平野神社の桜花祭に行きました(1)魁
[2024年04月25日(Thu)]
4月10日(水)、京都 平野神社の桜花祭に行きました
平野神社は桜の時期に京都を訪れたら必ず行くところです。
今回は、阪急電車京都線 西院駅で降り、市バス205系統に乗り(めっちゃ混んでいて1台目はパス)、衣笠校前で降り、平野神社へ。
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説明板。

平安遷都に伴って、奈良の平城京からこの地に移された神社で、祭神として、今木皇大神(いまきすめおおかみ) 、久度大神 (くどのおおかみ)、古開大神 (ふるあきのおおかみ) 、比賣大神(ひめのおおかみ)の四柱を祀っている。平安時代中期には、伊勢、賀茂(上賀茂・下鴨)、石清水、松尾に次ぐ名社に数えられた。
桜の名所として名高く、古くから各公家伝来の桜が奉納されたことから、境内には約五十種四百本桜が植えられており、「平野の夜桜」として親しまれている。早咲きの品種は三月中旬、遅咲きの品種は四月二十日ごろに咲くといわれ、約一箇月間花見ができる。
歴代の朝廷に大変厚く崇敬され、律令の施行を定める「延喜式」で皇太子御親祭とされたほか、源氏や平氏をはじめ諸氏の氏神として崇められた。
本殿(国指定重要文化財)は、寛永年間(一六二四年〜一六四四年)に建築されたもので、春日造の四殿を並べ、二段ずつが「合の間」で連結されおり、「平野造」または「比翼春日造」と呼ばれている。南門は、慶安四年(一六五一年)に御所の旧門を下賜されたもので、昭和一八年に現在ある大鳥居の位置から移築された。
寛和元年(九八五年)四月十日に花山天皇が桜をお手植えされたことにちなみ、毎年四月十日には桜祭りが多くの人でにぎあう。
京都市
▼ 『都名所図会』第六巻(秋里籬島/著 竹原春朝斎/画 河内屋太助[ほか] 1780(安永9))「平野社」
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2555348/1/36
※1786(天明6)年の再刻
-thumbnail2.jpg)
桜苑の桜は今回は諦めて、目的の桜花祭へ。
-thumbnail2.JPG)
桜苑は以前とは違って、紅白の幕で覆われ有料になっていました。2018(平成30)年の台風の後、どうも2019年からのようです。(ということは、最後に訪れたのは、6年前の2018年
)
また、花見茶屋(桜茶屋)がなくなっていたのにはびっくり
2022(令和4)年から桜樹木保護のため花見茶屋・宴席・屋台は廃止となってしまったそうです。

「平野皇大神」の御神号額がかかる東大鳥居。

「魁(さきがけ)桜」。
開花期 3月下旬
平野神社発祥の枝垂れ桜で、この桜が咲き出すと京都の花見が始まると言われている。
東神門前にあります。
-thumbnail2.JPG)
さすがに葉桜になっていましたが、まだ、少し花が残っていました

【次回に続く】

平野神社は桜の時期に京都を訪れたら必ず行くところです。
今回は、阪急電車京都線 西院駅で降り、市バス205系統に乗り(めっちゃ混んでいて1台目はパス)、衣笠校前で降り、平野神社へ。
説明板。
平安遷都に伴って、奈良の平城京からこの地に移された神社で、祭神として、今木皇大神(いまきすめおおかみ) 、久度大神 (くどのおおかみ)、古開大神 (ふるあきのおおかみ) 、比賣大神(ひめのおおかみ)の四柱を祀っている。平安時代中期には、伊勢、賀茂(上賀茂・下鴨)、石清水、松尾に次ぐ名社に数えられた。
桜の名所として名高く、古くから各公家伝来の桜が奉納されたことから、境内には約五十種四百本桜が植えられており、「平野の夜桜」として親しまれている。早咲きの品種は三月中旬、遅咲きの品種は四月二十日ごろに咲くといわれ、約一箇月間花見ができる。
歴代の朝廷に大変厚く崇敬され、律令の施行を定める「延喜式」で皇太子御親祭とされたほか、源氏や平氏をはじめ諸氏の氏神として崇められた。
本殿(国指定重要文化財)は、寛永年間(一六二四年〜一六四四年)に建築されたもので、春日造の四殿を並べ、二段ずつが「合の間」で連結されおり、「平野造」または「比翼春日造」と呼ばれている。南門は、慶安四年(一六五一年)に御所の旧門を下賜されたもので、昭和一八年に現在ある大鳥居の位置から移築された。
寛和元年(九八五年)四月十日に花山天皇が桜をお手植えされたことにちなみ、毎年四月十日には桜祭りが多くの人でにぎあう。
京都市
▼ 『都名所図会』第六巻(秋里籬島/著 竹原春朝斎/画 河内屋太助[ほか] 1780(安永9))「平野社」
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/2555348/1/36
※1786(天明6)年の再刻
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桜苑の桜は今回は諦めて、目的の桜花祭へ。
桜苑は以前とは違って、紅白の幕で覆われ有料になっていました。2018(平成30)年の台風の後、どうも2019年からのようです。(ということは、最後に訪れたのは、6年前の2018年

また、花見茶屋(桜茶屋)がなくなっていたのにはびっくり

「平野皇大神」の御神号額がかかる東大鳥居。
「魁(さきがけ)桜」。
開花期 3月下旬
平野神社発祥の枝垂れ桜で、この桜が咲き出すと京都の花見が始まると言われている。
東神門前にあります。
さすがに葉桜になっていましたが、まだ、少し花が残っていました

【次回に続く】