令和6年度山口市美術展覧会 @ 山口市民会館
[2025年03月08日(Sat)]
3月2日(日)、山口市民会館で行なわれた令和6年度山口市美術展覧会表彰式に行きました

大賞を受賞されたのは、小田伸次郎さん「生命の樹.インド更紗」(絵画)でした。
伊藤和貴山口市長より、賞状と副賞20万円が手渡されました。

スウェーデンのグレタ・トゥーンベリの環境活動に触発された絵だという。
モデルを実際に前にして描かれるのですかとお聞きすると、彼の地を旅行した際撮り貯めた写真から描くとのこと。
この絵を描くきっかけとなった倒木の写真「気候危機」も、小ホールの写真部門のところに展示してあります。
準大賞は、西田伊吹さん「metamorphose」(絵画)。
入江幸江山口市議会議長より、賞状と副賞10万円が手渡されました。

metamorphose後の未来が気になる作品です。若い”息吹”が嬉しいです。
おごおり文化協会賞は、山根みどりさん「宿根 (タンポポモドキの根・秋)」 (絵画)

「黒」の色を出すのにとっても苦労されたそうです。
山口県立美術館の第77回山口県美術展覧会に展示中(〜3月16日(日))の佳作受賞作品「結 (タンポポモドキの根)」と併せて見ることをお勧めします。
奨励賞の伊賀晶子さん「交信」(彫刻)
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第77回山口県美展 佳作作品「《その後の世界でU》より〈蜘蛛の巣〉〈奇跡〉〈脱出〉」のように日本画only だと思っていたので、立体も造られるのだと、その力量にまず驚きました。まだ、隠し球を持っている、と伊賀さん。楽しみです。
審査員特別賞は、ゆうむらとしこさん「ゾウは何処から来たのか・朝焼」(絵画)

二紀広島巡回展に展示された作品や令和4年度準大賞作品「ゾウハドコカラキタノカ ゾウハドコヘイクノカ」のシリーズ作品。左右の魚の行列、ゾウの行列が悠久の時の流れを感じさせます。朝焼けに浮かぶものは何? 聞き忘れました・・・。
後日聴いたところ、「クラゲ」だそうです。
小田さんの大賞受賞のコメントは▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104775.pdf
令和6年度山口市美術展覧会講評は▼
入賞作品の画像もあります。
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104777.pdf
その他の受賞者はこちらの通り。(敬称略)
山口市市教育委員会賞
神無月「刺しゅう→複写→包装」(デザイン)
山口文化協会賞
徳永和代「閑寂」 (絵画)
奨励賞
原田美知子「 「思い出の木 」 」(工芸(パッチワーク))
関谷富美代「百人一首」(書)
秋山きらら「しわよせ」 (その他)
西林美奈子「萩茶碗」 (工芸(陶芸))
審査員特別賞
村田賢二「労る」 (絵画)
竹本寛子 「田水張る」 (絵画(水墨画))
廣澤優理子「虎関師錬」(書)
黒田悌弘「追憶」(絵画)

審査会は、以下の5名の方により非公開で行われました。(敬称略)
小橋圭介(山口県立大学国際文化学部准教授)
関根佳織(下関市立美術館学芸員)
松田鶴信(書家・山口東京理科大学非常勤講師)
後藤修(山口県立美術館学芸専門監)
難波章人(山口芸術短期大学准教授)
今年度は、143点の応募があり、全ての作品が入選しました。
入賞作品、書・彫刻・デザイン・その他部門は展示ホール、絵画・写真・工芸部門は小ホールに展示されており、山口市在住、在勤、在学の14歳から90歳の方々の力作が並びます。

会 期
2025年3月2日(日)〜9日(日)
時 間
10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会 場
山口市民会館 展示ホール・小ホール
山口市中央2丁目5−1
問合先
山口市文化交流課
083-934-2717
主 催
山口市・山口市教育委員会・山口文化協会・おごおり文化協会
後 援
あいお文化倶楽部・阿知須文化協会・徳地文化協会・阿東文化協会・(公財)山口市文化振興財団
令和6年度山口市美術展覧会審査会の入選者一覧は▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104683.pdf
参考までに開催要項▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/99861.pdf
応募要項を読んでいて、「山口市内の文化講座・文化団体に所属している方」も応募可能だということを不覚にも今知りました。
山口市民ではなくても、山口市内に通勤、通学していなくても、広く門戸が開かれているんですね。


