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こどもと本ジョイントネット21・山口


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詩の翻訳・文学の翻訳 ― 中原中也英訳から出発して @ 中原中也の会第27回研究集会 [2024年05月25日(Sat)]
6月30日(日)、中原中也の会第27回研究集会「詩の翻訳・文学の翻訳 ― 中原中也英訳から出発して」がハイブリッド開催されますぴかぴか(新しい)

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このたびの研究集会は対面開催で実施いたします。また、研究集会の様子をオンライン(Zoom)で配信します。
対面参加の場合もオンライン配信を視聴する場合も、中原中也の会ウェブサイトで最新情報を随時ご確認ください。

https://chuyakan.jp/ntsarticle/kenkyu_27/


るんるん日 時るんるん 2024年6月30日(日)14:00〜17:10  オンライン配信あり
るんるん会 場るんるん 國學院大學院友会館 
   〒150-0011 東京都渋谷区東4-12-8
   電話 03-3400-7781

るんるん出演るんるん
  ジェフリー・アングルス(西ミシガン州立大学教授、詩人)
  栩木伸明(早稲田大学文学学術院教授、翻訳家)
  鴻巣友季子(翻訳家、文芸評論家)
  四元康祐(詩人、中原中也の会理事)

るんるんタイムテーブルるんるん
  総合司会:四元康祐

開場 13:30

開会の挨拶 14:00〜14:10 
  阿毛久芳(都留文科大学名誉教授、中原中也の会会長)

講演 14:10〜15:10 
  講師:ジェフリー・アングルス 
  演題:「中原中也を英訳する」

パネルディスカッション 15:30〜17:00 
  パネリスト:ジェフリー・アングルス
        栩木伸明
        鴻巣友季子
    (司会)四元康祐
  題目:「詩の翻訳・文学の翻訳」

閉会の挨拶 17:00〜17:10 
  たかとう匡子(詩人、中原中也の会副会長)

閉会 17:10

るんるん対象るんるん 会員以外一般参加可
るんるん参加費るんるん 対面 500円 
     オンライン配信 無料(要事前登録)
るんるんオンライン視聴についてるんるん
  Zoomウェビナーを使用
  6月16日(日)に視聴受付を開始
   https://chuyakan.jp/ntsarticle/kenkyu_27/
るんるん問合るんるん 中原中也の会事務局(中原中也記念館内)
  mail to nts[a]chuyakan.jp ※[a]を@に変えてください。
  電話 083-932-6430 fax to 083-932-6431                
るんるん主催るんるん 中原中也の会 


かわいいジェフリー・アングルス(Jeffrey Angles) かわいい
西ミシガン州立大学教授、詩人。
1971年、米国オハイオ州生まれ、現在ミシガン州カラマズー市在住。20世紀前半の作家、江戸川乱歩と折口信夫をはじめ、現代詩人の伊藤比呂美と高橋睦郎まで、日本文学の英訳が多数ある。多田智満子の英訳詩集により、日米友好基金の日本文学翻訳賞とアメリカ詩人アカデミーのランドン翻訳賞を受賞、折口信夫の『死者の書』の英訳により、スカグリオネ文学翻訳賞と三好翻訳賞をダブル受賞。2016年の日本語詩集『わたしの日付変更線』により、読売文学賞を受賞。現在、中原中也を英訳するプロジェクトを実行している。

かわいい栩木伸明(とちぎ・のぶあき)かわいい
早稲田大学文学学術院教授、翻訳家。
専門はアイルランド文学・文化。著書に『アイルランドモノ語り』(読売文学賞(随筆・紀行賞)受賞)、『ダブリンからダブリンへ』、『ポール・サイモン全詞集を読む』、訳書にJ・M・シング『アラン島』、W・B・イェイツ『ジョン・シャーマンとサーカスの動物たち』、キアラン・カーソン『琥珀捕り』、サイモン・アーミテージ『キッド』(四元康祐と共訳)、『ポール・サイモン全詞集』などがある。

かわいい鴻巣友季子(こうのす・ゆきこ)かわいい
翻訳家、文芸評論家。
英語圏の現代文学の翻訳紹介とともに、古典の新訳にも力を傾注する。主訳書に、ブロンテ『嵐が丘』、ミッチェル『風と共に去りぬ』、ウルフ『灯台へ』、クッツェー『恥辱』、アトウッド『昏き目の暗殺者』『誓願』『獄中シェイクスピア劇団』、ゴーマン『わたしたちの登る丘』『(仮)わたしたちの担うもの』(6月刊)他多数。主著書に、『謎とき『風と共に去りぬ』』『文学は予言する』(以上新潮選書)、『翻訳教室はじめの一歩』(ちくま文庫)、『翻訳ってなんだろう?』、(ちくまプリマー新書)など。共著に『みんなで読む源氏物語』(ハヤカワ新書)など。各紙の書評委員や文芸時評を担当。日本ペンクラブ女性作家委員、獄中作家・人権委員、日本文藝家協会理事。

かわいい四元康祐(よつもと・やすひろ)かわいい
詩人、中原中也の会理事。
詩集『世界中年会議』で山本健吉賞、『噤みの午後』で萩原朔太郎賞、『日本語の虜囚』で鮎川信夫賞を受賞。翻訳に『ホモサピエンス詩集―四元康祐翻訳集現代詩篇』、『月の光がクジラの背中を洗うとき 48か国108名の詩人によるパンデミック時代の連歌』、『ダンテ、李白に会う 四元康祐翻訳集古典詩篇』など。近著に『龍に呑まれる、龍を呑む 詩人のヨーロッパ体験』、『シ小説・鮸膠』、『ソングレイン』などがある。
ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」 @ 中原中也記念館開館30周年記念事業 [2024年05月11日(Sat)]
6月8日(土)、中原中也記念館開館30周年記念事業「ジェフリー・アングルス氏講演「日付変更線を超えて――山口、そして中原中也」」が開催されますぴかぴか(新しい)

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10代後半に山口県下関市で過ごした経験をもつアングルスさんは「英語を話す自分はアメリカで生まれたが、日本語を話す自分は山口で生まれた」と述べています。
現在はアメリカの大学で日本文学を教え、翻訳者として、また英語と日本語のバイリンガル詩人として活躍するアングルスさんが、山口の風土や文化から受けた影響、そして中原中也の作品を翻訳するプロジェクトについて語ります


るんるん日 時るんるん 2024年6月8日(土)14:00〜15:30(開場13:30)
るんるん会 場るんるん 山口情報芸術センター[YCAM]スタジオA
  山口市中園町7-7
るんるん入場料るんるん 無料 (要申込)
るんるん申込方法るんるん 中原中也記念館HP申込フォーム、電話、FAXにて
るんるん主 催るんるん 中原中也記念館
  山口市湯田温泉1-11-21
  電話 083-932-6430
  fax to 083-932-6431
  URL https://chuyakan.jp/news/30thjakouen/


かわいいジェフリー・アングルス(Jeffrey Angles)かわいい
1971年米国中西部オハイオ州生まれ、現在ミシガン州カラマズー市在住。
20世紀前半の作家、江戸川乱歩と折口信夫をはじめ、現代詩人の伊藤比呂美、高橋睦郎まで、近現代日本文学の英訳が多数。多田智満子の英訳詩集により、日米友好基金の日本文学翻訳賞とアメリカ詩人アカデミーのランドン翻訳賞を受賞、折口信夫著『死者の書』の英訳により、スカグリオネ文学翻訳賞と三好翻訳賞をダブル受賞。2016年の日本語詩集『わたしの日付変更線』により、読売文学賞を受賞。その他の著書に、モダニズム文学における少年愛の研究書『Writing the Love of Boys』や、3・11以降の震災詩の研究兼英訳アンソロジー 『These Things Here and Now』などがある。最新の翻訳に、伊藤比呂美著『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』、高橋睦郎著『つい昨日のこと』、香山滋著『ゴジラ・ゴジラの逆襲』の英訳がある。
第29回中原中也賞 佐藤文香氏『渡す手』特別展示 @ 中原中也記念館 [2024年04月29日(Mon)]
5月26日(日)まで、中原中也記念館で、第29回中原中也賞 佐藤文香氏『渡す手』特別展示が開催されていますぴかぴか(新しい)

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新鮮な感覚を備えた優れた現代詩の詩集に贈られる中原中也賞。
第29回は佐藤文香氏の『渡す手』に決定しました。
これを記念して、受賞詩集『渡す手』と、受賞者である佐藤文香氏を紹介する展示を行います。


るんるん日時るんるん 2024年4月17日(水)〜5月26日(日)
るんるん場所るんるん 中原中也記念館 読書コーナー
るんるん主な展示資料るんるん 受賞詩集『渡す手』、句集、作品掲載誌、写真パネル、審査委員講評など
るんるん図書資料るんるん 受賞詩集『渡す手』、佐藤文香氏句集など書籍、最終選考作品7作品
  ※自由に手に取って読むことができます


こちらのサイトで、佐藤文香氏の受賞コメントを読むことができます。
右向き三角1「第29回中原中也賞が佐藤文香さんの『渡す手』に決定しました。」


《選考経過》に

(略)各篇にスタイルの一回性が感じられ、言葉のセンスの高さ、自在さが注目された。良くも悪くも、定型詩である俳句の作者として培われてきた言語感覚が現れている。「縦の感覚」「花筏」「行くということ」などの作品に作者の特徴が出ていて、言葉に関する引き出しを多く持っている書き手であると思われる。(略)

とあります。


ということで、4月26日(金)、中原中也記念館へさっそく行って来ました。
その日は、中原中也を読む会の日。テーマは「第29回中原中也賞詩集 佐藤文香氏『渡す手』」で、中原豊館長のギャラリートークを聞くことができました。

「受賞者の佐藤文香さんは、1985年生まれ、兵庫県神戸市出身。
2002年、愛媛県立松山東高等学校在学中に第五回俳句甲子でで団体準優勝、「夕立の一粒源氏物語」が最優秀句に選ばれます。
早稲田大学に入学、早大俳句研究会に入会。
2009年に第一句集『海藻標本』で宗左近俳句大賞を受賞。
池田澄子さんに師事し、俳人として評価されています・・・。」

今まで関わられた同人誌や写真パネル、そして、お猪口と枡も展示してあります!何故かって、それは、中原中也賞受賞第一報を受けた際のことを書いた2024.3.31付「西日本新聞」掲載「随筆喫茶」「久留米城島のんべえ奇譚」を読めば分かります。久留米城島酒蔵びらきの日だったそうで……。

2月2日(金)〜12日(月・祝)、学芸大学の写真屋「monogram」で、第四句集『こゑは消えるのに』、第一詩集『渡す手』の刊行を記念して、2021年秋からの1年間、アメリカ(主にカリフォルニア州)で撮影した写真を展示した「佐藤文香写真展 こゑは消えるのに」が開催されました。
写真パネルは、そのなかの3枚です。
 ※佐藤さんによると、ウェブ連載のまとめとしたオンデマンド版の詩集『新しい音楽をおしえて』(マイナビ現代詩歌セレクション)(マイナビ出版 2014)は「初期詩集」、『渡す手』は「第一詩集」と呼ぶそうです。

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本棚にある書籍を自由に取って読むことができるのは、嬉しいです揺れるハート
小説以外は、走り読みですが、読破しました。


第一句集『海藻標本』(ふらんす堂 2008)

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池田澄子さんが序を書かれています。


第二句集『君に目があり見開かれ』(港の人 2014)

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よく見ると「レンアイ句集」と入っています。
装幀は吉岡秀典さん。


第三句集『菊は雪』(左右社 2021)

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『菊は雪』の「菊に雪」は、小村雪岱がデザインした資生堂の香水瓶「菊」からということを知りました。
言葉のセンスの高さ、自在さ」ということがよく理解できます。
句集制作ドキュメンタリー「菊雪日記」も収録されています。
『渡す手』と同じく佐野裕哉さんの装幀です。
佐野さんは、2021年 中原中也記念館特別企画展「書物の在る処――中也詩集とブックデザイン」特別コーナー「中也の詩集をいま作るなら……」に出展され、参加された関連イベント オンライン座談会「中也詩集を装幀して」を佐藤さんも視聴されたとか!

