9月9日(土)〜11月7日(火)、
北海道立文学館 特別展「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」の関連イベントとして、
赤羽茂乃さんによる
講演会「スーホの草原にかける虹―赤羽末吉の人生と絵本―」がハイブリッド開催されます


▲『スーホの白い馬』(大塚勇三/再話 赤羽末吉/画 福音館書店 1967.10)
「スーホの草原にかける虹―赤羽末吉の人生と絵本―」
【対面・オンライン】
講師

赤羽茂乃

内容

赤羽末吉研究家で、赤羽末吉の義娘である立場から、間近に本人と接してきた視点でのお話をうかがいます。

対面

開催日時 2023年9月9日(土)14:00〜15:30

場所 北海道立文学館 講堂
〒064-0931 札幌市中央区中島公園1-4

011-511-7655

定員 先着50名

参加費 無料

申込方法 2023年8月18日(金)9:00から電話受付開始

オンライン

配信期間 2023年9月27日(水)9:00〜11月7日(火)17:00

申込方法 2023年8月18日(金)9:00から受付開始

申込フォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSe8gwa713JzeijRb8iTEwfPCEKXI9hHhbOGPTSuV54w-GqeSQ/viewform
北海道立文学館 特別展「『スーホの白い馬』の画家 赤羽末吉」
絵本『スーホの白い馬』(モンゴル民話、大塚勇三再話、赤羽末吉画、福音館書店、初版1967年)は、馬頭琴の由来を雄大なモンゴルの風景のうちに表現して、出版から55年余を経てなお、日本中の子どもたちに読み継がれています。
赤羽末吉(1910〜1990年)は22歳で旧満洲(現・中国東北部)に渡り、1943年には内蒙古(現・内モンゴル自治区)を訪問。その壮大な風景に感動してスケッチや写真に収め、引き揚げの際も命がけで持ち帰ります。それらが『スーホの白い馬』の誕生に繋がりました。
このほかにも、日本、モンゴル、中国の少数民族の民話に取材した絵本や、ユーモアあふれる創作絵本などを生み出しています。
1980年には、子どもの本の最高の国際賞と言われる国際アンデルセン賞画家賞を日本人として初めて受賞しています。
本展では『スーホの白い馬』をはじめとして、赤羽末吉の親しみやすく、かつ格調の高い画業の魅力を、原画を高精細に再現したピエゾグラフを交えて紹介します。 また、アイヌの民話に取材した絵本『けちんぼおおかみ』(神沢利子文、赤羽末吉絵、偕成社、1987年)や、東北や北陸地方での入念なスケッチにもとづく「雪」の表現にも注目します。 
会期 2023年9月9日(土)〜11月7日(火)

開館時間 9:30〜17:00(展示室入場は16:30まで)

場所 北海道立文学館
〒064-0931 札幌市中央区中島公園1-4

011-511-7655

展示構成
T赤羽末吉さんはどんな人?
U 代表作 『スーホの白い馬』
原画の魅力を、ピエゾグラフ(高精細の複製)により味わいます。
V 中国とモンゴルの民話の絵本
『王さまと九人のきょうだい』、『あかりの花』などを原画のピエゾグラフを交えて紹介。
W アイヌの伝えた物語 『けちんぼおおかみ』
アイヌの民話はどのように表現されているでしょう。
X 絵本表現の可能性
日本の民話、宮沢賢治作品の絵本化、創作絵本、そして雪の表現と、多彩な試みの数々とその魅力。
*ピエゾグラフ=超高精細なデジタル印刷技術。微妙な中間色や質感の表現などを可能とし、美術作品の複製に用いられています。

観覧料 一般700(550)円 65歳以上450(350)円、高大生450(350)円 小学生300(200)円

主催 北海道立文学館、公益財団法人北海道文学館(北海道立文学館指定管理者)、ちひろ美術 館、北海道新聞社

特別協力 赤羽家

後援 札幌市、札幌市教育委員会

協力 福音館書店、偕成社、札幌第一こどものとも社・ろばのこ、ちいさなえほんや ひだまり

講演会A
「モンゴルの風」【対面のみ】

開催日時 2023年10月7日(土)14:00〜15:30

会場 北海道立文学館 講堂

講師 松田ヒシグスレン

内容 モンゴル出身で詩人、小説家、日本文学翻訳家の講師に、『スーホの白い馬』にちなみ、モンゴルの言葉やくらし、文化などについてお話いただきます。

定員 先着50名

参加費 無料

申込方法 2023年9月15日(金)9:00から電話受付

講演会B
「えー!おおきなおおきなおいもって、こんなにちいさかったの?
―こどもの中に残る絵本の世界― 」【対面のみ】

開催日時 2023年11月4日(土)14:00〜15:30

会場 北海道立文学館 講堂

講師 藤田春義

内容 札幌第一こどものとも社で長年子どもの本に関わってきた講師が、 赤羽作品のなかにあるマジックを解き明かします。

申込方法 2023年10月13日(金)9:00から電話受付

定員 先着50名

参加費 無料
ギャラリーツアー(展示解説)【対面のみ】

開催日時 2023年9月30日(土)、10月14日(土)、28日(土)各日11:00〜 約40分

会場 北海道立文学館 特別展示室

案内 北海道立文学館 学芸員

先着 当日10名程度
※入場券をお求めの上、展示室入口へ
読み聞かせ&ワークショップ「おへそがえる・ごん」とあそぼう【対面のみ】

開催日時 2023年9月17日(日) 1回目 11:00〜12:00 2回目 14:00〜15:00

会場 北海道立文学館 講堂

講師 当館学芸員

内容 おへそを押して口から雲をはくかえるのお話の画像を使った読み聞かせと、とび出すカード作り。

対象 小学生から大人まで。小学生は要保護者同伴。

定員 各回先着10名

参加費 無料

注意事項 はさみ使用

申込方法 2023年8月25日(金)9:00から電話受付
※希望の時間帯を伝える
馬頭琴演奏と朗読の会【対面のみ】

開催日時 2023年10月22日(日)14:00〜15:00

会場 北海道立文学館 講堂

出演 馬頭琴・喉唄:嵯峨治彦 朗読:嵯峨孝子

内容 『スーホの白い馬』に登場する馬頭琴の音色や、モンゴルに伝わる 独特な歌唱法・喉唄を聴いてみませんか。朗読を交えておとどけします。

定員 先着50名

参加費 無料

申込方法 2023年9月29日(金)9:00から電話受付