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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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宇野千代とやまぐち @ ふるさと山口文学ギャラリー企画展 [2021年03月22日(Mon)]
4月29日(木)まで、山口県立山口図書館 2階 ふるさと山口文学ギャラリーで、ふるさと山口文学ギャラリー企画展「宇野千代とやまぐち」が開催されていますぴかぴか(新しい)

宇野千代の作品のうち『おはん』(中央公論社 1957(昭和32).6)、『水西書院の娘』(中央公論社 1977(昭和52).3)などの県内ゆかりの作品を、山口県立山口図書館及び山口県立大学郷土文学資料センターの所蔵資料とパネルにより、展示・紹介します。
また、あわせて、ほかの宇野千代の作品や資料についても展示・紹介します。


るんるん期間るんるん 2021年1月12日(火)〜4月29日(木)
るんるん場所るんるん 山口県立山口図書館 2階 ふるさと山口文学ギャラリー
      山口市後河原150-1
      電話 083-924-2111
るんるん主催るんるん 山口県立山口図書館、山口県立大学郷土文学資料センター
るんるん共催るんるん やまぐち文学回廊構想推進協議会、山口県立大学国際文化学部文化創造学科


ガラスケースの中には、

ハガキ「楢崎勤宛」(昭和十年四月六日付)

ハガキ「木内高音宛」(年不詳七月二十二日付)

ハガキ「木内高音宛」(昭和十年四月二十三日付)

原稿『水西書院の娘』

原稿『汽車・大雨』

など、宇野千代の葉書や直筆原稿が展示されています揺れるハート
宇野千代の文字は、丁寧な丸みを帯びた可愛らしい楷書体です。


展示してあった作品は、展示順に次の通りです。
ケース@
『わたしの青春物語』(酣燈社 1947)
『私のお化粧人生史』(中央公論社 1955)
『私の文学的回想記』(中央公論社 1972)
『おはん』(中央公論社 1957)
『おはん』(中央公論社 1958)
『風の音』(中央公論社 1969)
『風の音』(青娥書房 1973) 
『水西書院の娘』(中央公論社 1977)

ケースA
『脂粉の顔』(改造社 1923)
『幸福』(金星堂 1924)
『罌粟はなぜ紅い』(中央公論社 1930)
『色ざんげ』(中央公論社 1935)
『罌粟はなぜ紅い』(有光社 1937)
『恋愛読本』(中央公論社 1937)
『恋の手紙』(中央公論社 1939)
『恋愛特急』(興亞書房 1939)
『妻の手紙』(甲鳥書林 1942)
『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943)
『日露の戦聞書』(文體社 1943)
『大人の繪本』(白泉社 1931)


貸出できるコーナーには『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943(昭和18).2)があったので借りましたわーい(嬉しい顔)
装幀は、青山二郎。美しいです。
題字は、題簽に書かれ、表紙に貼られていいます。
中は和紙で、袋状になっていますひらめき
ガサガサ手触りなど、本当に味わい深いです。
ただ、ガラスケースの中に展示してあったのは、四ツ目綴じでしたが、こちらは和装本ではありませんでした。
本の内容も面白いexclamation×2

宇野千代はある人形を見て感銘を覚え、その作り手の天狗屋久吉に会いに、阿波の徳島を訪れます。その時はかなり老齢に達していた天狗屋久吉にインタビューをし、それを身の上話のような形で物語化したのがこの作品です。

 はじめて天狗屋のお爺さんに会ったとき 田舎にこんな人がゐるのかと びっくりした。
しかしそれは私の間違ひであった。田舎でも また山の中の一軒家でも、また人のゐる街の中でも ほんたうに仕事をしてゐる人といふのは このお爺さんのやうな人である。
仕事をしてゐる人は その仕事によってほんたうのことを知り、ほんたうのことを考える。

「私が拵えたものであるから、いつでもそれ以上のものが出来ると考えている。」

「死んでしまえば、そこでその人の芸はお仕舞いである。」


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青山二郎(1901〜1979)が装幀した宇野千代の著作は、『人形師天狗屋久吉』(文軆社 1943)この他、『色ざんげ』(中央公論社 1935(昭10))『ママの話』(中央公論社 1976)『残ってゐる話』(集英社 1980)『或る日記』(集英社 1978)『わたしの青春物語』(酣燈社 1947(昭和22))『或るとき突然』(中央公論社 1981)『水西書院の娘』(中央公論社 1977)『往復書簡』(中里恒子/共著 文藝春秋 1976)などがあるそうです。
ここには、『わたしの青春物語』(酣燈社 1947)『水西書院の娘』(中央公論社 1977)『色ざんげ』(中央公論社 1935)が展示してあるので、そこも注目です。

『大人の繪本』(白泉社 1931)は、宇野千代と同棲していた、東郷青児の画で、一部分がパネルで紹介してありましたが、ぜひ、実際に手にとってみたいです。


かわいい宇野千代かわいい
1897(明治30)年から1996(平成8)年まで、明治・大正・昭和・平成と四代を生きた、山口県岩国市(旧玖珂郡横山村)出身の女性作家。故郷岩国を出奔したのち『脂粉の顔』(改造社 1923(大正12).6)で文壇に登場し、尾崎士郎や東郷青児との交流を経て、昭和戦前期には代表作『色ざんげ』(中央公論社 1935(昭和10).4)を、そしてまた昭和戦後期には、『生きていく私』(毎日新聞社 1983(昭和58))がベストセラーとなり、多くの読者に愛された。
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