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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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企画展Tコラボレーション展示「萩の陶工と中原中也 土の詩情」 @ 中原中也記念館 [2026年04月13日(Mon)]
4月22日(水)〜7月26日(日) 、中原中也記念館で、企画展Tコラボレーション展示「萩の陶工と中原中也 土の詩情」が開催されますぴかぴか(新しい)

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萩焼と中也の詩による異色のコラボレーション
400年以上の伝統を誇る萩焼と中原中也の詩のコラボレーション展示を開催します。
2025年秋に新宿の柿傳ギャラリーにて開催された萩焼の展覧会「萩傳流 X ―詩心―」では、中也の詩をテーマに6名の萩焼作家が作品を制作・展示しました。
本展では新たに作家6名が参加し、計12名により展示を行います。作家それぞれが中也の詩1篇をテーマにこの企画展のために制作した新作の萩焼を、中也の詩とともに展示します。


るんるん期間るんるん 2026年4月22日(水)〜7月26日(日)
  休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月最終火曜日
るんるん時間るんるん 
 11月〜4月 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
 5月〜10月 9:00〜18:00(入館は17:30まで)
るんるん会場るんるん 中原中也記念館
  〒753-0056 山口市湯田温泉1-11-21
  電話 083-932-6430

るんるん参加作家るんるん
岡田泰《北の海》
坂高麗左衛門《村の時計》
坂倉新兵衛《一つのメルヘン》
坂倉善右衛門《湖上》
渋谷英一《サーカス》
新庄紹弘《蜻蛉に寄す》
田原崇雄《ゆきてかへらぬ》
玉村登陽《秋の夜空》
止原理美《ひからびた心》
伴裕子《はるかぜ》
伴善雄《夏は青い空に……》
大和佳太《骨》

  (50音順)

るんるん入館料るんるん 一般330円 学生220円 70歳以上・18歳以下無料
るんるんURLるんるん https://chuyakan.jp/news/hagiyaki2026/
るんるん主催るんるん 山口市、公益財団法人山口市文化振興財団 中原中也記念館
るんるん後援るんるん  山口市教育委員会



かわいい関連イベント

プロムナード・トーク(展示解説)
 作家が自作の前で解説します。

るんるん日時るんるん 5月17日(日)14:00〜
るんるん解説るんるん 田原崇雄、渋谷英一、坂倉新兵衛、伴義雄

るんるん日時るんるん 6月20日(土)14:00〜
るんるん解説るんるん 新庄紹弘、止原理美、大和佳太、坂倉善右衛門

るんるん日時るんるん 7月18日(土)14:00〜
るんるん解説るんるん 岡田泰、玉村信一、伴裕子、坂高麗左衛門



呈茶会 
出品作家のお茶碗で抹茶をお楽しみください

るんるん日時るんるん 2026年5月17日(日)10:00〜15:00 ※雨天中止
るんるん会場るんるん 中原中也記念館 前庭 
るんるん定員るんるん 先着100名
るんるんお茶券るんるん 500円 
 ※お茶菓子付
 ※当日記念館にて販売(現金のみ)



中原中也を読む会
「企画展Tコラボレーション展示「萩の陶工と中原中也 土の詩情」見学」
展示担当学芸職員の解説で展示を鑑賞し、その後、展示詩篇を味わいます。

るんるん日時るんるん 2026年5月23日(金)13:30〜15:00
るんるん場所るんるん 中原中也記念館
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん申込るんるん 不要、当日受付に集合




  はるかぜ
    中原中也

あゝ、家が建つ家が建つ。
僕の家ではないけれど。
   空は曇つてはなぐもり、
   風のすこしく荒い日に。

あゝ、家が建つ家が建つ。
僕の家ではないけれど。
   部屋にゐるのは憂鬱で、
   出掛けるあてもみつからぬ。

あゝ、家が建つ家が建つ。
僕の家ではないけれど。
   鉋[かんな]の音は春風に、
   散つて名残はとめませぬ。

   風吹く今日の春の日に、
   あゝ、家が建つ家が建つ。



  ひからびた心

ひからびたおれの心は
そこに小鳥がきて啼き
其処に小鳥が巣を作り
卵を生むに適してゐた

ひからびたおれの心は
小さなものの心の動きと
握ればつぶれてしまひさうなものの動きを
掌(てのひら)に感じてゐる必要があつた

ひからびたおれの心は
贅沢にもそのやうなものを要求し
贅沢にもそのやうなものを所持したために
小さきものにはまことすまないと思ふのであつた

ひからびたおれの心は
それゆゑに何はさて謙譲であり
小さきものをいとほしみいとほしみ
むしろその暴戻[ぼうれい]を快いこととするのであつた

そして私はえたいの知れない悲しみの日を味つたのだが
小さきものはやがて大きくなり
自分の幼時を忘れてしまひ
大きなものは次第に老いて

やがて死にゆくものであるから
季節は移りかはりゆくから
ひからびたおれの心は
ひからびた上にもひからびていつて

ひからびてひからびてひからびてひからびて
――いつそ干割(ひわ)れてしまへたら
無の中へ飛び行つて
そこで案外安楽に暮せらるのかも知れぬと思つた
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