つづきの絵本屋さんでのあおきひろえさんトークイベントに参加しました(4)
[2024年04月06日(Sat)]
【前回の続き】
『ここにいる』
(あおきひろえ/作 廣済堂あかつき 2020.7)

日曜は畑仕事に精を出す、働き者のおとうさん。

お父さんとの思い出を綴った絵本です。
ひざにのせて、万年筆で絵を描いて見せてくれたこと、絵描きになりたいと言ったら、次の日クレヨンを買ってきてくれたこと、画塾の帰りが遅くなったときのこと、18で家を出たときのこと、結婚を告げたときのこと・・・今ここにあおきさんが絵本作家としてこうしているのは、おとうさんがいたからなんだ、って分かります。
サンダル履きの長谷川義史さんに注目!いつもオシャレな長谷川さんですが、そんなこともあったのかな、と笑ってしまいます。結婚式のシーンにしようかとも思ったそうですが、余りにベタなのでやめたそうです。
私的には、叱られて隠れている画面が好きです。

2019年の『長谷川家のカレンダー』にも同じ絵が使われていて、おとうさんを信じている気持ちがすごくよく分かるから。

おじいちゃんになって、やがて入院したおとうさんに、病室でお話を読んであげたときの喜び。
実際に読んだ本は、安房直子さんの『きつねの窓』 (あおきひろえ/絵 宮川健郎/編 岩崎書店 2016.3.10)なんだそうです。
『きつねの窓』
(はじめてよむ日本の名作絵どうわ4)
(安房直子/作 あおきひろえ/絵 宮川健郎/編 岩崎書店 2016.3.10)

最期の時は庭の花が一斉に咲き、人生をまっとうに生きたおとうさんを「おめでとう」の言葉で祝福する・・・感動しました。
霜鳥さんも、実際に、ピンポイントギャラリーの「『夫婦展、ぼぼぼぼん』長谷川義史+あおきひろえ」(2018年8月27日(月)〜9月8日(土))で展示されていたあおきさんの「たびだち」という絵を見たこと、そして絵の素晴らしさを語られていました。
そして、自分のところ(おむすび舎)の出版物でもないのに、2度も『ここにいる』原画展を開催されたそうです。
【次回に続く】
『ここにいる』
(あおきひろえ/作 廣済堂あかつき 2020.7)

日曜は畑仕事に精を出す、働き者のおとうさん。

お父さんとの思い出を綴った絵本です。
ひざにのせて、万年筆で絵を描いて見せてくれたこと、絵描きになりたいと言ったら、次の日クレヨンを買ってきてくれたこと、画塾の帰りが遅くなったときのこと、18で家を出たときのこと、結婚を告げたときのこと・・・今ここにあおきさんが絵本作家としてこうしているのは、おとうさんがいたからなんだ、って分かります。
サンダル履きの長谷川義史さんに注目!いつもオシャレな長谷川さんですが、そんなこともあったのかな、と笑ってしまいます。結婚式のシーンにしようかとも思ったそうですが、余りにベタなのでやめたそうです。
私的には、叱られて隠れている画面が好きです。

2019年の『長谷川家のカレンダー』にも同じ絵が使われていて、おとうさんを信じている気持ちがすごくよく分かるから。

おじいちゃんになって、やがて入院したおとうさんに、病室でお話を読んであげたときの喜び。
実際に読んだ本は、安房直子さんの『きつねの窓』 (あおきひろえ/絵 宮川健郎/編 岩崎書店 2016.3.10)なんだそうです。
『きつねの窓』
(はじめてよむ日本の名作絵どうわ4)
(安房直子/作 あおきひろえ/絵 宮川健郎/編 岩崎書店 2016.3.10)

最期の時は庭の花が一斉に咲き、人生をまっとうに生きたおとうさんを「おめでとう」の言葉で祝福する・・・感動しました。
霜鳥さんも、実際に、ピンポイントギャラリーの「『夫婦展、ぼぼぼぼん』長谷川義史+あおきひろえ」(2018年8月27日(月)〜9月8日(土))で展示されていたあおきさんの「たびだち」という絵を見たこと、そして絵の素晴らしさを語られていました。
そして、自分のところ(おむすび舎)の出版物でもないのに、2度も『ここにいる』原画展を開催されたそうです。
【次回に続く】