絵本作家によるおうえんフェスタ2021Bあべ弘士・村上康成・どいかや・田島征彦さん @ 応援カレンダープロジェクト
[2021年01月05日(Tue)]
【前回の続き】
最後は、外の気温がマイナス15度の旭川からあべ弘士さん。
昨日から今日にかけて1m位雪が積もり、雪かきを朝から3回やったそうです。過酷であるけれど、美しい旭川に住んでいらっしゃるあべさん。
3月の「ジャガー」を描かれました。
ジャガーはヒョウに比べて顔が大きく、牙(犬歯)がヒョウの倍くらいあり、何とワニを食べるそうです。
ジャガーの絵は描いたの初めてで、ジャガーを描いた絵本が「こどものとも」で出ます。
『カメとクロジャガー ペルーの昔話』
(こどものとも年中向き 2021年2月号)
(ルイス・ウルテアガ/採話・原文 星野 由美/再話 あべ弘士/絵 2021.2.1 福音館書店)

《あべさんからのクイズ》
今日は12月20日です。あと4日もするとクリスマスがやってきます。トナカイがサンタクロースの家にやって来て、一緒に行けないとオイオイ泣いています。どうして泣いているのでしょうか?
あべさんは、旭山動物園時代にトナカイの世話をしていたそうです。トナカイにソリ引かせる訓練をしたけど、うまく滑りませんでした。そのトナカイは、サハリン(樺太)の動物園との動物交換でやってきたものでした。
《クイズ2》旭山動物園でサハリンの動物園からトナカイを10頭もらいました。代わりに要求された動物は?
答えはウシ。
トナカイは、旭川に着いた時は、既に、鼻の中にハエが卵を産んでウジがわいていて、呼吸困難で2年後には全員(あべさんは動物に対しても、「誰」「全員」と、人に対してと同じように話されます
)死んだそうです。そんな悲しいトナカイの話をしてくださいました。
旭川の雪はサラサラで、今時分は、「ねっぱらない」(旭川の言葉)ので雪合戦もできなし、雪だるまもできません。
女の子は、サラサラの雪をお椀に入れて、ジュースやコンデンスミルクをかけて食べ、
大人の男は、コップにたっぷり入れてそれにお酒を注いで、飲むそうです。
あべさんは、今日は、コップにたっぷり雪を入れ、ご自分でラベルの絵を描かれた純米酒「ケイマフリ」を飲まれていました
蛇足ですが、ケイマフリは天売島の海鳥を描いたあべさんの『うみどりの島』(寺沢孝毅/文 あべ弘士/絵 偕成社 2019.4)に出てきます。天売島は、ケイマフリの日本最大の繁殖地です。

新作の紹介
『氷上カーニバル』(あべ弘士/作 のら書店 2020.11)

旭川のこども富貴堂の隣のギャラリープルプル(あべさんが運営するアートスペース)で25日まで原画展をやっていました。
大正時代、中島公園にスケートリンクを造り、仮装してスケートをしていました。
今は、公園の氷がガッチリ凍らないので、スケートリンクをやらないそうです。
旭川は雪が多いので、スケートリンクに雪が積もってしまうのでスケートは廃れ、スキー(ジャンプ、クロスカントリー)が盛んです。スケートが盛んなのは、雪の少ない地方 苫小牧、帯広、釧路です。
北海道といっても、地域で差があります。
《クイズ3》2020年は子年。地球上で一番大きなねずみは?
ヒント、ジャガーの好物で、アマゾンに住んでいます。
答えは、カピバラ。50kgくらいあります。野生のネズミは、クマネズミやドブネズミと違って臭くなく、カピバラも動物園では、ニンジンやリンゴなど野菜が餌です。
《クイズ4》2021年は丑年。ウシについて正しくないものが1つあります。それは?
@ウシの胃袋は4つある Aウシの角は毎年ポロッと落ちて、生えかわる Bウシの上顎には前歯がない
答えは、A。生えかわるのはシカ。
ウシの仲間のキリンも、同じで、上顎には前歯はありません。
あべさんのお話は、動物や北海道のお話など、いつ聞いても飽きません。
2020年3月あべさんをお招きして下関でイベントを開催する予定で、チラシを作り配布していましたが、コロナ禍で中止になりました。今年はどうでしょうか。
参加されなかった絵本作家さんからのクイズ。
《村上康成さん》5月の絵を描いたが、先頭にいるとさかのある鳥の名前は?
《どいかやさん》ねこを飼っていますが、何匹飼っているでしょうか?
《田島征彦さん》最新作の本のタイトルは?
大友剛サンの手品もありました。
こちらが今年のカレンダーです。

