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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

子どもと本をむすぶ活動をしています


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和合亮一さんの詩の創作ワークショップ「中也の言葉、わたしの言葉」に参加しましたB詩のストレッチ [2020年03月09日(Mon)]
【前回の続き】

詩のストレッチ」(ワークシート★2)です。
ランダム詩作術」で「組み合わせ」ることによって詩をつくっていきます。

「ワークシート★1「好きなフレーズ」で集めた中也さんのフレーズに好きな順に@AB…と番号を振りましょう。」

さらさらとH  ヌックと出た、骨の尖@  定規みたいな「ほがらか」I  本当は孝行者だったんですJ  ・・・・・

と番号を振ってみました。

A6E796FC-B2C1-48F5-9235-A2F0B80F57CA.jpeg

「機械的に、AとGとEを選択してください。
 機械的につまり自分に仕向けることで、自分から外側に出すためです。
 自分の言葉を借りてくることも大切です。」1

牡蠣殻A 銀の液G 游離してゐるE
牡蠣殻は銀の液を游離した


「次は、好きの順でフレーズを取り出してください。」2
Aはもう出ているのでBCにしました。

ヌクっと出た骨の尖@ 真っ闇 闇の闇B コボルトC
コボルトは真っ闇 闇の闇の中でヌクっと出た骨の尖を振った


「他の人が選んだ「あたまをぼうずにしてやろう」「さびしい思ひ」をお借りし、Bと組み合わせましょう」3
BCはもう出ているのでDにしました。

D浪ばかり
さびしい思ひであたまをぼうずやろうと浪ばかりの海に叫んだ


「1〜3のフレーズを手直ししながら、並べてみましょう。パズルのように。」

牡蠣殻は游離した銀の液をほし
コボルトはヌクっと出た骨の尖で世界を真っ暗闇 闇の闇にした
小児はぼうずあたまの浪ばかりの海をさびしい思ひで漂った


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「無意識に浮かんできた言葉と言葉を無規則なままに組み合わせることにより一つの言葉のかたまりを作っていく練習をしました。」

「並べた言葉は、今を映し出す言葉です。
 組み合わせることでオリジナリティが生まれています。」

「中也さんの好きな詩の印象をそのまま書いて見ましょう。色・匂い・音・手触り(想像で・・・)・味など魅力を言葉で伝え、絵で描いてみましょう。」(ワークシート★4

B5E400D8-A357-4108-B67F-3ACADD834F25.jpeg
 

『詩の寺子屋 (岩波ジュニア新書) 』(岩波書店 2015.12)を参考にしてください。」

詩の寺子屋.jpg


「3月11日、地震で言葉がなくなりました。言葉が出なくなりました。」
「6日後に町の避難所から家に戻り、ツイッターで「詩の礫」と名付けた言葉を発信し続けました。」

詩の礫.jpg 詩の礫 帯なし.jpg

行き着くところは涙しかありません。私は作品を修羅のように書きたいと思います。
  2011年3月16日4:30

(『詩の礫』(徳間書店 2011.6)P.10)より)

「この「修羅」という言葉は、宮沢賢治の言葉です。」

放射能が降っています。静かな夜です。
  2011年3月16日4:30 4:35

(『詩の礫』(徳間書店 2011.6)P.10)より)

「これは、中也さんの詩からです。」

中也の「冬の雨の夜」からでしょうか?

冬の黒い夜をこめて
どしゃぶりの雨が降っていた。


中也の「冬の夜」からでしょうか?

今夜は静かです

「オリジナルな言葉はありません。
 私の言葉であり、誰かの言葉です。
 自分の中から発せられた言葉も別の誰かから借りた言葉も、言葉と言葉が出会うことで詩が生まれます。」


【次回に続く】
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