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こどもと本ジョイントネット21・山口


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へいわってすてきだね @ 長谷川義史 [2019年12月20日(Fri)]
『へいわってすてきだね』(安里有生/詩 長谷川義史/画 ブロンズ新社 2014.6)ぴかぴか(新しい)

へいわってすてきだね.jpg

表紙の絵は与那国島に住む小学1年生 6歳の安里有生(あさとゆうき)くんです。

安里くんは「へいわってすてきだね」という詩を書き、沖縄県平和祈念資料館が募る「第23回 児童・生徒の平和メッセージ」に寄せられた詩部門1690点の応募の中から、小学校低学年の部・最優秀賞に選ばれました。
そして、2013年6月23日沖縄慰霊の日、糸満市の平和祈念公園で行われた沖縄全戦没者追悼式で、安里くんは「へいわってすてきだね」を朗読しました。


 へいわってすてきだね

へいわってなにかな。
ぼくは、かんがえたよ。
おともだちとなかよし。
かぞくが、げんき。
えがおであそぶ。
ねこがわらう。
おなかがいっぱい。
やぎがのんびりあるいてる。
けんかしてもすぐなかなおり。
ちょうめいそうがたくさんはえ、
よなぐにうまが、ヒヒーンとなく。
みなとには、フェリーがとまっていて、
うみには、かめやかじきがおよいでる。
やさしいこころがにじになる。
へいわっていいね。へいわってうれしいね。
みんなのこころから、へいわがうまれるんだね。

せんそうは、おそろしい。
「ドドーン、ドカーン。」
ばくだんがおちてくるこわいおと。
おなかがすいて、くるしむこども。
かぞくがしんでしまってなくひとたち。

ああ、ぼくは、へいわなときにうまれてよかったよ。
このへいわが、ずっとつづいてほしい。
みんなのえがおが、ずっとつづいてほしい。

へいわなかぞく、
へいわながっこう、
へいわなよなぐにじま、
へいわなおきなわ、
へいわなせかい、
へいわってすてきだね。

これからも、ずっとへいわがつづくように
ぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。


そして、長谷川義史さんが絵を描き、できたのが『へいわってすてきだね』という絵本です。

長谷川さんのあとがきをご紹介しましょう。

小学1年生の男の子が書いた平和への思い。
純粋で、素直で、力強い、まっすぐな願いの誓いの詩を、
いまの日本に、そして世界の人々に、ひとりでも多く伝えたい。
(中略)
また会おうね、とお別れして、島の小さな飛行場に向かいました。
9月でも痛いような陽ざしのなか、飛行機に乗りこもうとしたときでした。
見送りデッキから、手をふってくれる、安里くんと安里くんのご家族が見えました。
この島の、あの友の、思いを、願いを、しっかり描かねば。
いかなる理由があるにせよ、いえ、理由なんてないのです。
人々を殺し、傷つけることは、まちがいです。あの子たち、この有生くんたちを、
戦争という名の、残酷で恐ろしい殺し合いに、巻きこんではいけない。
そのことを、そのごくあたり前のことを、
光のなかに生まれてきた一人の少年が、ぼくたちに教えてくれているのです。

(『へいわってすてきだね』あとがきより)


その『へいわってすてきだね』を長谷川義史さんが読み聞かせをしてくださるイベント「長谷川義史クリスマス絵本ライブ こどもたちGO」が、12月21日(土)に山口市のカリエンテ山口で開かれますぴかぴか(新しい)

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