CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


検索
検索語句
<< 2020年05月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
最新記事
カテゴリアーカイブ
プロフィール

こどもと本ジョイントネット21・山口さんの画像
月別アーカイブ
最新コメント
タグクラウド
日別アーカイブ
https://blog.canpan.info/jointnet21/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/jointnet21/index2_0.xml
テイカカズラが咲いていますB [2020年05月22日(Fri)]
【前回の続き】

もちろん自生しているものばかりでなく園芸種も豊富です。
CADEDD02-76B5-4732-8B9F-4A82C1A2EB02.jpeg
(2018年5月22日撮影) 
F9E6A62F-F2FA-40AE-A988-1A92DAB91F66.jpeg BED8C8B1-DFA9-4198-8C48-A86EC1C67B38.jpeg 735A5A02-9017-443C-AA4C-7A1DED3FD603.jpeg 728E6F7C-E9BD-4E9E-9575-405F2D787DAC.jpeg

ハツユキカズラ
BEF9CD7B-791C-4354-AAD8-91FBA7DE2CD3.jpeg 8B419DFE-EB90-40E6-94BD-CCB50A7B0872.jpeg

何カズラかな?我が家のです。何年も刈り込んだこともないのに花も実もなりません。
今、新芽がきれいです。
0A690D81-EFA1-4DAA-8805-C4EBE938E7D3.jpeg E8593556-B2B7-42AD-ADA1-D74689A024B7.jpeg EE69D01B-26C2-4466-8914-55657A06DE12.jpeg 7F55E8FD-78E3-4A2F-A286-D9CC2AF3B35A.jpeg


維新百年記念公園にある陸上競技場には、テイカカズラの仲間スタージャスミンの生垣が造られていまするんるん
DD6F5FC1-C25B-4FC5-9AC4-91DCFE87E3FD.jpeg D47EFD13-1947-47A0-AE5D-D5725FE5C66D.jpeg 74EA8C4C-79DF-450A-B02D-205CDE1B77DD.jpeg E163CD9C-71B4-4FD7-9FA4-9FE25BA584BE.jpeg
(2018年6月1日撮影)


万葉の時代は、テイカカズラは
都多(ツタ)・綱・津田(ツタ)・角(ツノ)・
石綱(いはつな)(イワツナ)・石綱(いはつた)(イワツタ)・石葛(いはつな)(イワツナ)
などと呼ばれていました。

『万葉集』巻6-1046に石綱を詠った歌があります。
平城京から恭仁京(くにのみやこ)に遷都した後、奈良の都が荒廃していくのを悲しんで詠んだ歌、三首のうちの一首です。

万葉集巻6ー1046(近衛文庫 京都大学附属図書館蔵)
万葉集 巻6-1046 近衛文庫 892-265 (2).jpg

[曼朱院本]萬葉集 巻6-1046(京都大学附属図書館蔵)
[曼朱院本]萬葉集 巻6-1046 849-254 (2).jpg

『万葉集』巻6-1044〜6(清水浜臣)(国立国会図書館蔵)
万葉集 巻6 1046 [7]-99-48 (2).png

傷惜寧楽京荒墟作歌三首
作者不審
ならのみやこのこうきょをいたみおしみてつくれるうたさんしゅ 

『万葉集』巻6-1046(清水浜臣)(国立国会図書館蔵)
万葉集巻6 1046 [7]-99-49 (2).png

石綱乃 又變若反 青丹吉 奈良乃都乎 又将見鴨
いわつなの またをちかえり あおによし ならのみやこを またもみむかも
石綱の また変若かえり 青丹よし 奈良の都を またも見むかも
イワツナのようにまた若返って、奈良の都が栄えるのをまた見ることができるでしょうか。

 「石綱の」  「をちかへる」に懸かる枕詞 
 「青丹よし」 「なら」に懸かる枕詞
 「変若」   をち→復ち。もとにかえること。

ここで思い出すのが、「藤波の花は盛りになりにけり @ フジ@」で紹介した太宰府に赴任中の大伴旅人の歌(巻3-331)です。

吾盛 復将變八方 殆 寧樂京乎 不見歟将成
わがさかり またをちめやも ほとほとに ならのみやこを みずかなりなむ
我が盛り また変若めやも ほとほとに 寧楽の京を 見ずかなりなむ
わが権勢を誇っていた頃にまた復帰できるだろうか。いやいや、このまま奈良の都を見ずじまいになりそうだ。


巻2-135に「角」、巻3-282に「角」、巻3-423「葛」、巻9-1804に「都多」、巻13-3291に「津田」、巻13-3324・3325に「角」、巻17-3991に「都多」、巻19-4220に「都多」などと出てきます。



参考文献:
『万葉集』(近衛文庫)
『[曼朱院本]萬葉集』
  ※以上2冊は京都大学貴重資料デジタルアーカイブでインターネット公開されています。
『万葉集』(清水浜臣)
  ※国立国会図書館デジタルコレクションでインターネット公開されています。
| 次へ