こどもと本ジョイントネット21・山口

【前回の続き】

おすすめの方法

メモをとろう！


「私はメモ魔なので、普段からメモ帳を持ち歩いて、気になったことや心が動いたことなどを色々メモしています。」



「このメモが、あとで絵本のタネになったりします。
　ミシン目で切り取れるノートを使っているので、もう少し深く推敲したい箇所は、大きなノートに貼ってアイデアを掘り下げていきます。」



「今朝、中原中也記念館を訪れて、いいな、と思ったことをメモしました。」




たくさん絵本を読もう！　たくさん感動しよう！


「絵本は、だいたい「15見開き+扉+半ページ」で成り立っています。
　絵本のアイデアが、ある程度固まったら、1枚の紙に、絵本の流れを描いて、絵本の設計図を作っていきます。
　人によっては「コンテ」などと呼んでいます。」



「32ページ 15見開きの絵本用設計図用紙です。
　これは、『はるかぜさんぽ』の設計図です。」



「１枚の紙の上で見渡して、構成を考えていくためです。
　リズム感や展開などを確認しながら作っていきます。
　絵は、「ラフ」で詰めて描いていくので、ここでは構図がわかる程度で大丈夫です。」



「『あめふりさんぽ』のラフです。」



「ラフで、絵本の形にして、めくる効果を確認します。」

　　

「「画面展開が受け入れられるか」とか「テキストのどのポイントを絵で描くか」とか「テキストにない部分も絵で描く（語る）か」といったことを考えていきます。」

　　



代表的な絵本の出版社


「出版社にはカラーがあり、得意分野が違うので、絵本を読んだら読書日記をつけ、出版社を記録するのをおすすめします。」

絵本に関わる人たち



【次回に続く】