みどりのほし @ 林木林 × 長谷川義史
[2020年12月05日(Sat)]
『みどりのほし』
(林木林/作 長谷川義史/絵 童心社)

2011年、まど・みちおさん(1909(明治42)〜2014(平成26))の顕彰を目的に、まどさんのふるさと 周南市で「こどもの詩 周南賞」の募集がありました。
部門は「作詞」と「作詞・作曲」の2部門でした。
そのチラシを描いたのが長谷川義史さんでした。
(すごく素敵なチラシです。持っている筈なんですが、見当たらなくてご紹介できないのが残念です。)
そして、作詞部門優秀賞を受賞したのが、林木林さんの「みどりのほし」という詩でした。
それに、審査員の一人でもあった谷川賢作さんが曲をつけ、楽曲として歌われています。
谷川賢作さんは、皆さんご存知のように谷川俊太郎さんの息子さんです。
その歌にうたわれている発見がもとになって2020年7月に絵本『みどりのほし』になりました。
絵本の文は、初めの詩とは大きく変わっています。
場面の変化や流れ、絵といっしょに見たときにどう響くかなど、「絵本」という特性を意識しながら、歌のときとは違う言葉、絵本の言葉として書いています。
と林さん。
絵を描いたのは、この時4人いた選考委員の一人だった長谷川義史さん。
林さんはブログ「*フォトノハ* 今日の一葉〜笑顔をくれる葉っぱたち 林木林(はやしきりん)」で
野菜や果物のてっぺんに
緑の星☆を見つけた時、
なんだか緑の地球(ほし)で生まれたしるしみたいに
見えたんです
その発見が素敵な絵本になりました。
長谷川義史さんの伸びやかな絵で
想像が広がります
と書かれています
あっ なつみかんの てっぺんに
みどりのほし みぃつけた
まどさんに
どんな小さなものでも
みつめていると
宇宙につながっている
という言葉があり、

『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉』
(まど・みちお/著 新潮社 2010)
まどさんの世界観につながります。
ぼくたちは みんな
ほしの こども
てを つないで
せいざを つくっている
この絵本の後ろ見返しには、谷川賢作さんが作曲した楽譜付きで、林さんの書かれたもとの詩である童謡詩「みどりのほし」も載っています
林さんは「童心社メールマガジン」(2020.07.17)のインタビューで次のように言われています。
ページをめくるたびに、緑の中を歩いているような、気持ちのよいひと時がおとずれましたら嬉しいです。
ぜひ、ゆったりと心を大の字にして、絵本を広げてみてくださいね。
ちなみに、林さんは周南市のお隣の防府市の出身です
(林木林/作 長谷川義史/絵 童心社)


2011年、まど・みちおさん(1909(明治42)〜2014(平成26))の顕彰を目的に、まどさんのふるさと 周南市で「こどもの詩 周南賞」の募集がありました。
部門は「作詞」と「作詞・作曲」の2部門でした。
そのチラシを描いたのが長谷川義史さんでした。
(すごく素敵なチラシです。持っている筈なんですが、見当たらなくてご紹介できないのが残念です。)
そして、作詞部門優秀賞を受賞したのが、林木林さんの「みどりのほし」という詩でした。
それに、審査員の一人でもあった谷川賢作さんが曲をつけ、楽曲として歌われています。
谷川賢作さんは、皆さんご存知のように谷川俊太郎さんの息子さんです。
その歌にうたわれている発見がもとになって2020年7月に絵本『みどりのほし』になりました。
絵本の文は、初めの詩とは大きく変わっています。
場面の変化や流れ、絵といっしょに見たときにどう響くかなど、「絵本」という特性を意識しながら、歌のときとは違う言葉、絵本の言葉として書いています。
と林さん。
絵を描いたのは、この時4人いた選考委員の一人だった長谷川義史さん。
林さんはブログ「*フォトノハ* 今日の一葉〜笑顔をくれる葉っぱたち 林木林(はやしきりん)」で
野菜や果物のてっぺんに
緑の星☆を見つけた時、
なんだか緑の地球(ほし)で生まれたしるしみたいに
見えたんです
その発見が素敵な絵本になりました。
長谷川義史さんの伸びやかな絵で
想像が広がります
と書かれています

あっ なつみかんの てっぺんに
みどりのほし みぃつけた
まどさんに
どんな小さなものでも
みつめていると
宇宙につながっている
という言葉があり、

『どんな小さなものでもみつめていると宇宙につながっている―詩人まど・みちお100歳の言葉』
(まど・みちお/著 新潮社 2010)
まどさんの世界観につながります。
ぼくたちは みんな
ほしの こども
てを つないで
せいざを つくっている
この絵本の後ろ見返しには、谷川賢作さんが作曲した楽譜付きで、林さんの書かれたもとの詩である童謡詩「みどりのほし」も載っています

林さんは「童心社メールマガジン」(2020.07.17)のインタビューで次のように言われています。
ページをめくるたびに、緑の中を歩いているような、気持ちのよいひと時がおとずれましたら嬉しいです。
ぜひ、ゆったりと心を大の字にして、絵本を広げてみてくださいね。
ちなみに、林さんは周南市のお隣の防府市の出身です