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詩集『渡す手』(思潮社 2023)

中原中也読む会で皆で読んだ「縦の感覚」「渡す手」など、特徴的な言語感覚を持っている詩人だとは思いましたが、詩集『渡す手』全てがそんな詩ばかりでなく、現代詩としての既視感のある詩も見受けられました。
なので、詩集『渡す手』の冒頭詩に「縦の感覚」を持って来たのは、成功なのか、失敗なのか、まあ、中原中也賞を受賞されたので成功といえるでしょうが、一緒に読書会に参加された方は「分からない」と拒否反応を持たれる方もいらっしゃって、でも、そんな人にも詩集の最後まで、読んでいただきたい、と思いました。

『渡す手』も、佐野さんによる装幀です。


第四句集『こゑは消えるのに』(港の人 2023)

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アメリカ句集」と副題があり、1年間のアメリカ生活での句集です。
アメリカで撮影した写真が8枚掲載されています。
吉岡秀典さんのブックデザインも素敵です。



今日4月29日(月・祝)に開催される中原中也生誕祭「空の下の朗読会」 にも出演され朗読される予定ですぴかぴか(新しい)

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 るんるん日 時 2024年4月29日(月・祝)12:30〜13:40
 るんるん場 所 中原中也記念館前庭
   ※雨天時 湯田温泉ユウベルホテル松政


今日4月29日(月・祝)、湯田温泉ユウベルホテル松政で開催される第29回中原中也賞 贈呈式もお見逃しなくぴかぴか(新しい)

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 るんるん日 時 2024年4月29日(土)15:30〜16:10 (開場時間 15:00〜)
 るんるん場 所 湯田温泉ユウベルホテル松政
   山口市湯田温泉三丁目5-8
 るんるん受賞者 佐藤文香
 るんるん受賞詩集 『渡す手』(佐野裕哉/装幀 思潮社 2023.11)
 るんるん入場料 無料
 るんるん申 込 事前申込不要
2024年度「中原中也を読む会」スケジュール [2024年04月19日(Fri)]
今年度も「中原中也を読む会」が、毎月1回 第4金曜日 13:30〜15:00 中原中也記念館で開催されますぴかぴか(新しい)

詩を読み深めたり、詩に曲をつけたものを聴いたり、 記念館の展示を学芸担当職員の解説とともに観たりしながら、 中也の詩の世界を楽しく味わおう、という会です。 詩にちょっと興味はあるけど なんか難しそう… という方に是非オススメです。

初めて参加ご希望の方は、事前にお電話(083-932-6430)にてお申し込みください。


るんるん開催日るんるん 毎月1回第4金曜日
るんるん時 間るんるん 13:30〜15:00(予定)
るんるん場 所るんるん 中原中也記念館 他
るんるん参加費るんるん 無料
るんるん主 催るんるん 中原中也記念館
    電話 083-932-6430


かわいい2024年度「中原中也を読む会」スケジュールかわいい

第29回中原中也賞受賞詩集 佐藤文香『渡す手』を読む
 るんるん日時 2024年4月26日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館

▼『渡す手』
(佐藤文香/詩 佐野裕哉/装幀 思潮社 2023.11)

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企画展T「ダダイスト中也のノート」見学
 るんるん日時 2024年5月24日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館

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屋外展示「30歳の詩」(前期)を読む
 るんるん日時 2024年6月28日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館

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蓄音器で聴く中原中也ゆかりの音楽
 るんるん日時 2024年7月26日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 YCAM(山口情報芸術センター) 2階 多目的室
  ※会場がYCAM(山口情報芸術センター)


特別企画展「中也とランボー、ヴェルレーヌ」見学
 るんるん日時 2024年8月23日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


中原中也の詩「憔悴」を読む
 るんるん日時 2024年9月27日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


企画展U(前期)「浅田弘幸展――『眠兎』と中也、そして新作絵本」見学
 るんるん日時 2024年10月25日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


屋外展示「30歳の詩」(後期)を読む
 るんるん日時 2024年11月22日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


福田百合子名誉館長と中也の詩を読む
 るんるん日時 2024年12月20日(金)13:30〜15:00 
 るんるん場所 湯田地域交流センター 2階 小会議室
  ※日程が第3金曜日、会場が湯田地域交流センター


北原白秋の詩を読む
 るんるん日時 2025年1月24日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


企画展U(後期)「原田和明のオートマタと中原中也」見学
 るんるん日時 2025年2月28日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


テーマ展示「中也の手紙(仮)」見学
 るんるん日時 2025年3月28日(金)13:30〜15:00
 るんるん場所 中原中也記念館


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第29回中原中也賞贈呈式 & 記念講演 井坂洋子「わたしの中の犀星と中也」 [2024年04月14日(Sun)]
4月29日(月・祝)、湯田温泉ユウベルホテル松政で、第29回中原中也賞の贈呈式と記念講演が開催されますぴかぴか(新しい)

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日本の近代詩史に偉大な貢献をなし 今なお多くの人々に愛されている山口市出身の詩人中原中也。
その業績を永く顕彰することを目的に、新鮮な感覚を備えた優れた現代詩の詩集を表彰する中原中也賞の贈呈式と記念講演を行います(記念講演ともに観覧の申し込みは不要・贈呈式)。


るんるん日 時るんるん 2024年4月29日(土)15:30〜17:50 (開場時間 15:00〜)
るんるん場 所るんるん 湯田温泉ユウベルホテル松政
   山口市湯田温泉三丁目5-8
るんるん入場料るんるん 無料
るんるん申 込るんるん 事前申込不要


かわいい第29回中原中也賞贈呈式かわいい

第29回「中原中也賞」では、令和4年12月1日から令和5年11月30日までに刊行された現代詩の詩集240点が寄せられました。
令和6年2月17日、最終選考作品として選ばれた7作品を対象に、山口市の湯田温泉ユウベルホテル松政で選考会を開催しました。
選考の結果、第29回中原中也賞は、佐藤文香さんの『渡す手』(思潮社)に決定しました。
受賞者には、正賞として中也と親交のあった彫刻家高田博厚(1900〜1987)制作の中原中也ブロンズ像と、副賞として100万円を贈呈します。
第29回中原中也賞の贈呈式は4月29日(月曜日・祝日)に山口市で行います。


るんるん時間るんるん 15:30〜16:10
るんるん受賞者るんるん 佐藤文香
るんるん受賞詩集るんるん 『渡す手』(佐野裕哉/装幀 思潮社 2023.11)

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かわいい記念講演かわいい

るんるん時間るんるん 16:50〜17:50
るんるん講師るんるん 井坂洋子(詩人)
るんるん演題るんるん 「わたしの中の犀星と中也」
深川和美 & 谷川賢作 @ 中原中也生誕祭「空の下の朗読会」第二部 ミニライブ [2024年04月13日(Sat)]
4月29日(月・祝)、中原中也生誕祭「空の下の朗読会」 第二部 ミニライブ が開催されますぴかぴか(新しい)

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今年は中原中也の117回目の生誕日となります。
1907年山口市湯田温泉に生まれ、30年の短い生涯を詩にささげた中原中也。 
歌手 深川和美とピアニスト 谷川賢作によるミニライブを開催。のびやかな音楽をゆっくりとお楽しみください。


るんるん日時るんるん 2024年4月29日(月・祝)14:00〜15:00 
るんるん場所るんるん 中原中也記念館前庭
    ※雨天時 湯田温泉ユウベルホテル松政
るんるん出演るんるん 深川和美 & 谷川賢作


かわいい深川和美かわいい
神戸生まれ。京都市立芸術大学音楽学部声楽専修卒業後、フランス・パリへ。フランス近代歌曲を中心に活動を始める。1994年フランス音楽コンクールにおいてフランス総領事賞、99年神戸市文化奨励賞を受賞。大学時代よりエリック・サティに興味を持ち、ダンサーやパントマイムなどコラボレーションを繰り広げていたが、95年の阪神淡路大震災より日本文化を見つめ直し、日本の歌を歌うようになる。2004年より観客参加型コンサート「深川和美の童謡サロン」を主宰し、全国各地で公演。07年より22年までNHK Eテレ「シャキーン!」オープニング曲歌唱。


かわいい谷川賢作かわいい
東京生まれ。ジャズピアノを佐藤允彦に師事。演奏家として、現代詩をうたうバンド「DiVa」ハーモニカ奏者続木力とのユニット「パリャーソ」、また父である詩人の谷川俊太郎と朗読と音楽のコンサートを全国各地で開催。1980年代半ばより作・編曲の仕事をはじめ、映画「四十七人の刺客」「竜馬 の妻とその夫と愛人」NHK「その時歴史が動いた」テーマ曲等。88、95、97年日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞、95年第40回アジア太平洋映画祭最優秀音楽賞受賞。劇団、合唱団とのコラボ作品も多数手がけるとともに、テレビ/映画音楽まで幅広く活動する。
和合亮一 @ 中原中也生誕祭「空の下の朗読会」第一部 朗読会 [2024年04月12日(Fri)]
4月29日(月・祝)、中原中也生誕祭「空の下の朗読会」 第一部 朗読会 が開催されますぴかぴか(新しい)

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今年は中原中也の117回目の生誕日となります。
1907年山口市湯田温泉に生まれ、30年の短い生涯を詩にささげた中原中也。
中也の生誕日である4月29日に、詩の朗読を好んだ中也にならい、中也の生まれた場所で、一般の方々に自作や愛読の詩を朗読していただきます。
特別ゲストに、詩人の和合亮一さんによる朗読も予定しています!
朗読を希望される方は、事前に予約を4月2日(火)より受付けます。


るんるん日時るんるん 2024年4月29日(月・祝)12:30〜13:40
るんるん場所るんるん 中原中也記念館前庭
   ※雨天時 湯田温泉ユウベルホテル松政
るんるん特別ゲストるんるん 和合亮一

るんるん申込についてるんるん
1組3分以内
先着20組
https://chuyakan.jp/news/seitansai2024/ にある申込フォームより申込


かわいい和合亮一かわいい
福島生まれ。国語教師、詩人。1998年第1詩集『AFTER』で第4回中原中也賞受賞、2006年第4詩集『地球頭脳詩篇』で第47回土井晩翠賞受賞。11年3月東日本大震災直後からTwitterにて「詩の礫」と題した連作を発表し続け、17年詩集『詩の礫』フランス語版が第1回「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」(外国語部門)受賞、フランスでの詩集賞の受賞は日本文壇史上初となり、国内外で大きな話題を集めた。19年には『QQQ』で第27回萩原朔太郎賞受賞。詩のみならず、評論・書評・コラム、校歌や記念賛歌、合唱曲の作詞なども手がける。
穂村弘「中原中也をはじめとする詩人たちの短歌」に参加しました [2024年03月25日(Mon)]
2月18日(日)、歌人 穂村弘さんによる中原中也記念館開館30周年記念公開講演「中原中也をはじめとする詩人たちの短歌」に参加しましたぴかぴか(新しい)

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まず、中原中也記念館での企画展U「中也と短歌」を2度目の鑑賞をしてから行きました!

