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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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大内義長「大道寺創建裁許状」碑 @ 12月、山口市はクリスマス市になる。 [2019年12月28日(Sat)]
サビエル記念聖堂を正面にみる亀山の中腹に
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「大内義長裁許状碑」は建っていますぴかぴか(新しい)
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併設の説明板には、次のように書いてあります。
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 大内義長の裁許状
大内義隆の庇護のもとに山口においてキリスト教の布教に当たつていたフランシスコ・サビエルは一五五一年後事を弟子の(コスメ・デ・)トルレスらに託して九州に渡つた。その後山口では陶晴賢の乱が起り義隆は討死した。晴賢は大内氏の後つぎとして九州の大友義鎮(のちの宗麟)(異母)(母は大内義興の娘で義隆の姉)、義長を迎えて大内氏をつがした。義長は九州でサビエルに会つていたので一五五二年山口に来ると早速トルレスに教会建立許可の裁許状を与えた。これにより山口に日本最初のキリスト教会が建立されたのであつた。
その裁許状は当時写してヨーロッパに送られたが、それが、(1570年にコインブラ版『イエズス会日本書翰集』に初めて印刷され)、一五七四年のケルン版ラテン語『東洋イエズス会書簡集』に掲載されている。
この碑はその本から複製したものである。


碑文をそのまま書き写してみますクリスマス
漢文の行間に単語ごとにポルトガル語の訳が付されています。

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大道寺創建裁許状 1552(天文21)年、周防
国の領主大友義長が宣教師にあたえたもの

 敷國周
 郡吉防

 爲朝域従寺大山
 佛之来西事道口
  僧    縣 

所望由家彼創隆法
令之任寺之建可紹
裁旨之

寺御周廿一天件許
住判防八年文 之
持當介日八廿 状
    月  如


碑にある説明文が「大内義長」ではなく「大友義長」とあるのが気になります。
併設の説明版「大内義長の裁許状」に「後山口では陶晴賢の乱が起り義隆は討死した。晴賢は…」とありますが、晴賢は、天文20年(1551年)の大寧寺の変のときは「陶隆房」と名乗っていて、その後、大友晴英(のちの大内義長)から一字拝領して「晴賢」と改めたので、「陶晴賢」とあるのも気になります。

また、裁許状の方、ただでさえ漢文は苦手なのに、ほとんど二字ずつでわかりにくいので、わかりやすく書き換えてみます。(区切り方については自信がありませんがく〜(落胆した顔)

周防國吉敷郡山口縣大道寺事 従西域來朝之儈 爲佛法紹隆 可創建彼寺家之由 任請望之旨 所令裁許之状如件
天文廿一年八月廿八日
周防介 御判
當寺住持


送り仮名を入れてみましたクリスマス

周防國吉敷郡(こほり)山口縣(あがた)大道寺事 
(より)西域來朝之(ノ)儈 爲佛法紹隆(しょうりゅう) 
(ベ)創建寺家(じか)(ノ)由 任請望之(ノ)(むね) 
所令(せし)ムル裁許之(ノ)状如(くだん)


書き下し文にしてみましたクリスマス

周防國吉敷郡山口縣大道寺
西域より來朝儈、佛法紹隆
寺家創建べき請望
裁許せしむる状件


現代語訳にしてみましたクリスマス

周防の國吉敷郡山口縣にある大道寺において、西域よりこの国に来た僧(パードレ・司祭)達が、仏法(キリスト教)発展のために、寺家(教会・修道院)を創建するという要望に対し、その許可を与えることを証する。
天文21年8月28日(1552年9月16日)
周防介(大内義長)加判
當寺(この寺つまり大道寺)住持(住職つまりパードレ・司祭)


その大道寺がどこにあったかについては、次の機会に揺れるハート
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