絵本作家 武田美穗さんをお迎えして開催されたこども・本・おとなジョイントフェスタ「那須正幹遺作絵本『やくそく ぼくらはぜったい戦争しない』」を後援しました(1)
[2025年05月31日(Sat)]
3月30日(日)、こどもと本ジョイントネット21・山口は、絵本作家 武田美穗さんをお迎えして開催された、こども・本・おとなジョイントフェスタ「那須正幹遺作絵本『やくそく ぼくらはぜったい戦争しない』」を後援しました

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主催は、山口県子ども文庫連絡会。
会場は、新山口駅北口にあるKDDI維新ホール(山口市産業交流拠点施設) 2F 201C。
シンポジウム形式で行われ、シンポジストとして、絵本作家 武田美穗さん、児童書専門店「こどもの広場」代表 横山眞佐子さん、山口県子ども文庫連絡会代表 山本安彦が登壇しました。
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まず、那須正幹さんの遺作絵本『やくそく ぼくらはぜったい戦争しない』(那須正幹/文 武田美穗/絵 ポプラ社)の絵を担当された武田さんが読んでくださいました。
那須正幹さんが2013年頃、2015年の広島の被爆70年に向けてヒロシマ平和祈念コンサートでの合唱曲の歌詞を依頼されて書いた「ばあちゃんの詩」を絵本にしたものです。
主人公のぼくが中学生になったころから、ばあちゃんは、ぼくを「にいちゃん」とよぶようになりました。原爆で肉親を失った祖母の思いに寄せ、過去と歴史に触れ、戦争の悲惨さと平和の大切さ伝えています。
その後、武田さんは、「那須さんと子どもたちをつなぐのが私の使命」という思いで那須さんの遺された詩に絵を付けたと言われ、「小さい時から生きることの尊さ「命は大事なんだ」、平和の大切さ「戦争はだめなんだ」と思う足がかりになる本にいたいという思いで書き上げた」と述べられました。

ポプラ社から松永緑さんと長谷川舞さんが駆けつけてくださり、編集者としての立場から話してくださいました。那須さんの著作権の管理委員会からポプラ社に絵本化の提案があったこと、戦争を題材とした絵本『ねんどの神様』でコンビ組み、親交があった武田さんに絵を依頼されたことなどを話されました。

【次回に続く】


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主催は、山口県子ども文庫連絡会。
会場は、新山口駅北口にあるKDDI維新ホール(山口市産業交流拠点施設) 2F 201C。
シンポジウム形式で行われ、シンポジストとして、絵本作家 武田美穗さん、児童書専門店「こどもの広場」代表 横山眞佐子さん、山口県子ども文庫連絡会代表 山本安彦が登壇しました。
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まず、那須正幹さんの遺作絵本『やくそく ぼくらはぜったい戦争しない』(那須正幹/文 武田美穗/絵 ポプラ社)の絵を担当された武田さんが読んでくださいました。
那須正幹さんが2013年頃、2015年の広島の被爆70年に向けてヒロシマ平和祈念コンサートでの合唱曲の歌詞を依頼されて書いた「ばあちゃんの詩」を絵本にしたものです。
主人公のぼくが中学生になったころから、ばあちゃんは、ぼくを「にいちゃん」とよぶようになりました。原爆で肉親を失った祖母の思いに寄せ、過去と歴史に触れ、戦争の悲惨さと平和の大切さ伝えています。

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その後、武田さんは、「那須さんと子どもたちをつなぐのが私の使命」という思いで那須さんの遺された詩に絵を付けたと言われ、「小さい時から生きることの尊さ「命は大事なんだ」、平和の大切さ「戦争はだめなんだ」と思う足がかりになる本にいたいという思いで書き上げた」と述べられました。
ポプラ社から松永緑さんと長谷川舞さんが駆けつけてくださり、編集者としての立場から話してくださいました。那須さんの著作権の管理委員会からポプラ社に絵本化の提案があったこと、戦争を題材とした絵本『ねんどの神様』でコンビ組み、親交があった武田さんに絵を依頼されたことなどを話されました。



【次回に続く】