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2月18日は開館30周年の記念日で入館無料でした。

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講演では、「詩人たちの短歌」はもちろんですが、『文藝春秋』2014年2月号(文藝春秋 2014.1)に掲載された代表的日本人の 「新選・百人一首」(岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘/選)、『新・百人一首 ― 近現代短歌ベスト100』(岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘/選 文藝春秋 2013.3)『短歌のガチャポン』(穂村弘/著 小学館 2022.12.6)も踏まえて、短歌が専門でない、違うジャンルの人々の短歌も紹介してくださいました。

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ところで、短歌の制作数が多い人、ご存知ですか?

3位 5万首   与謝野晶子
2位 約10万首 明治天皇
1位 15万首  出口王仁三郎

なんだそうです。

詩人が最初に短歌を詠む例は、萩原朔太郎などにもありますが、中原中也も13歳の頃から短歌を詠んでいました。
紹介された短歌を幾つかあげてみましょう。


かわいい中原中也(1907〜1937)
大河に投げんとしたるその石を二度みられずとよくみいる心
(歌集『末黒野』(吉田緒佐夢・宇佐川紅萩・中原中也/著 1922.5)収録)


工藤玲音(1994〜)
たくさんの投げぬ石から投げる石選ぶわたしの顔に差す影
(『水中で口笛』(左右社 2021.4)収録)

に通じる。

1920年2月、中原中也12歳の時、雑誌「婦人画報」に自作の短歌が初めて掲載されました。その後「防長新聞」「文章倶楽部」と発表の場を広げ、2年後の1922年には歌会の先輩二人と合同歌集『末黒野』を刊行するまでになりました。
山口では少年歌人として活躍した中也でしたが、その後、故郷の山口を離れ、京都の中学校に転校し、本格的に詩を制作するようになった1923年以降、短歌作品は数首ほどしか確認できません。しかし、歌を詠んだ経験は、詩作にも強い影響を与えているように思われます。

(中原中也記念館企画展U「中也と短歌」チラシより)



かわいい宮沢賢治(1896〜1933)
まことかの鸚鵡ごとく息かすかに
看護婦たちはねむりけるかな。


いざよいの
月はつめたきくだものの
匂をはなちあらはれにけり。


視覚、触覚、嗅覚が連動した歌で、「五感の越境」が読み取れます。

「青空の脚」といふもの
ふと過ぎたり
かなしからずや 青そらの脚


後年の作品に通じる幻視の感覚。

父よ父よなどて舎監の前にしてかのとき銀の時計を捲きし



かわいい三好達治(1900〜1964)
ははそはのははもそのこも
はるののにあそぶあそびを
ふたたびはせず

「いにしへの日は」(『花筐(はながたみ)』(昭和19年刊行)収録)より

詩「いにしへの日は」の末尾です。


  いにしへの日は

いにしへの日はなつかしや
すがの根のながき春日を
野にいでてげんげつませし
ははそはの母もその子も
そこばくの夢をゆめみし
ひとの世の暮るるにはやく
もろともにけふの日はかく
つつましく膝をならべて
あともなき夢のうつつを
うつうつとかたるにあかぬ
春の日をひと日旅ゆき
ゆくりなき汽車のまどべゆ
そこここにもゆるげんげ田
くれなゐのいろをあはれと
眼にむかへことにはいへど
もろともにいざおりたちて
その花をつままくときは
とことはにすぎさりにけり

ははそはのははもそのこも
はるののにあそぶあそびを
ふたたびはせず



『測量船』も「春の岬」という題の短歌形式の作品から始まっています。

春の岬旅のをはりの鴎どり
浮きつつ遠くなりにけるかも

(「春の岬」(『測量船』収録))



かわいい立原道造(1914〜1939)
何しに僕は生きてゐるのかと或夜更に一本のマツチと会話(はなし)をする
(歌誌『詩歌』(昭和7年2月号)収録)

山本祥彦のペンネームで口語自由律短歌を歌誌『詩歌』に発表していました。
この歌を四行詩に改め、タイトルをつけました。

  問答

何しに僕は生きてゐるのかと
或夜更に
一本のマツチと
はなしをする



クレヨン画の飛行船に乗つて、お魚みたいに時間が流れる !
(歌誌『詩歌』収録)

消えるやうに倒れたあなたに接唇した、船の灯が一つ一つ消えて行つた
(歌誌『詩歌』収録)



かわいい吉岡実(1919〜1990)
夕光る鏡の上のチョコレートのうすき歯のあと夏はきたりぬ
(吉岡実歌集『魚藍』(私家版(1959)⇒新装版(橋本真理/装幀 深夜叢書社 1973(昭和48).8.28)限定800部)収録)

詩人 吉岡実の第一歌集にして唯一の歌集である『魚藍』は、40代で結婚する時、結婚式の引出物として70部作ったそうです。

白孔雀しづかにねむる砂の上バナナの皮の乾きたる午後
(吉岡実歌集『魚藍』収録)

夜の蛾のめぐる燈りのひとこころめくりし札はスペードの女王
(吉岡実歌集『魚藍』収録)

秋ひらく詩集の余白夜ふかみ蟻のあしおとふとききにけり
(吉岡実歌集『魚藍』収録)



かわいい谷川俊太郎(1931〜)
午後四時の机の上に匙がある嬰児の声が庭に聞こえる
(『谷川俊太郎エトセテラ』(大和書房 1979.11)収録)
(2006年4月、いそっぷ社より『谷川俊太郎エトセテラリミックス』と改題増補改訂)

建物は実にかすかに揺れているそのことだけに気がついている



かわいい萩原朔太郎(1886〜1942)
しののめのまだきに起きて人妻と汽車の窓よりみたるひるがほ

夕さればそぞろありきす銃器屋のまへに立ちてはピストルをみる

幼き日パン買ひに行きし店先の額のイエスをいまも忘れず



かわいい佐藤春夫(1892〜1964)
ああナイフ紅き林檎の皮と実のあひだをさっと音たててゆく

ちくたくと時を刻める夜の時計この世の外にわれ眠る間も

いと赤きネクタイつけし黒人(くろんぼ)と肩擦り合わせ夏の街ゆく




「新選・百人一首」には、西郷隆盛、山縣有朋、新島八重、山本五十六、石坂泰三、樋口一葉、芥川龍之介、永井荷風、三島由紀夫、海音寺潮五郎、新田次郎、三浦あやこ、渡辺淳一、栗本薫、徳富蘇峰、西田幾多郎、寺田寅彦、湯川秀樹、河上肇、村岡花子、竹久夢二、小津安二郎、大橋巨泉、坂口弘などによる優れた歌が取り上げられています。その一部を紹介されました。

かわいい出口王仁三郎(1871〜1948) 宗教家
山が崩れてきても足許に火が燃えついてもびくともせない阿呆になりたい
(『王仁三郎歌集』(太陽出版 2013.12)収録)



かわいい寺田寅彦(1878〜1935) 物理学者
好きなもの 苺珈琲花美人 懐手して宇宙見物



かわいい山本五十六(1884〜1943) 海軍軍人
うつし絵に口づけしつつ幾たびか千代子と呼びてけふも暮しつ



かわいい芥川龍之介(1892〜1927) 小説家
わが前を歩める犬のふぐり赤しつめたからむとふと思ひたり

赤いという視覚を冷たさという触覚で表現する「共感覚」の歌です。「五感の越境」。
このような俳句もあります。

青蛙おのれもペンキぬりたてか



かわいい金田一京助(1882〜1971) 言語学者
我が顔に君は恐らく友情の限界を見て微笑して死せり

石川啄木(1886〜1912)と金田一京助の交友は有名ですが、啄木四十年忌に作られた歌です。



かわいい福島遥(1989〜) フォークロックユニット「ハルカトミユキ」
今日君が持ってる本を買いました。もう本当のさよならなんだ
(福島遥歌集『空中で平泳ぎ』収録)
(写真短歌集『壊れていてもかまわない』(雲居ハルカ/短歌 町田千秋/写真)収録)



穂村さんの講演はユーモアに溢れ、会場は何度も笑いの渦に包まれていました。
穂村さんの親しみく分かりやすいお話で、短歌との距離もグッと縮まり、私でも詠めそうな気がしてきました……。
3月9日の木下龍也創作ワークショップ「1首つくり終わるまで出られない短歌教室」に参加できていたら、きっといい歌が詠めたのに!(すぐに満席になったようで参加できませんでしたもうやだ〜(悲しい顔)
穂村さんは今年度から中原中也賞の選考委員になられたし(講演会の前日が選考会!)、木下さんは周南市のご出身だし、これからもこのような機会があることでしょう。期待しています揺れるハート



『短歌のガチャポン』
(穂村弘/著 小学館 2022.12.6)
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『文藝春秋』2014年2月号「新選・百人一首」
(岡井隆・馬場あき子・永田和宏・穂村弘/選 文藝春秋 2014.1)
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『魚藍』
(私家版 1959 限定70部)
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『魚藍』
(新装版 吉岡実/短歌 橋本真理/装幀 深夜叢書社 1973(昭和48).8.28 限定800部)
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中原中也『夜汽車の食堂』をめぐる検討会 @ 山口の朗読屋さん [2024年01月23日(Tue)]
1月30日(火)、大殿地域交流センターで、山口の朗読屋さんの主催による「中原中也『夜汽車の食堂』をめぐる検討会」が開催されますぴかぴか(新しい)