「絵本作家によるおうえんフェスタ2021」は、You Tubeの大友剛チャンネルで見逃し配信しています。
(年内という話でしたが、現在も見ることができるようですよ
)
最後は、外の気温がマイナス15度の旭川からあべ弘士さん。
昨日から今日にかけて1m位雪が積もり、雪かきを朝から3回やったそうです。過酷であるけれど、美しい旭川に住んでいらっしゃるあべさん。
3月の「ジャガー」を描かれました。
ジャガーはヒョウに比べて顔が大きく、牙(犬歯)がヒョウの倍くらいあり、何とワニを食べるそうです。
ジャガーの絵は描いたの初めてで、ジャガーを描いた絵本が「こどものとも」で出ます。
『カメとクロジャガー ペルーの昔話』
(こどものとも年中向き 2021年2月号)
(ルイス・ウルテアガ/採話・原文 星野 由美/再話 あべ弘士/絵 2021.2.1 福音館書店)

《あべさんからのクイズ》
今日は12月20日です。あと4日もするとクリスマスがやってきます。トナカイがサンタクロースの家にやって来て、一緒に行けないとオイオイ泣いています。どうして泣いているのでしょうか?
あべさんは、旭山動物園時代にトナカイの世話をしていたそうです。トナカイにソリ引かせる訓練をしたけど、うまく滑りませんでした。そのトナカイは、サハリン(樺太)の動物園との動物交換でやってきたものでした。
《クイズ2》旭山動物園でサハリンの動物園からトナカイを10頭もらいました。代わりに要求された動物は?
答えはウシ。
トナカイは、旭川に着いた時は、既に、鼻の中にハエが卵を産んでウジがわいていて、呼吸困難で2年後には全員(あべさんは動物に対しても、「誰」「全員」と、人に対してと同じように話されます

旭川の雪はサラサラで、今時分は、「ねっぱらない」(旭川の言葉)ので雪合戦もできなし、雪だるまもできません。
女の子は、サラサラの雪をお椀に入れて、ジュースやコンデンスミルクをかけて食べ、
大人の男は、コップにたっぷり入れてそれにお酒を注いで、飲むそうです。
あべさんは、今日は、コップにたっぷり雪を入れ、ご自分でラベルの絵を描かれた純米酒「ケイマフリ」を飲まれていました

蛇足ですが、ケイマフリは天売島の海鳥を描いたあべさんの『うみどりの島』(寺沢孝毅/文 あべ弘士/絵 偕成社 2019.4)に出てきます。天売島は、ケイマフリの日本最大の繁殖地です。


新作の紹介

『氷上カーニバル』(あべ弘士/作 のら書店 2020.11)

旭川のこども富貴堂の隣のギャラリープルプル(あべさんが運営するアートスペース)で25日まで原画展をやっていました。
大正時代、中島公園にスケートリンクを造り、仮装してスケートをしていました。
今は、公園の氷がガッチリ凍らないので、スケートリンクをやらないそうです。
旭川は雪が多いので、スケートリンクに雪が積もってしまうのでスケートは廃れ、スキー(ジャンプ、クロスカントリー)が盛んです。スケートが盛んなのは、雪の少ない地方 苫小牧、帯広、釧路です。
北海道といっても、地域で差があります。
《クイズ3》2020年は子年。地球上で一番大きなねずみは?
ヒント、ジャガーの好物で、アマゾンに住んでいます。
答えは、カピバラ。50kgくらいあります。野生のネズミは、クマネズミやドブネズミと違って臭くなく、カピバラも動物園では、ニンジンやリンゴなど野菜が餌です。
《クイズ4》2021年は丑年。ウシについて正しくないものが1つあります。それは?
@ウシの胃袋は4つある Aウシの角は毎年ポロッと落ちて、生えかわる Bウシの上顎には前歯がない
答えは、A。生えかわるのはシカ。
ウシの仲間のキリンも、同じで、上顎には前歯はありません。
あべさんのお話は、動物や北海道のお話など、いつ聞いても飽きません。
2020年3月あべさんをお招きして下関でイベントを開催する予定で、チラシを作り配布していましたが、コロナ禍で中止になりました。今年はどうでしょうか。
参加されなかった絵本作家さんからのクイズ。
《村上康成さん》5月の絵を描いたが、先頭にいるとさかのある鳥の名前は?
《どいかやさん》ねこを飼っていますが、何匹飼っているでしょうか?
《田島征彦さん》最新作の本のタイトルは?
大友剛サンの手品もありました。
こちらが今年のカレンダーです。
「絵本作家によるおうえんフェスタ2021」は、You Tubeの大友剛チャンネルで見逃し配信しています。
(年内という話でしたが、現在も見ることができるようですよ
