オカオグルマなど @ 秋吉台ウォーキングJ
[2019年05月28日(Tue)]
【前回の続き】
4月28日(日)、秋吉台は花盛りでした
まずは、黄色い花から
オカオグルマ。
多くの県でレッドリストに指定されていますが、秋吉台ではあちこちで見かけました。
根生葉は多く、ロゼット状に展開します。
茎や葉にはくも毛が目立ちます。
「オカオグルマ(丘小車)」の名は丘に生育する小さな車輪状の花(小車)の意味です。
ミヤコグサ。
花序には1〜3(〜4)花がつきます。
萼裂片は萼筒より長いか、または、まれに同長です。
『秋吉台で出会った花』(中沢妙子/文・写真 秋吉台エコ倶楽部 2010.12 2014.4改訂)P29)と『秋吉台の植物』(阿部弘和/文 松井茂生/写真 秋吉台の自然に親しむ会 2001.4)P62)に帰化植物のセイヨウミヤコグサとありました……。
ニガナ。
「ニガナ(苦菜)」の由来は、茎や葉を切ると苦味のある白汁をだすことからです。
こちらも、ニガナでしょうか。
ハナニガナ(オオバナニガナ)。
白い花
タカサゴソウ。
環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
花冠は白色、外面は淡紫色を帯びます。
頭花を1株に10個ほどつけ、頭花は舌状花だけからなり、23〜27個の小花がつきます。
「タカサゴソウ(高砂草)」の名は、白い花を白髪に見立て、謡曲「高砂」の名を冠したものだそうです。
こちらもタカサゴソウでしょうか。
クサイチゴ。
草本のように見えるため、このように呼ばれますが、実際は木本です。
葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつきます。
ヤブニンジン(ナガジラミ)。
「ヤブニンジン(薮人参)」の名は、葉がニンジンに似ていて、ヤブに生えることによります。別名の「ナガジラミ」は、細長い果実が熟すと人にくっつくことによります。
ツルカノコソウ?
多くの都道府県でレッドリストの指定を受けています。
カナビキソウ。
花は小さく葉も細いので、よほど注意して見ないと気づきにくい花です。
自身が葉緑素を持っているので、光合成もできますが、イネ科やマメ科などを含む多様な草本植物の根に寄生して水や養分を奪っていて、このような寄生植物を「半寄生植物」といいます。
ただし、こうして見ていても何に寄生しているのかは、根を掘ってみなければわかりません。
「カナビキソウ(鐵引草、金挽草)」という名の由来はよくわかっていません。
キジカクシ。
花が咲くのはもう少し先です。
「キジカクシ(雉隠)」の名の由来は、茎の上部が良く分枝し葉が多数茂って雉を隠す程であることによります。
ソクシンラン。
「ソクシンラン(束心蘭)」の名は、葉がランに似ていて、葉の束の中心から花茎が立つことに由来します。
ピンク〜紫色〜青色
カノコソウ。
「カノコソウ(鹿の子草)」の名はポツポツとした蕾が鹿の子絞りに見えることからです。
多くの県でレッドリストの指定を受けていますが、秋吉台ではあちらこちらで見られました。
まだ、時期的に早く蕾ばかりでした
ノアザミ。
ヤマジノギク?。
春に咲くノギクとして有名なミヤマヨメナやシュンジュギクとは、葉っぱが違う気がします。
『秋吉台で出会った花』(中沢妙子/文・写真 秋吉台エコ倶楽部 2010.12 2014.4改訂)のP193に
「ヤマジノギク キク科 5月〜6月、10月〜12月
日当たりのよい山の草原に生える越年草。」
とあったので、ヤマジノギクと同定します。
スミレは奥が深いのでいろいろ咲いていましたが、2枚だけシャッターを押しました。
ニオイタチツボスミレ。
スミレ。
その他の色
サルトリイバラ。
秋吉台のいたるところで見かけたのですが、秋の様子とあまりに違うので、最初はサルトリイバラだとは気が付きませんでした。
(▼2019年11月13日、西鳳翩山にて撮影)
アキカラマツ。
2〜4回三出複葉。
葉の付け根が茎を抱いています。葉鞘(ようしょう)(葉の基部にある托葉の変形で、茎を取り巻く鞘になっている部分)が広くて目立っています。
キンポウゲ科の植物です。
花期は7〜10月です。
スズメノテッポウ?
カンスゲの仲間?