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るんるん日時るんるん 2024年1月30日(火)14:00〜16:00
るんるん場所るんるん 大殿地域交流センター 2F 講座室 
るんるん特別講師るんるん 福田百合子先生(中原中也記念館 名誉館長)

るんるん内容るんるん
 満月紙芝居『夜汽車の食堂』の実演

 満月中原中也の童話『夜汽車の食堂』の鑑賞

 満月中原中也の他作品との関連性を考える
  〜詩「冬の夜汽車で」「湖上」「一つのメルヘン」「旅」「汽車が聞こえる」など〜

 満月金子みすゞの作品との関連性を考える
  〜「月」「星」などのキーワードを中心に〜

 満月宮澤賢治の作品からの影響を考える
  〜童話「銀河鐵道の夜」「氷河鼠の毛皮」「月夜のでんしんばしら」、詩「青森挽歌」など〜

るんるん参加費るんるん 500円(予約不要)
るんるん問合・主催るんるん 山口の朗読屋さん(代表 林伸一)        
  phone to 090-6415-8203
  mail to hayashix@yamaguchi-u.ac.jp
  〒753-0815 山口市維新公園1-12-5


▼メルヘンかみしばい『夜汽車の食堂』
(中原中也/文 さとうみちこ/絵 山口の朗読屋さん/企画製作)
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山口の朗読屋さんが、中原中也の「夜汽車の食堂」を紙芝居にされたというので、

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前々から気になっていた中也の童話「夜汽車の食堂」について、思っていたことや調べたことをまとめてブログ記事としました。

https://blog.canpan.info/jointnet21/archive/2297

今回それを山口の朗読屋さんで取り上げ「中原中也『夜汽車の食堂』をめぐる検討会」を開催してくださいます。

またブログでは、原型と思われる中也の詩の提示と賢治作品との類似性や関連性を述べただけで、内容について言及していません。
「検討会」では、中原中也記念館の名誉館長の福田百合子先生をお迎えして、「夜汽車の食堂」の内容についてより深い理解や洞察を得るために、各自の考察や感想を述べ合う意見交換の場を設けてくださるそうで、それが、とっても楽しみです。

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また、ブログでは取り上げていない中也のこんな詩との関連も検討されるとのことです。


  湖上

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう。
波はヒタヒタ打つでせう、

沖に出たらば暗いでせう、
(かい)から滴垂(したた)る水の音は
昵懇(ちか)しいものに聞こえませう、
――あなたの言葉の杜切(とぎ)れ間を。

月は聴き耳立てるでせう、
すこしは降りても来るでせう、
われら接唇(くちづけ)する時に
月は頭上にあるでせう。

あなたはなほも、語るでせう、
よしないことや拗言(すねごと)や、
洩らさず私は聴くでせう、
――けれど漕ぐ手はやめないで。

ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮べて出掛けませう、
波はヒタヒタ打つでせう、
風も少しはあるでせう。



  一つのメルヘン

秋の夜は、はるかの彼方(かなた)に、
小石ばかりの、河原があつて、
それに陽は、さらさらと
さらさらと射してゐるのでありました。

陽といつても、まるで硅石(けいせき)か何かのやうで、
非常な個体の粉末のやうで、
さればこそ、さらさらと
かすかな音を立ててもゐるのでした。

さて小石の上に、今しも一つの蝶がとまり、
淡い、それでゐてくつきりとした
影を落としてゐるのでした。

やがてその蝶がみえなくなると、いつのまにか、
今迄流れてもゐなかつた川床に、水は
さらさらと、さらさらと流れてゐるのでありました……



  

夕刊売
来てみれば此処も人の世
散水車があるから
汽車の煙が麦食べた
実用を忘れて
歯ブラッシを買つてみた
青い紙ばかり欲しくて
それなのに唯物史観だつた

砂袋
スソがマクレます
パラソルを倒に持つものがありますか
浮袋が湿りました



  (汽車が聞える)

汽車が聞える
蓮華の上を渡つてだらうか

内的な刺戟で筆を取るダダイストは
勿論サンチマンタルですよ。



※写真は、1月21日(日)ギャラリーカフェ つるかめでの「紙芝居御披露目会 中原中也『夜汽車の食堂』」(主催:山口の朗読屋さん & ギャラリー楓花)で撮ったものです。
中原中也「夜汽車の食堂」が紙芝居になりました [2024年01月01日(Mon)]
中原中也(1907(明治40)〜1937(昭和12) )の童話に「夜汽車の食堂」という600字詰原稿用紙2枚足らずの作品がありますぴかぴか(新しい)


  夜汽車の食堂 

 雪の野原の中に、一条(ひとすぢ)のレールがあつて、そのレールのずつと地平線に見えなくなるあたりの空に、大きなお月様がポツカリと出てゐました。レールの片側には、真ッ黒に火で焦がされた、太い木杭が立ち並んでゐて、レールを慰めてゐるやうなのでありました。
 そのレールの上を、今、円筒形の、途方もなく大きい列車が、まるで星に向つて放たれたロケットのやうに、遮二無二走つて行くのでした。
 その列車の食堂は明るくて、その天井は白いロイドで貼つてあり、飴色の電燈は、カツカと明(あか)つて燈つてゐました。其処に僕はゐて、お魚(さかな)フライにレモンの汁をしたたか掛けて、これから食べようとしてゐたのです。僕が背ろを振り向くと、会計台の所には、白い上衣のボーイが一人立つてゐて、列車の動揺に馴れ切つた脚(あし)つきで、でもシヤチコバつて立つてゐるのでありました。僕のほかにはお客は誰も居なく、どうしたことか、女給も一人も見えないのでした。
 僕が美味(おい)しい美味(おい)しいと、そのお魚フライを食べてゐると、やがてツカツカと、白い大きい【濁点付き片仮名ヱ】ーレをかぶり、青い洋服に薄い焦茶のストツキングをはいた、大きなアメリカの小母さんが這入つて来ました。そして僕の耳を引つ張つて、僕の頭を揺すぶりながら、「そんなにレモンをかけて食べる人ありますか!」と云ふのでした。
 僕は怖くなつて、とてもそのアメリカの小母さんの顔が見てはゐられなくなつて、窓の方に眼を向けると、雪の原には月が一面に青々と光つて、なんだか白熊たちは雪達磨(ゆきだるま)をこしらへてゐるのでした。
 汽車は相変らずゴーツといつて、レモンは僕の目にしみて、僕はお母さんやお父さんを離れて、かうして一人でお星の方へ旅をすることが、なんだか途方もなくつまらなくなるのでありました。
 汽車はゴーツといつて、青い青い雪の原を、何時までも停まらず走り続けました。
 僕は段々睡くなつて、そのうち卓子の上に伏せつて眠りましたが、するとお庭の椽側のそばの、陽を浴びた石の上で、尾を立てたり下ろしたりしてゐる、プチ公(犬の名)の夢を見るのでした。女中(ねーや)はこれから郵便局に、手紙は出しに行つて来ると云ふのでした。



文中の《ロイド》というのは、「ロイド眼鏡」という言葉が示すように、「セルロイド」のことです。

1934(昭和9)年10月〜1935(昭和10)年1月に制作したと推定されるこの原稿は、2022年2月16日(水)〜2023年2月12日(日)、中原中也記念館で開催された第19回テーマ展示「中也の本棚 日本文学篇」でレプリカが展示されていました。

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チラシに原稿の画像が載っていますひらめき
原稿用紙は「新宿 甲州屋特製 12ー25」(600字詰)です。中也はこの甲州屋原稿用紙を昭和9年前半から10年後半に使用していたと推定されるそうです。
原稿用紙1枚目欄外右上に「童話」と記してあります。

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国文学研究資料館「近代書誌・近代画像データベース」で、原稿全文を見ることができます。
https://school.nijl.ac.jp/kindai/NCMM/NCMM-00137#1


一条(ひとすぢ)のレールがあつて》《そのレールの上を、(略)列車が、(略)まるで星に向つて(略)走つて行く》《お星の方へ旅をする》など、宮澤賢二「銀河鐵道の夜」を彷彿させます。

白くあらわされた天の川の左の岸に沿って一条の鉄道線路が、南へ南へとたどって行くのでした。

賢二「銀河鐵道の夜」は、1924年頃に初稿が執筆され、晩年の1931年頃まで推敲が繰り返された後、1933年の賢治の死後、草稿の形で遺され、1934(昭和9)年10月に文圃堂書店から出版された『宮澤賢治全集 第三卷』(高村光太郎/装 高村光太郎・宮澤清六・藤原嘉藤治・草野心平・横光利一/編)に収録されました。
文圃堂書店版『宮澤賢治全集』全三巻の第一回配本であり、「作品 童話・寓話・劇」として童話・寓話17篇、劇3篇(「銀河鐵道の夜」「グスコーブドリの傳記」「セロ彈きのゴーシユ」「ポラーノの廣場」「風の又三カ」「北守將軍と三人兄弟の醫者」「ビチテリアン大祭」「オツペルと象」「土神と狐」「蜘蛛となめくぢと狸」「鳥箱先生とフウねずみ」「タネリはたしかにいちにち嚙んでゐたやうであつた」「種山ケ原の夜」「飢餓陣營」「ポランの廣場」「雙子の星」「氣のいい火山彈」「ぶどしぎ」「月夜のけだもの」「龍と詩人」)を収めています。

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この書影をみて、中原中也の『山羊の歌』を思い起こされた方も多いでしょう。

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中也は『宮澤賢治全集』の装幀をとても気に入り、草野心平を通して、第一詩集の装幀を高村光太郎に依頼しました。
中原中也記念館 特別企画展 草野心平生誕120年「草野心平と中原中也」でも、紹介されていました。

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『宮沢賢治研究』第一号(昭和10.4.20)「宮沢賢治全集」で中也は、

 宮沢賢治全集第一回配本が出た。死んだ宮沢は、自分が死ねば全集が出ると、果して予測してゐたであらうか。
 私にはこれら彼の作品が、大正十三年頃、つまり「春と修羅」が出た頃に認められなかつたといふことは、むしろ不思議である。私がこの本を初めて知つたのは大正十四年の暮であつたかその翌年の初めであつたか、とまれ寒い頃であつた。由(ママ)来この書は私の愛読書となつた。何冊か買つて、友人の所へ持つて行つたのであつた。
(略)

と記しています。また、第三巻を読んだ感想を

(略)童話は大層面白く読みました。尤も小生は詩集「春と修羅」の方が一層好きではありますが。

と答えています(『宮沢賢治研究』第一号(昭和10.4.20)「宮沢賢治全集第三巻に関する諸家の回答」)。
ということからも、中也が「銀河鉄道の夜」を面白く思ったことは確かです。



