「大岡昇平と中原中也」を観に行きましたI @ 中原中也記念館
[2018年09月24日(Mon)]
【前回の続き】
中原中也記念館の「大岡昇平と中原中也」もいよいよ今日24日までとなりました。
今回、大岡昇平の代表作『レイテ戦記』の直筆原稿や激しい推敲の跡をとどめる訂正本、執筆資料などが展示してあります。
直筆資料には「手入れ本」「手入れ雑誌」「手入切抜」が多く見られます。
大岡は発表した原稿にも推敲を重ね、発表誌に書き込んだり、発表誌のコピーを原稿用紙に裏面に貼り付けてそこに書き込んだりしています。
大岡の執念を感じます。
また、大岡は収集した資料をきちんと整理する人です。
『レイテ戦記』の資料だけでも膨大で、一つの展示会が開ける程があるそうです。
大学院生だった中原中也記念館の中原豊館長からの書簡をきちんと保存していたことからも、それが窺えます。
まだまだ書き忘れたことがあるような気もしますが、この項、終わりとします。
▼(KRY山口放送「ニュースライブ」(2018.9.11)より 1944(昭和19)年3月の頃の大岡昇平)
▼(同 1953(昭和28)年大磯の自宅での大岡昇平)
▼(同 草稿「昭和三年の中原中也」)
中原中也記念館の「大岡昇平と中原中也」もいよいよ今日24日までとなりました。
今回、大岡昇平の代表作『レイテ戦記』の直筆原稿や激しい推敲の跡をとどめる訂正本、執筆資料などが展示してあります。
直筆資料には「手入れ本」「手入れ雑誌」「手入切抜」が多く見られます。
大岡は発表した原稿にも推敲を重ね、発表誌に書き込んだり、発表誌のコピーを原稿用紙に裏面に貼り付けてそこに書き込んだりしています。
大岡の執念を感じます。
また、大岡は収集した資料をきちんと整理する人です。
『レイテ戦記』の資料だけでも膨大で、一つの展示会が開ける程があるそうです。
大学院生だった中原中也記念館の中原豊館長からの書簡をきちんと保存していたことからも、それが窺えます。
まだまだ書き忘れたことがあるような気もしますが、この項、終わりとします。
▼(KRY山口放送「ニュースライブ」(2018.9.11)より 1944(昭和19)年3月の頃の大岡昇平)
▼(同 1953(昭和28)年大磯の自宅での大岡昇平)
▼(同 草稿「昭和三年の中原中也」)