一坂太郎さんの歴史講演会「「志士」が動かした幕末長州〜久坂玄瑞とその同志〜」 @ 図書館振興の県民のつどい
[2018年12月04日(Tue)]
2018年11月3日山口県立山口図書館レクチャールームで開催された一坂太郎さんの歴史講演会「「志士」が動かした幕末長州〜久坂玄瑞とその同志〜」を聴講しました
主に久坂玄瑞が送った書状を紐解きながらのお話はわかりやすく面白かったです
講演会終了後、ホールに展示してある書籍類の説明をしていただきました。
それが更に面白かったです
右端が『長防臣民合議書』です。
印刷物で戦争の理由を庶民にまで説明し戦った大名は、幕末の毛利家だけだと言われています。
さすが、理屈好きの長州人です。
有名な松陰の画です。
久坂玄瑞は松陰をプロデュースしました。
松陰の遺品(遺墨)を同志に配布し、他藩士にも松陰の偉大さを宣伝しました。
久坂玄瑞の自筆書状です
『長防臣民合議書』
第二次長州征討(四境戦争)に備えて宍戸備後助璣(たまき、山縣半蔵)が起草し、36万部を印刷して藩内全戸に配布されたもので、『長防士民合議書』とも呼ばれています。
長州藩の正義がどこにあるのかを、赤穂四十七士などを例に挙げて、長州藩の朝廷への忠節を説き、今は朝敵の汚名を受けているが、領民が一致協力してこの冤罪を晴らそうと、領民たちにこの戦いの意義を訴えるもので、かな交じりの文章で分かりやすく書かれています。
主に久坂玄瑞が送った書状を紐解きながらのお話はわかりやすく面白かったです
講演会終了後、ホールに展示してある書籍類の説明をしていただきました。
それが更に面白かったです
右端が『長防臣民合議書』です。
印刷物で戦争の理由を庶民にまで説明し戦った大名は、幕末の毛利家だけだと言われています。
さすが、理屈好きの長州人です。
有名な松陰の画です。
久坂玄瑞は松陰をプロデュースしました。
松陰の遺品(遺墨)を同志に配布し、他藩士にも松陰の偉大さを宣伝しました。
久坂玄瑞の自筆書状です
『長防臣民合議書』
第二次長州征討(四境戦争)に備えて宍戸備後助璣(たまき、山縣半蔵)が起草し、36万部を印刷して藩内全戸に配布されたもので、『長防士民合議書』とも呼ばれています。
長州藩の正義がどこにあるのかを、赤穂四十七士などを例に挙げて、長州藩の朝廷への忠節を説き、今は朝敵の汚名を受けているが、領民が一致協力してこの冤罪を晴らそうと、領民たちにこの戦いの意義を訴えるもので、かな交じりの文章で分かりやすく書かれています。