もう一つ、賢治の「氷河鼠の毛皮」を想起します。初出は「岩手毎日新聞」1923(大正12)年4月15日です。
両者の「月」「雪原」の表現を比べてみましょう。

向ふでは山脈の雪が耿々(かうかう)とひかり、その上の鉄いろをしたつめたい空にはまるでたつたいまみがきをかけたやうな青い月がすきつとかゝつてゐました。
 野原の雪は青じろく見え煙の影は夢のやうにかけたのです。
【「氷河鼠の毛皮」】

雪の原には月が一面に青々と光つて、(略)
汽車はゴーツといつて、青い青い雪の原を、何時までも停まらず走り続けました。
【「夜汽車の食堂」】

また、「氷河鼠の毛皮」では、《》はイーハトヴ発ベーリング行の汽車をとめて《車室》の中に入って来ますが、

白熊といふよりは雪狐(ゆきぎつね)と云つた方がいいやうなすてきにもく/\した毛皮を着た、いや、着たといふよりは毛皮で皮ができてるというた方がいゝやうな、ものが変な仮面をかぶつたりえり巻を眼まで上げたりしてまつ白ないきをふう/\吐きながら大きなピストルをみんな握つて車室の中にはひつて来ました。

一方、「夜汽車の食堂」では、《白熊たちは雪達磨をこしらへてゐる》だけで、何とも平和です雪



また、《汽車はゴーツといつて》は、賢治「月夜のでんしんばしら」

汽車がごうとやってきました。

という表現に通じるものがあります。この童話の初出は、賢治が生前刊行した唯一の童話集『イーハトヴ童話 注文の多い料理店』(菊池武雄/挿画装幀 杜陵出版部(盛岡市)・東京光原社 1924(大正13).12.1)です。「一九二一・九・一四」という日付が付され、菊池武雄の挿絵とは趣の異なる月をバックに歩く1本の擬人化された電信柱を賢治自身が描いた水彩画の写真が現存(原画は焼失)しています。



賢治「氷と後光(習作)」の冒頭に、

雪と月あかりの中を、汽車はいっしんに走ってゐました。

とありますが、これは、草稿(600字詰原稿用紙8枚にブルーブラックインク)で残され、中也の時代には出版されていないので、中也は読んでいないはずですが、「夜汽車の食堂」の夜汽車が《一条(ひとすぢ)のレールがあつて、そのレールのずつと地平線に見えなくなるあたりの空に、大きなお月様がポツカリと出て》いる、雪の野原のレールの上を《遮二無二走つて行く》情景と似ています。



レールの片側には、真ッ黒に火で焦がされた、太い木杭が立ち並んでゐて、》の部分は、賢治の詩「青森挽歌」

枕木を焼いてこさえた柵が立ち

を思い起こします。その他にも、

こんなやみよののはらのなかをゆくときは

きしやは銀河系の(略)なかをかけてゐる

耳ごうど鳴つて

など似た表現があります。
「青森挽歌」は《一九二三、八、一》と日付が記載されていて、サハリン(樺太)に向かうため7月31日花巻駅を出発し青森駅に向かう夜汽車の中で作られました。生前に唯一刊行された詩集『心象スケツチ 春と修羅』「オホーツク挽歌」(尾山篤二郎/背文字 吉田印刷所(花巻)/印刷 関根書店 1924(大正13).4.20)に所収されました。



中也には、「夜汽車の食堂」のシチュエーションによく似たこんな詩があります。

  冬の夜汽車で

汽車ゴーと鳴つて 息絶えるも……
でも食堂は明るくつてね
蠣フライ橙搾らなくつてばならないわ
肩脊(かたせな)寒くつて 口惜しくてね
汽車ゴーと鳴つて この橙酢酸つぱいわ


この詩は1927年の「新文芸日記(精神哲学の巻) 昭和貳年」の「十二月十三日(火曜)」にあります。
国文学研究資料館「近代書誌・近代画像データベース」で、見ることができます。
https://school.nijl.ac.jp/kindai/NCMM/NCMM-00215.html#214



日本での食堂車の最初は、1899(明治32)年5月25日、神戸〜三田尻(現在の防府)間の運行をしていた私鉄の山陽鉄道(現在の山陽本線)での、官設鉄道直通の京都〜三田尻間の急行列車に連結していた食堂付1等車です。
1912(明治45)年6月15日には新橋〜下関間1・2等特別急行列車の運転が開始され、洋食堂車が連結されました。

東京と山口を何度も往復していた中也にとって、きっと、食堂車でレモンまたはダイダイが添えてあるフライを食べるのが何よりの楽しみだったのかなあ、などと妄想します。
「鉄学者」として高名で、「中也と鉄道」という講演(第25回中原中也賞贈呈式記念講演 2020.11.7(土))をされた放送大学教授 原武史さんに、当時のメニューや営業時間など聞いてみたいですレストラン



さて、賢治の「銀河鐵道の夜」は、有名なお話なので、いろいろな方が絵本にされています本
私のお薦めは、松田素子さんが編集され、造形作家である金井一郎さんの「翳(かげ)り絵」という画法で創られた絵本です。長い作品なので 、112ページもあり、絵は50点入っています。

▼『銀河鉄道の夜』(宮沢賢治/作 金井一郎/絵 三起商行 2013.10)
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この1月にジョイネットが山口県にお呼びする絵本作家の武田美穂さんも、絵本にされました。
小学校低学年向きに、読みやすく親しみやすい、絵本版として構成し」た「賢治ワールドへの入門書(理論社編集者コメントより)といった本です。

▼『ぎんがてつどうのよる―「銀河鉄道の夜より」』
(えほん宮沢賢治ワールド 4) (宮沢賢治/原作 武田美穗/絵・構成 理論社 2023.10.18)

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「氷河鼠の毛皮」の絵本もいくつか出ていますが、松田素子さん編集・堀川理万子さん絵のミキハウスの絵本をご紹介します。

▼『氷河鼠の毛皮』(宮沢賢治/作 堀川理万子/絵 三起商行 2011.10)
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「月夜のでんしんばしら」も、松田素子さん編集・竹内通雅さん絵のミキハウスの絵本をご紹介します。

▼『月夜のでんしんばしら』(宮沢賢治/作 竹内通雅/絵 三起商行 2009.10)
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一方、「夜汽車の食堂」は中也のなかではマイナーな作品なので、おそらく絵本や紙芝居になったことはないと思いますが、この度、山口の朗読屋さんの企画で、画家のさとうみちこさんが絵を描かれ、メルヘンかみしばい『夜汽車の食堂』になりましたひらめき

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1月21日(日)、ギャラリーカフェ つるかめでお披露目されますぴかぴか(新しい)

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穂村弘「中原中也をはじめとする詩人たちの短歌」 @ 中原中也記念館 公開講演 [2023年12月30日(Sat)]
2月18日(日)、穂村弘氏による公開講演「中原中也をはじめとする詩人たちの短歌」が開催されますぴかぴか(新しい)

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歌人の穂村弘さんをお招きして、中也だけでなく、詩人たちの書いた短歌に注目し、お話しいただきます。


るんるん日時るんるん 2024年2月18日(日)14:00〜15:00(開場13:30)
るんるん会場るんるん 湯田温泉ユウベルホテル松政 芙蓉の間
  山口市湯田温泉3丁目5-8
  ※駐車場は、「中原中也記念館・狐の足あと専用駐車場」を利用
るんるん定員るんるん 80名(要事前申込) 
るんるん入場料るんるん 無料
るんるん申込方法るんるん 申込フォーム、または 電話、FAX
るんるん申込先るんるん 
  中原中也記念館HPの申込フォーム
  中原中也記念館 電話 083-932-6430 fax to 083-932-6431


かわいい穂村弘かわいい
歌人。1962年札幌生まれ。1990年、第一歌集『シンジケート』でデビュー。短歌をはじめとして、評論、エッセイ、絵本、翻訳などを手がける。著書に『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『ラインマーカーズ』『世界音痴』『蛸足ノート』他。『短歌の友人』で伊藤整文学賞、『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、『水中翼船炎上中』で若山牧水賞、『「火よ、さわれるの」』でアルス・エレクトロニカ・インタラクティブ部門栄誉賞を受賞。日経新聞歌壇選者。


穂村さんといえば、第29回中原中也賞(先日12月3日(日)に締め切られました)より選考委員を務められる、と、今年の第28回中原中也賞贈呈式の際、佐々木幹郎さんが言われていました。
第28回で退任されたのは、佐々木さん(第1〜28回)、荒川洋治さん(第1〜28回)、井坂洋子さん(第9〜28回)、高橋源一郎さん(第11〜28回)。 蜂飼耳さん(第17回〜)【2000年第5回『いまにもうるおっていく陣地』】のみ続投され、新しく、穂村さんと、カニエ・ナハさん【2016年第21回『用意された食卓』】、川上未映子さん【2009年第14回『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』】、野崎有以さん【2017年第22回『長崎まで』】の3人の中原中也賞受賞詩人が就任されるとのことです。


なお、中原中也記念館では、2024年4月14日(日)まで、企画展U「中也と短歌」を開催中ですぴかぴか(新しい)
今は、年末年始(12月29日〜1月3日)なので休館ふらふら

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展示開催期間中、「私の好きな中也の短歌」と題して、全116首のなかから、好きな短歌1首に投票する企画が実施されていますわーい(嬉しい顔)
展示終了後、投票者の中から抽選で5名が中也記念館オリジナルグッズ(『末黒野』復刻版)をもらえます。
もちろん、私も投票しました揺れるハート
佐藤春夫と中原中也 [2023年12月18日(Mon)]
前回の続き

ところで中原中也の詩に「月夜の浜辺」という詩があります。


 月夜の浜辺

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
なぜだかそれを、捨てるに忍びず
僕はそれを、袂たもとに入れた。

月夜の晩に、ボタンが一つ
波打際に、落ちてゐた。

それを拾つて、役立てようと
僕は思つたわけでもないが
   月に向かつてそれは抛(ほう)れず
   波に向かつてそれは抛れず
僕はそれを、袂に入れた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
指先に沁み、心に沁みた。

月夜の晩に、拾つたボタンは
どうしてそれが、捨てられようか?



