬開花、半八重。

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楊貴妃(ようきひ)
開花期 4月中旬〜下旬
淡紅色で八重咲き。


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平野撫子(ひらのなでしこ)
京都の平野神社境内にある桜で花弁が撫子の花のように切り込みがあるところからこの名があるところから、この名がある。花は大輪の淡紅色で花弁数は40枚内外である。(造幣局説明板より)
4月中旬開花。
名札がありませんでしたが、おそらくです。

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白妙(しろたえ)
4月中旬〜下旬、八重。

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染井吉野(そめいよしの)
4月上旬開花、一重。
名札がありませんでしたが、おそらくです。
櫻池」という刻印した石灯籠風なものが建っています。

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鬱金(うこん)
開花期 4月中旬。
淡黄緑色で八重咲


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十月桜(じゅうがつさくら)
10月〜4月上旬開花、八重。

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陽光(ようこう)
開花期 3月下旬
花は大輪で色が濃く一重咲き。

さすがに、花弁はほとんど散っていました。

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平野神社桜マップ 神門外.png



「平野神社桜マップ」を作りましたが、全ての桜を調べたわけではないのであくまでもメモ的なものです。
また、平野神社でうまく撮影できなった桜に関しては、4月10日に訪れた千本釈迦堂、4月5日・9日・11日に訪れた造幣局で撮影した写真を掲載しました。★印を入れています。



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風の ふしぎ @ 山陽小野田市立中央図書館 第46回ちっちゃなかがくのおはなし会 [2024年05月01日(Wed)]
5月11日(土)、山陽小野田市立中央図書館で、「第46回 ちっちゃなかがくのおはなし会」が開催されますぴかぴか(新しい)

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図書館でいっしょに身近なふしぎをみつけよう!
5月のテーマは「風(かぜ)の ふしぎ」です。


るんるん日 時るんるん 2024年5月11日(土)10:00〜
るんるん会 場るんるん 山陽小野田市立中央図書館 2階 視聴覚ホール
るんるん対 象るんるん 3歳〜小学校低学年の子どもとその保護者
るんるん定 員るんるん 30名程度(保護者を含む)
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主催・問合・申込るんるん 山陽小野田市立中央図書館
  電話 0836-83-2870
  fax to 0836-83-3564
  mail to cyuo-library●city.sanyo-onoda.lg.jp
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