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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


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「絵本作家 きたむらさとし 紙芝居&トークライブWeb配信」に参加しましたC『ふつうに学校にいくふつうの日』 [2020年09月20日(Sun)]
前回の続き

翻訳家 柴田元幸との出会いは、きたむらさんにとって大きいものでした。
25年前、書評を書いてもらったのがきっかけだったそうです。

柴田元幸のエッセイ『死んでいるかしら』(新書館 1997.5)の雑誌連載時にイラストを担当しました。
死んでいるのかしら.jpg


柴田元幸が選び抜いた英米詩を英語・日本語の対訳で味わう大人の絵本『アイスクリームの皇帝:Poetry in Pictures(河出書房新社 2014、10)。
アイスクリームの皇帝.jpg アイスクリームの皇帝 帯.jpg



『Once upon an Ordinary School Day』(Andersen Press 2004)。
Once upon an Ordinary School Day.jpg

Colin McNaughton (コリン・マクノートン)は、文章も絵も有名な作家で、絵本作家としても著名ですが、この作品は「個人的過ぎて自分で絵を描きたくない」ということで、きたむらさんが描くことになりました。
Colin McNaughtonは、2つの条件をつけました。
@車の車種は モーリス・マイナーという車 
A途中から言葉がなくなる6ページについては、勝手やっていい

鍵になる言葉「play music」について、「いろいろな楽器を演奏する」ことにして描いたら、コリンは、「そこはレコードをかける」と言いました。
ある会で英語版を即興で柴田が訳してくれ、その時、「「楽器を演奏する」じゃなくて不本意だった」と話すと、参加者の女性から「楽器にしたら先生が主人公になってしまう。主人公は男の子でしょ。」と言われたそうです。
書いた人より分かっているのではという位、文章を読み込んで絵を描いているけれど、本当の意味でストーリーを理解していなかったという気がし、反省したそうです。

何百回もストーリーを読み込んでやっと絵が描けるが、本当の理解はできてはいないのではないか、読み違えているかも、という思いは時々するそうです。

『ふつうに学校にいくふつうの日』(小峰書店 2005.5)は柴田元幸が翻訳を担当し、日本でも出版されました。
ふつうの日 .jpg

第11回日本絵本賞翻訳絵本賞を受賞しましたひらめき


『Monkey Business International : New Writing from Japan( A Public Space)は、
Monkey Business new writeing from japan vol.6.jpg左向き三角1Vol.6〔2016)

年刊の文芸誌で、柴田元幸がTed Goossen(テッド・グーセン)(日本文学研究者、翻訳家)、Meg Taylor(メグ・テーラー)と3人で編集し、日本文学を英訳して紹介していました。
それに、柴田から時々誘われ、絵物語を描いていました。子どもが読者ではないので自由にやれたそうです。
『Monkey Business: New Writing from Japan』は7冊出て終刊しました(2011〜2017)。


翻訳家・柴田元幸が編集長を務める文芸誌『MONKEY』の英語版『MONKEY:New Writing from Japan VOL.1 FOOD: A MONKEY’S DOZEN』が、
Monkey.jpg

10月に、Ted Goossen、Meg Taylor、柴田元幸で編集で、スイッチ・パウブリケイションより出版されます。第1弾は日本版『MONKEY』のさまざまな号から作品を厳選して英訳、書き下ろし・描き下ろしも追加したものとなっています。きたむらさんは、お弁当箱の絵を載せています。
10月出版記念の座談会があり、呼ばれているそうです。


次回に続く
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