石とボタンという違いもありますが、春夫は「月夜の海に石を投」げましたが、中也は「月に向かって」も「波に向かって」も「抛」ることができませんでした。


さて、中也は、最も敬愛していた高橋新吉『ダダイスト新吉の詩』(辻潤/編・跋 佐藤春夫/序 田口省吾/装 中央美術社 1923(大正12))に序文を寄せていたことから、

高橋の芸術と生活とはアカデミシャンの様子ぶった芸術に対する、又、平俗的幸福のなまぬくい生活に対する徹底的反抗と挑戦である

新吉の詩の理解者として、春夫に対して興味を抱いていました。


中原中也記念館で2022年2月16日(水)〜2023年2月12日(日)に開催された第19回テーマ展示「中也の本棚――日本文学篇」

IMG_E3166.JPG 中也の本棚.PNG

チラシには、佐藤春夫の『退屈読本』(新潮社 1926)、『窓展く』(改造社 1926)『支那短篇集 玉簪花』(新潮社 1923.8.5)、『花と實と棘』(金星堂名作叢書 15)(金星堂 1922.4)が見えます。

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「展示1 中也が愛読した詩人たち」には、中原中也「新文芸日記(精神哲学の巻)」(1927(昭和2)年1月12日〜12月使用[推定]) が展示してありました。

佐藤春夫のいふことは、何だつて大抵賛成だ。併し岩野泡鳴だけは、佐藤春夫が考へるよりよほど好いものがあつた。(昭和二年一月二十四日)

佐藤春夫の 『退屈読本』(新潮社 1926(大正15).11.5)、『支那短篇集 玉簪花』(佐藤春夫/編 新潮社 1923(大正12).8.5)、『窓展く』(改造社 1926(大正15).4.13)が展示してありました。

「固定ケース 中也の本棚」には、 佐藤春夫の 『花と實と棘』(金星堂 1922(大正11).4.20)、『佐藤春夫詩集』(第一書房 1926(大正15).3.18)が展示してありました。

展示目録はこちら⇓で見ることができます。
https://chuyakan.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/b6ee0a2089af250c4434fab70b40ef81.pdf


さて、中也が『殉情詩集』を読んだかどうか分かりませんが、昭和二(1927)年の「新文芸日記(精神哲学の巻)」には、佐藤春夫の名がたびたび登場します。
「一月三十日」に

佐藤春夫のこと覚書

が記されています。
「一月の読書」欄に6冊の内の1冊として(※チラシに画像があります)

退屈読本 佐藤春夫 面白し愉快なり

「二月の読書」欄に9冊の内の1冊として

玉簪花 佐藤春夫

「三月の読書」欄に13冊のあげたその内の3冊

指紋 佐藤春夫
佐藤春夫詩集
窓展く 佐藤春夫

をあげています。
「四月十二日」には

佐藤春夫の詩が象徴とならないのは彼の孤独が淡泊だからだ。純粋性がまだ足りないからだ。情熱の争闘から生れる詩だ。理性とやらが、含まれてることになる。理性とは私にとつて悉皆マンネリズムだ。けれどもなほ且彼の詩を私が手許へ置く所以は東洋的緻密さとたしかに濾されたものだからだ。美しい!

とあります。
「六月四日」には

岩野泡鳴
三富朽葉
高橋新吉
佐藤春夫
宮澤賢治


と5人の現代詩人をあげ、棒線で区切り

毛唐はディレッタントか? 毛唐はアクテビティがある

とあります。
「九月十四日」には

(辻潤を訪問す)
佐藤春夫が文明批評の必要など説いたりなどするか、要するに国一般の智識の程か、(私より見れば、)とてもお話にならない低いものだから、不可なのだ。


「十月七日」には、

 (高橋新吉にはじめて會ふ)
 佐藤春夫は
 詩人でもない
 小説家でもない、
 その中間の変なもの。
 それでも現文壇では一番好いのだ……


続けて「十月八日」には、

佐藤春夫はかの美型の性情を殆ど徹定させて、そこからエピクテータスに避難する・・・・・・

「新文芸日記」は画像が公開されていて、活字とは違い、中也の息づかいが感じられます。
https://school.nijl.ac.jp/kindai/NCMM/NCMM-00215.html#174


林忠彦が『文士と小説のふるさと』(ピエブックス 2007.4)で、佐藤春夫について、

暗闇の中から出てきたキリンのような感じがしました。

と書いていて、その文章が忘れられません。

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出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6085)

2018年9月27日(木)〜2019年4月14日(日)、中原中也記念館で開催された企画展U「文士の肖像――林忠彦写真展」で展示されていた春夫の写真(1948)と同じく応接間で撮った写真が国立国会図書館「近代日本人の肖像」にありました。

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出典:国立国会図書館「近代日本人の肖像」 (https://www.ndl.go.jp/portrait/datas/6085)

とまあ、こんなとりとめのない話を、「やまぐち朗読Cafe」で話したかったのですが、さすがに春夫の詩「少年の日」を朗読するだけにとどめておきましたふらふら
佐藤春夫「少年の日」 [2023年12月17日(Sun)]
前回の続き

佐藤春夫「少年の日」は、1921(大正10)年4月1日発行の『改造』第三巻第四号に「抒情詩鈔」の一編として「少年の戀」の標題で掲載されたのが初出です。


 少年の戀

 舊作、「少年の戀」小曲十數編あり。そのうち二つ三つ

  1

野ゆき山ゆき海邊ゆき、
眞ひるの丘べ花を敷き、
つぶら瞳の君ゆゑに
初こひの日のわがおもひ。

  2

影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を戀ひ
あたたかき眞晝の丘べ
花を敷き、あはれ若き日。

  3

君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4 
     
君は夜な夜な毛糸編む
銀の編み棒に編む糸は
かぐろなる糸あかき糸
そのらんふ敷き誰がものぞ。



後に1922(大正11)年8月1日の発行の『新潮』第三七巻第二号に再掲載されました。
1921(大正10)年7月12日に新潮社より刊行された『殉情詩集』「晝の月」に収録されました。


 少年の日

  1

野ゆき山ゆき海邊ゆき
眞ひるの丘べ花を敷き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひはし空よりも。

  2

影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を戀ひ
あたたかき眞晝の丘べ
花を敷き、あはれ若き日

  3

君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4 
     
君は夜な夜な毛糸編む
銀の編み棒に編む糸は
かぐろなる糸あかき糸
そのラムプ敷き誰がものぞ。



『定本 佐藤春夫全集 第1巻 詩歌1』(臨川書店 1995.3.10)P16で見ることができます。
赤字で記したのは、『ちくまの森』に収録されていた「少年の日」と違う箇所です。
このように。本によって異同があります。

佐藤春夫の生前に発行された『佐藤春夫詩集』(第一書房 1926(大正15).3.18)、『佐藤春夫詩集』(改訂増補版)(第一書房 大正15.6.20)、『佐藤春夫詩集』(普及版)(第一書房 昭和3.4.10)、『佐藤春夫全集 第二巻』(改造社 昭和7.1.18)、『佐藤春夫詩集』(袖珍版)(第一書房 昭和8.5.10)、『春夫詩鈔』(岩波書店 昭和11.3.30)、『遅日抄 佐藤春夫詩選』(文園社 昭和17.6.10)、『新編 佐藤春夫詩集』(地平社 昭和23.1.20)、『佐藤春夫詩集』(新潮社 昭和24.7.15)、『春夫全詩抄』(酣燈社 昭和25.3.10)、『増補 春夫詩鈔』(改訂増補版)(岩波書店 昭和25.10.10)、『佐藤春夫詩集』(新潮社 昭和26.3.25)、『佐藤春夫詩集真珠篇』(三笠書房 昭和27.1.10)、『定本 佐藤春夫全詩集』(創元社 昭和27.10.20)、『定本 佐藤春夫全詩集』(創元社 昭和27.11.15)、『抒情詩集・佐久の笛』(筑摩書房 昭和28.4.10)、『佐藤春夫詩集』(増補版)(新潮社 昭和28.5.20)、『自選 佐藤春夫全集 第一巻』(河出書房 昭和31.10.1)、『佐藤春夫詩集』(角川書店 昭和33.6.10)、『春夫詩抄』(改版)(岩波書店 昭和38.8.16)に「少年の日」は収録されていますが、本によって以下の違いがあります。

1 ⇒ 1 春
2 ⇒ 2 夏
あたたかき ⇒ なやましき
花を敷き、あはれ若き日。 ⇒ さしぐまる、赤き花にも。
3 ⇒ 3 秋
4 ⇒ 4 冬
編む ⇒ あむ


『佐藤春夫詩集』(第一書房 大正15)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1172266/1/11
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 少年の日

  1
野ゆき山ゆき海邊ゆき
眞ひるの丘べ花を籍き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひはし空よりも。

  2
影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を戀ひ
なやましき眞晝の丘べ
さしぐまる、赤き花にも。

  3
君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4  
君は夜な夜な毛絲あむ
銀の編み棒にあむ絲は
かぐろなる絲あかき絲
そのラムプ敷き誰がものぞ。



『遅日抄 : 佐藤春夫詩選』(文園社 1947(昭和17))
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1129165/1/21 
8BFAF497-814E-44C7-A864-ACBF91746E3A.jpegA05108BF-5889-4009-9804-BF036FB92CA8.jpeg                                    

 少年の日

  1 春
野ゆき山ゆき海邊ゆき
眞ひるの丘べ花を敷き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひはし空よりも。

  2 夏
影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を戀ひ
なやましき眞晝の丘べ
さしぐまる、赤き花にも。

  3 秋
君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4 冬    
君は夜な夜な毛糸あむ
銀の編み棒にあむ糸は
かぐろなる絲あかき糸
そのラムプ敷き誰がものぞ。



『新編佐藤春夫詩集』(地平社 1948)
国立国会図書館デジタルコレクション https://dl.ndl.go.jp/pid/1708666/1/17
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 少年の日

  1 春
野ゆき海邊ゆき
眞ひるの丘べ花を籍き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひはし空よりも。

  2 夏
蔭おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を戀ひ
なやましき眞晝の丘べ
さしぐまる、赤き花にも。

  3 秋
君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4 冬    
君は夜な夜な毛絲編む
銀の編み棒に編む絲は
かぐろなる絲あかき絲
そのラムプ敷き誰がものぞ。



1957(昭和32)年10月20日から翌年の3月17日まで『朝日新聞』(夕刊)に144回にわたって連載され、後に大日本雄弁会講談社から普及版(1958.6)、特装版(1958.11)として発行された『わんぱく時代』(143)に、


「少年の日」という僕の詩は、―

 野ゆき山ゆき海べゆき
 真昼の丘べ花を籍き
 つぶら瞳の君ゆゑに
 うれひは青し空よりも

 影多き林をたどり
 夢ふかきみ瞳を恋ひ
 なやましき真昼の丘べ
 さしぐまる赤き花にも

 君が瞳はつぶらにて
 君が心は知りがたし
 君をはなれて唯ひとり
 月夜の海に石を投ぐ
 
 君は夜な夜な毛糸編む
 銀の編棒にあむ糸は
 か黒なる糸赤き糸
 そのラムプ敷き誰がものぞ
(以下略)


とあります。これは、『定本 佐藤春夫全集 第15巻 創作13』(臨川書店 2000.7.10)P286で読むことができます。

1963(昭和38)年1月4日から5月1日まで75回にわたって『読売新聞』(夕刊)に掲載され後に、読売新聞社から1963(昭和38)年8月に発行された『詩文半世紀』「序章 恋と文学」「「少年の日」に歌う」には、
 