大賞を受賞されたのは、小田伸次郎さん「生命の樹.インド更紗」(絵画)でした。
伊藤和貴山口市長より、賞状と副賞20万円が手渡されました。
スウェーデンのグレタ・トゥーンベリの環境活動に触発された絵だという。
モデルを実際に前にして描かれるのですかとお聞きすると、彼の地を旅行した際撮り貯めた写真から描くとのこと。
この絵を描くきっかけとなった倒木の写真「気候危機」も、小ホールの写真部門のところに展示してあります。
準大賞は、西田伊吹さん「metamorphose」(絵画)。
入江幸江山口市議会議長より、賞状と副賞10万円が手渡されました。
metamorphose後の未来が気になる作品です。若い”息吹”が嬉しいです。
おごおり文化協会賞は、山根みどりさん「宿根 (タンポポモドキの根・秋)」 (絵画)
「黒」の色を出すのにとっても苦労されたそうです。
山口県立美術館の第77回山口県美術展覧会に展示中(〜3月16日(日))の佳作受賞作品「結 (タンポポモドキの根)」と併せて見ることをお勧めします。
奨励賞の伊賀晶子さん「交信」(彫刻)
第77回山口県美展 佳作作品「《その後の世界でU》より〈蜘蛛の巣〉〈奇跡〉〈脱出〉」のように日本画only だと思っていたので、立体も造られるのだと、その力量にまず驚きました。まだ、隠し球を持っている、と伊賀さん。楽しみです。
審査員特別賞は、ゆうむらとしこさん「ゾウは何処から来たのか・朝焼」(絵画)
二紀広島巡回展に展示された作品や令和4年度準大賞作品「ゾウハドコカラキタノカ ゾウハドコヘイクノカ」のシリーズ作品。左右の魚の行列、ゾウの行列が悠久の時の流れを感じさせます。朝焼けに浮かぶものは何? 聞き忘れました・・・。
後日聴いたところ、「クラゲ」だそうです。
小田さんの大賞受賞のコメントは▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104775.pdf
令和6年度山口市美術展覧会講評は▼
入賞作品の画像もあります。
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104777.pdf
その他の受賞者はこちらの通り。(敬称略)
山口市市教育委員会賞
神無月「刺しゅう→複写→包装」(デザイン)
山口文化協会賞
徳永和代「閑寂」 (絵画)
奨励賞
原田美知子「 「思い出の木 」 」(工芸(パッチワーク))
関谷富美代「百人一首」(書)
秋山きらら「しわよせ」 (その他)
西林美奈子「萩茶碗」 (工芸(陶芸))
審査員特別賞
村田賢二「労る」 (絵画)
竹本寛子 「田水張る」 (絵画(水墨画))
廣澤優理子「虎関師錬」(書)
黒田悌弘「追憶」(絵画)
審査会は、以下の5名の方により非公開で行われました。(敬称略)
小橋圭介(山口県立大学国際文化学部准教授)
関根佳織(下関市立美術館学芸員)
松田鶴信(書家・山口東京理科大学非常勤講師)
後藤修(山口県立美術館学芸専門監)
難波章人(山口芸術短期大学准教授)
今年度は、143点の応募があり、全ての作品が入選しました。
入賞作品、書・彫刻・デザイン・その他部門は展示ホール、絵画・写真・工芸部門は小ホールに展示されており、山口市在住、在勤、在学の14歳から90歳の方々の力作が並びます。







山口市中央2丁目5−1







令和6年度山口市美術展覧会審査会の入選者一覧は▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/104683.pdf
参考までに開催要項▼
https://www.city.yamaguchi.lg.jp/uploaded/attachment/99861.pdf
応募要項を読んでいて、「山口市内の文化講座・文化団体に所属している方」も応募可能だということを不覚にも今知りました。
山口市民ではなくても、山口市内に通勤、通学していなくても、広く門戸が開かれているんですね。