 
(略)わたくしはまた時に家の裏山であった丹鶴城址から更に、山つづきや川べりに出たり王子浜に歩きまわったりして、自然の美のなかに鬱屈した心を慰めていた。わたくしの初期の詩の一つ「少年の日」は、こういう生活のなかにあって、ひとりで口ずさんだ断片的なものを数年後に、思い出して構成して推敲して成ったものである。
  野行き山行き海辺行き
  まひるの丘べ花を籍き
  つぶら瞳の君ゆゑに
  愁は青し空よりも
 わたくしのこの散歩には時にはほかの姉妹やその幼児たちのともなわれることもあった。そうして
  君が瞳はつぶらにて
  君が心は知りがたし
  君をはなれてただひとり
  月夜の海に石を投ぐ
 (略) 


とあります。『定本 佐藤春夫全集 第18巻 創作16・戯曲』(臨川書店 2000.12.10)P8で読むことができます。


次回に続く
「第50回やまぐち朗読Cafe 〜朗読と蓄音機ジャズの夕べ」に参加しました [2023年12月16日(Sat)]
10月24日(火)、ジャズ スポット ポルシェで開催された「第50回やまぐち朗読Cafe 〜朗読と蓄音機ジャズの夕べ」に参加しましたぴかぴか(新しい)

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進行は中原中也記念館の中原豊館長です。
参加者は、スタッフ2名を入れて16名(うち朗読者13名)。

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第一部 蓄音器ジャズ

久しぶりに参加したら、蓄音機が新しくなっていました。
コンパクトになりました。

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まず、Mezz Mezzrow Septet(Mezz Mezzrow and His Orchestra メズ・メズロウ楽団)の演奏で、A面とB面は同じ曲で、演奏の仕方が違うという珍しいレコードです。
New Orleans Jazz とあります。
フランスのジャズ評論家 Hugues Panassie(ユーグ・パナシェ)がプロデュースした録音です。

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1.Comin’ On with the Come On - Part1(さあ、始めよう 〜其一)
 Mezz Mezzrow Septet メズ・メズロウ楽団  
    ※レコードには「Mezzo」となっていますが「Mezz」の間違い?

Mezz Mezzrow(メズ ・メズロウ)(1899〜1972)は、本名をMilton Mesirow(ミルトン・メジロウ)といい、米国のクラリネット・サックス奏者です。

Bandleader & Clarinet … Mezz Mezzrow(メズ・メズロウ)
Trumpet … Tommy Ladnier(トミー・ラドニア)、Sidney de Paris(シドニー・ド・パリス)
Piano … James P. Johnson(ジェイムズ・P・ジョンソン)
Guitar … Teddy Bunn(テディ・バン)
Bass … Elmer James(エルマー・ジェイムス)
Drums … Zutty Singleton(ズッティ・シングルトン)
Produce … Orchestra selected by Hugues Panassie(ユーグ・パナシェ)
New York, November 21, 1938  1938年11月21日 ニューヨークにて録音

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2.Comin’ On with the Come On- Part2 (さあ、始めよう 〜其の二)

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https://m.youtube.com/watch?v=5DOCKLIVItE

Tommy Ladnier, Sidney de Paris(tp) Mezz Mezzrow(cl) James P. Johnson(p) Teddy Bunn(g) Elmer James(b) Zutty Singleton(d)
Orchestra selected by Hugues Panassie
New York, November 21, 1938


3.Dancing Tambourins(ダンシング・タンバリン)
  Ralph Flanagan and His Orchestra(ラルフ・フラナガン楽団)

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Ralph Elias Flenniken(ラルフ・エリアス・フラナガン)(1914〜95)は、Ralph Flanaganとして知られ、アメリカの人気のビッグバンドリーダー、ピアニスト、作曲家です。


4.Singin’ Wind(唄ふ風)
  Ralph Flanagan and His Orchestra(ラルフ・フラナガン楽団)

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https://m.youtube.com/watch?v=4N_AkAw_aJw

原曲はプッチーニの歌劇『蝶々夫人』のハミング・コーラスで、これをフラナガンがグレン・ミラー風に編曲しました。
ラジオ番組「S盤アワー」のエンディング・テーマとして親しまれた曲です。
「S盤アワー」は文化放送で1952〜68年放送され、日本ビクターの新譜を紹介していました。



第二部 自由朗読
 
1.N・Mさん
小松理虔「手繰り寄せる、線を」
常磐線舞台芸術祭2023公式ガイドブックより)

IMG_E9529.JPG 常磐線舞台芸術祭2023.jfif 

「常磐線舞台芸術祭」は、舞台芸術の力をもって震災が生んだ「分断」を少しでも「つなぎ」それぞれが手繰り寄せ、地域のもつ本来の美しさや魅力を再発見し体感してもらうことを目的とした、福島県を中心とした常磐線沿線で繰り広げられる舞台芸術の祭典なのだそうです。
この夏たまたま旅行先でこのガイドブックを手に入れ、朗読されました。


2.山口智子
佐藤春夫「少年の日」
『ちくま文学の森2 心洗われる話』(安野光雅・森毅・井上ひさし/編 筑摩書房 1988.5)所収)

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  少年の日

  1 

野ゆき山ゆき海辺ゆき
真ひるの丘べ花を籍き
つぶら瞳の君ゆゑに
うれひは青し空よりも。

  2 

影おほき林をたどり
夢ふかきみ瞳を恋ひ
なやましき真昼の丘べ
さしぐまる、赤き花にも。

  3 

君が瞳はつぶらにて
君が心は知りがたし。
君をはなれて唯ひとり
月夜の海に石を投ぐ。

  4 
     
君は夜な夜な毛糸編む
銀の編み棒にあむ糸は
かぐろなる糸あかき糸
そのラムプ敷き誰がものぞ。



『ちくま文学の森』にあるテキストは、『筑摩現代文学大系 26巻 佐藤春夫 集』(筑摩書房 1976.11)を底本としています。

掲載された本により異同が見られるので、それについては、次回で。 【次回に続く

佐藤春夫は「山口県民の歌」(3代目)、および「山口市の歌」(2代目)を作詞し、それぞれ、県歌、市歌として、1962(昭和37)年9月に制定されました。
(『定本 佐藤春夫全集 別巻1』(臨川書店 2000.12.10)「年譜・著作年表」P375)

「山口市の歌」は広域合併のためで制定された新しい市歌「ふるさとの風 〜山口市民の歌〜」に取って代わられましたが、県民の歌は現役のままです。
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/soshiki/21/13717.html

錦帯橋はうららかに 秋吉台はさやかなり
 秀麗の地に偉人出で 維新の偉業為せるかな
 誇と使命忘めや 山口県の我らみな
(略)


3.K・Kさん
楳沢しのぶ「頑張らないを頑張る」
「山口新聞」2023年9月30日「東流西流」より)

(略)新たにパン屋をはじめるときに決めたこと、『頑張らないこと』を頑張ろう。意識してサボろう。
自分のキャリアや収益になることも、しんどさが勝ってしまいそうなことはしない。それぞれのバランスを考えて判断する。
(略)

楳沢しのぶさんは、「パンをきっかけに鹿野に人を呼び込みたい」と地元鹿野にUターンし「子たぬきのパン」を創業されています。


4.M・Sさん
まど・みちお「ミミズ」
『Eraser けしゴム』(美智子/選・英訳 安野光雅/絵 文藝春秋 2013.6)所収)

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まど・みちお「ぼくがここに」
(まど・みちお詩集『うちゅうの目』(奈良美智・川内倫子・長野陽一・梶井照陰/写真 フォイル 2010.8)所収)

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小林秀雄『ゴッホの手紙』より抜粋


5.O・Yさん
名取春彦・上杉正幸『タバコ有害論に異議あり!』(新書y, 166)(洋泉社 2006.12)より
「第1章の3 タバコだけが有害なのか」

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中原中也「わが喫煙」

おまへのその、白い二本の脛(あし)が、
  夕暮、港の町の寒い夕暮、
によきによきと、ペエヴの上を歩むのだ。
  店々に灯がついて、灯がついて、
私がそれをみながら歩いてゐると、
  おまへが声をかけるのだ、
どつかにはひつて憩(やす)みませうよと。

そこで私は、橋や荷足(にたり)を見残しながら、
  レストオランに這入(はひ)るのだ――
わんわんいふ喧騒(どよもし)、むつとするスチーム、
  さても此処(ここ)は別世界。
そこで私は、時宜にも合はないおまへの陽気な顔を眺め、
  かなしく煙草を吹かすのだ、
一服、一服、吹かすのだ……



6、F・Yさん
中原中也「羊の歌」

  羊の歌
    安原喜弘に

  I 祈り

死の時には私が仰向(あふむ)かんことを!
この小さな顎(あご)が、小さい上にも小さくならんことを!
それよ、私は私が感じ得なかつたことのために、
罰されて、死は来たるものと思ふゆゑ。
あゝ、その時私の仰向かんことを!
せめてその時、私も、すべてを感ずる者であらんことを!

  II

思惑よ、汝 古く暗き気体よ、
わが裡(うち)より去れよかし!
われはや単純と静けき呟(つぶや)きと、
とまれ、清楚のほかを希(ねが)はず。

交際よ、汝陰鬱なる汚濁(をぢよく)の許容よ、
更(あらた)めてわれを目覚ますことなかれ!
われはや孤寂に耐へんとす、
わが腕は既に無用の有(もの)に似たり。

汝、疑ひとともに見開く眼(まなこ)よ
見開きたるまゝに暫しは動かぬ眼よ、
あゝ、己の外をあまりに信ずる心よ、

それよ思惑、汝 古く暗き空気よ、
わが裡より去れよかし去れよかし!
われはや、貧しきわが夢のほかに興ぜず

  III

    我が生は恐ろしい嵐のやうであつた、
    其処此処(そこここ)に時々陽の光も落ちたとはいへ。
                       ボードレール


九歳の子供がありました
女の子供でありました
世界の空気が、彼女の有(いう)であるやうに
またそれは、凭(よ)つかかられるもののやうに
彼女は頸をかしげるのでした
私と話してゐる時に。

私は炬燵(こたつ)にあたつてゐました
彼女は畳に坐つてゐました
冬の日の、珍しくよい天気の午前
私の室(へや)には、陽がいつぱいでした
彼女が頸かしげると
彼女の耳朶(みみのは) 陽に透きました。

私を信頼しきつて、安心しきつて
かの女の心は蜜柑(みかん)の色に
そのやさしさは氾濫(はんらん)するなく、かといつて
鹿のやうに縮かむこともありませんでした
私はすべての用件を忘れ
この時ばかりはゆるやかに時間を熟読翫味(ぐわんみ)しました。

  IIII

さるにても、もろに佗(わび)しいわが心
夜な夜なは、下宿の室(へや)に独りゐて
思ひなき、思ひを思ふ 単調の
つまし心の連弾よ……

汽車の笛聞こえもくれば
旅おもひ、幼き日をばおもふなり
いなよいなよ、幼き日をも旅をも思はず
旅とみえ、幼き日とみゆものをのみ……

思ひなき、おもひを思ふわが胸は
閉ざされて、醺(かび)生(は)ゆる手匣(てばこ)にこそはさも似たれ
しらけたる脣(くち)、乾きし頬
酷薄の、これな寂莫(しじま)にほとぶなり……

これやこの、慣れしばかりに耐へもする
さびしさこそはせつなけれ、みづからは
それともしらず、ことやうに、たまさかに
ながる涙は、人恋ふる涙のそれにもはやあらず……



7、T・Hさん
芥川龍之介「一塊の土」後半部分

いつものように前半は要約して語ってくださり、後半を朗読されました。

 お民の葬式をすました夜、お住は仏壇のある奥部屋の隅に広次と一つ蚊帳(かや)へはひつてゐた。ふだんは勿論二人ともまつ暗にした中に眠るのだつた。が、今夜は仏壇にはまだ燈明もともつてゐた。その上妙な消毒薬の匂も古畳にしみこんでゐるらしかつた。お住はそんなこんなのせゐか、いつまでも容易に寝つかれなかつた。お民の死は確かに彼女の上へ大きい幸福を齎もたらしてゐた。彼女はもう働かずとも好かつた。小言を云はれる心配もなかつた。其処へ貯金は三千円もあり、畠は一町三段ばかりあつた。これからは毎日孫と一しよに米の飯を食ふのも勝手だつた。日頃好物の塩鱒(しほます)を俵(たはら)で取るのも亦勝手だつた。お住はまだ一生のうちにこの位ほつとした覚えはなかつた。この位ほつとした?――しかし記憶ははつきりと九年前の或夜を呼び起した。あの夜も一息ついたことを思へば、殆ど今夜に変らなかつた。あれは現在血をわけた倅の葬式のすんだ夜だつた。今夜は?――今夜も一人の孫を産んだ嫁の葬式のすんだばかりだつた。
 お住は思はず目を開いた。孫は彼女のすぐ隣に多愛のない寝顔を仰向けてゐた。お住はその寝顔を見てゐるうちにだんだんかう云ふ彼女自身を情ない人間に感じ出した。同時に又彼女と悪縁を結んだ倅の仁太郎や嫁のお民も情ない人間に感じ出した。その変化は見る見る九年間の憎しみや怒りを押し流した。いや、彼女を慰めてゐた将来の幸福さへ押し流した。彼等親子は三人とも悉(ことごと)く情ない人間だつた。が、その中にたつた一人生恥いきはぢを曝さらした彼女自身は最も情ない人間だつた。「お民、お前なぜ死んでしまつただ?」――お住は我知らず口のうちにかう新仏(しんぼとけ)へ話しかけた。すると急にとめどもなしにぽたぽた涙がこぼれはじめた。……
 お住は四時を聞いた後、やつと疲労した眠りにはひつた。しかしもうその時にはこの一家の茅屋根(かややね)の空も冷やかに暁を迎へ出してゐた。……
(大正十二年十二月)



8、F・Kさん
あべ和かこ「茜色の銀河」
ポエム福島空の会『蒼い空』第10集より)

詩集『蒼い空』は中原中也記念館で読むことができます。


9、K・Kさん
石垣りん「ちいさい庭」 +解説文
『日本語を味わう名詩入門 15 石垣りん』(萩原昌好/編 あすなろ書房 2013.7)より)

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10、S・Rさん
金子みすゞ「もくせい」「どんぐり」「なしのしん」
『金子みすゞ童謡集 わたしと小鳥とすずと』
((金子みすゞ/詩 矢崎節夫/選 高畠純/装丁挿絵 JULA出版局 1984.8)所収)

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  もくせい
    
もくせいのにほひが
庭いつぱい。
表の風が、
御門のとこで、
はいろか、やめよか、
相談してた。



  どんぐり

どんぐり山で
どんぐりひろて、
お帽子にいれて、
前かけにいれて、
お山を降りりや、
お帽子が邪魔よ、
辷ればこはい、
どんぐり捨てて
お帽子をかぶる。
お山を出たら
野は花ざかり、
お花を摘めば、

前かけ邪魔よ
とうとうどんぐり
みんな捨てる



  梨の芯

梨の芯はすてるもの、だから
芯まで食べる子、けちんぼよ。

梨の芯はすてるもの、だけど
そこらへはうる子、ずるい子よ。

梨の芯はすてるもの、だから
芥(ごみ)箱へ入れる子、お悧巧よ。

そこらへすてた梨の芯、
蟻がやんやら、ひいてゆく。
「ずるい子ちやん、ありがとよ。」

芥箱へいれた梨の芯、
芥取爺さん、取りに來て、
だまつてごろごろひいてゆく。



11、H・Mさん
自作ショートストーリー「揺れる想い」


12、T・Nさん
自作詩「けずりカス」


13、中原豊さん
中原中也「蜻蛉に寄す」
「サンデー山口」2023年10月22日「中原中也 詩の栞」No.55より)

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  蜻蛉に寄す

あんまり晴れてる 秋の空
赤い蜻蛉(とんぼ)が 飛んでゐる
淡(あは)い夕陽を 浴びながら
僕は野原に 立つてゐる

遠くに工場の 煙突が
夕陽にかすんで みえてゐる
大きな溜息 一つついて
僕は蹲(しやが)んで 石を拾ふ

その石くれの 冷たさが
漸く手中(しゆちゆう)で ぬくもると
僕は放(ほか)して 今度は草を
夕陽を浴びてる 草を抜く

抜かれた草は 土の上で
ほのかほのかに 萎(な)えてゆく
遠くに工場の 煙突は 
夕陽に霞(かす)んで みえてゐる


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中也忌2023 [2023年10月14日(Sat)]
10月22日(日)は中原中也の86回目の命日です。
中原中也記念館では、10月22日を「中也忌」とし、関連イベントが開催されますぴかぴか(新しい)

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1937年、30歳で夭折した中也は、現在、山口市吉敷の経塚墓地で静かに眠っています。
中也に思いをはせながら、文学にひたる秋のひとときを過ごしてみませんか?



かわいい10月22日(日) 
中原中也記念館入館料無料exclamation

 るんるん第20回テーマ展示「詩集『山羊の歌』」 

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 るんるん企画展U「中也と短歌」

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かわいい10月20日(金)〜22日(日)
中原中也記念館×観光回遊拠点施設狐の足あと 中也忌企画
相互利用で、 割引 + ノベルティグッズプレゼントexclamation
中原中也記念館と狐の足あとの両施設をご利用いただくと割引とノベルティ【中原中也記念館×狐の足あと コラボステッカー & エコバッグ】のプレゼントをします。
※ノベルティがなくなり次第、終了となります。

 るんるん狐の足あとの利用(カフェ・足湯)→中原中也記念館で入館の際レシート提示
   記念館入館料が100円引!+ノベルティプレゼント
   ※10月22日は記念館の入館料は無料
 るんるん中原中也記念館の入館→狐の足あとでの足湯の利用の際入館チケットの半券提示
   足湯料金が半額!(大人100円引、子ども50円引)+ノベルティプレゼント


かわいい10月20日(金)〜22日(日)
狐の足あと「中也忌記念カフェメニュー」 にて提供
狐の足あとカフェコーナーでは、定番の「中也のカフェラテ」に加えて、3日間限定で中也(「中也のぼうし ねりきり」)や山口にちなんだスイーツ 、ドリンクが登場します。
記念カフェメニューをご注文いただくと、「コースター」がついてきます。



かわいい10月22日(日)13:00〜14:20
中也命日・墓参 
山口市吉敷経塚墓地にある中也のお墓(中原家累代之墓)参りを行います。

 るんるん会場 経塚墓地(山口市吉敷)
 るんるん参加費 無料
 るんるん送迎バス 要予約
   当日12:50までに申込
   先着18名
   13:00中原中也記念館出発
   ※現地には駐車場なし。駐車トラブルに注意
 るんるん申込先 https://chuyakan.jp/news/chuyaki2023/ にある墓参のためのバス申込フォームより

789C99F2-FF36-463D-A41A-468CA947FEBB.jpeg2019「没後82年中也忌墓前祭」


かわいい10月4日(木)〜10月21日(土)
中原中也へのメッセージ
10月22日中也の命日にあわせて、あなたから中也へのメッセージを書いてみませんか。中也のお墓にお供えします。
館内に設置するとともに、フォーム、お手紙でも受付します。(21日に到着分まで)


 るんるん申込先 https://chuyakan.jp/news/chuyaki2023/ にある申込フォーム
 るんるん送付先 山口市湯田温泉1-11-21


かわいい10月21日(土)・22日(日)両日10:00〜16:00
メイシ交換会
 by 山口県立大学メイシ交換会運営委員会

山口県立大学学生による中也の詩のイベントで、はがきサイズの用紙に、好きな詩の一節(メイシ)を書いて、交換し合います。
今年は、塗り絵の企画も行います。好きな詩からイメージする色を幾何学模様に自由に塗り、つくったものはポストカードとしてお持ち帰りいただけます。好きな詩を選ぶのが難しいという方に、は、中原中也記念館で紹介されている詩からピックアップしたものから選ぶこともできます。

 るんるん会場 中原中也記念館前庭  ※雨天の場合は記念館内
 るんるん参加費 無料
 るんるん内容
メイシ交換会
 1好きな詩を一つ選びます
 2一節を用紙に記し、メイシ(名詩)を作ります
 3メイシ(名詩)を名刺みたいに、他の人と交換して、その詩について話したりしてみましょう

中也の詩色(塗り絵企画)
 1好きな詩をひとつ選びます
 2画材と塗り絵をする模様を選びます
 3詩からイメージできる色を自由に塗ります
 4完成したものはポストカードとしてお持ち帰りいただけます
※メイシ交換会の記録用に写真を撮影させていただきます


かわいい10月21日(土)11:00〜11:45
メイシ交換会オンライン
「メイシ交換会」をオンラインでも実施します。
自分の好きな詩の一節をもちより、「こんなところがいいよね」と話してみましょう。


 るんるん実施 Zoom
 るんるん定員 10名(事前予約・先着)
 るんるん申込 https://chuyakan.jp/news/chuyaki2023/ にあるオンラインメイシ交換会申込フォーム
 るんるん内容 受付時、好きな詩の一節をご入力ください
  zoom のログインアドレスを前日までに通知
  当日 中也の好きな詩について、紹介したり話し合ったりする
 ※当日は記録用に録画。一般公開はしない


かわいい10月22日(日)19:00〜20:00
中也忌 YouTube配信
中也の命日や中也忌にまつわるお話、2023年度の中也忌の様子などを生配信にてお話しします。
チャット欄にてみなさんのご意見やアイデア、質問も募集します。ご参加をお待ちしております!


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