その他気になったもの。
羽状複葉の特徴的な葉。
穂のようなものも見えます。
花でしょうか、新芽が赤いのでしょうか?
なんの花でしょう。
花は今から?終わった?
Fさんにワラビいただきました。
直ぐにあくを抜く処理をし、翌日、ワラビの炊き込みご飯を作りました。
美味しかったです
4月28日(日)、秋吉台は花盛りでした
まずは、黄色い花から
オカオグルマ。
多くの県でレッドリストに指定されていますが、秋吉台ではあちこちで見かけました。
根生葉は多く、ロゼット状に展開します。
茎や葉にはくも毛が目立ちます。
「オカオグルマ(丘小車)」の名は丘に生育する小さな車輪状の花(小車)の意味です。
ミヤコグサ。
花序には1〜3(〜4)花がつきます。
萼裂片は萼筒より長いか、または、まれに同長です。
『秋吉台で出会った花』(中沢妙子/文・写真 秋吉台エコ倶楽部 2010.12 2014.4改訂)P29)と『秋吉台の植物』(阿部弘和/文 松井茂生/写真 秋吉台の自然に親しむ会 2001.4)P62)に帰化植物のセイヨウミヤコグサとありました……。
ニガナ。
「ニガナ(苦菜)」の由来は、茎や葉を切ると苦味のある白汁をだすことからです。
こちらも、ニガナでしょうか。
ハナニガナ(オオバナニガナ)。
白い花
タカサゴソウ。
環境省の絶滅危惧II類(VU)に指定されています。
花冠は白色、外面は淡紫色を帯びます。
頭花を1株に10個ほどつけ、頭花は舌状花だけからなり、23〜27個の小花がつきます。
「タカサゴソウ(高砂草)」の名は、白い花を白髪に見立て、謡曲「高砂」の名を冠したものだそうです。
こちらもタカサゴソウでしょうか。
クサイチゴ。
草本のように見えるため、このように呼ばれますが、実際は木本です。
葉は奇数羽状複葉で、花枝には3小葉、徒長枝には5小葉がつきます。
ヤブニンジン(ナガジラミ)。
「ヤブニンジン(薮人参)」の名は、葉がニンジンに似ていて、ヤブに生えることによります。別名の「ナガジラミ」は、細長い果実が熟すと人にくっつくことによります。
ツルカノコソウ?
多くの都道府県でレッドリストの指定を受けています。
カナビキソウ。
花は小さく葉も細いので、よほど注意して見ないと気づきにくい花です。
自身が葉緑素を持っているので、光合成もできますが、イネ科やマメ科などを含む多様な草本植物の根に寄生して水や養分を奪っていて、このような寄生植物を「半寄生植物」といいます。
ただし、こうして見ていても何に寄生しているのかは、根を掘ってみなければわかりません。
「カナビキソウ(鐵引草、金挽草)」という名の由来はよくわかっていません。
キジカクシ。
花が咲くのはもう少し先です。
「キジカクシ(雉隠)」の名の由来は、茎の上部が良く分枝し葉が多数茂って雉を隠す程であることによります。
ソクシンラン。
「ソクシンラン(束心蘭)」の名は、葉がランに似ていて、葉の束の中心から花茎が立つことに由来します。
ピンク〜紫色〜青色
カノコソウ。
「カノコソウ(鹿の子草)」の名はポツポツとした蕾が鹿の子絞りに見えることからです。
多くの県でレッドリストの指定を受けていますが、秋吉台ではあちらこちらで見られました。
まだ、時期的に早く蕾ばかりでした
ノアザミ。
ヤマジノギク?。
春に咲くノギクとして有名なミヤマヨメナやシュンジュギクとは、葉っぱが違う気がします。
『秋吉台で出会った花』(中沢妙子/文・写真 秋吉台エコ倶楽部 2010.12 2014.4改訂)のP193に
「ヤマジノギク キク科 5月〜6月、10月〜12月
日当たりのよい山の草原に生える越年草。」
とあったので、ヤマジノギクと同定します。
スミレは奥が深いのでいろいろ咲いていましたが、2枚だけシャッターを押しました。
ニオイタチツボスミレ。
スミレ。
その他の色
サルトリイバラ。
秋吉台のいたるところで見かけたのですが、秋の様子とあまりに違うので、最初はサルトリイバラだとは気が付きませんでした。
(▼2019年11月13日、西鳳翩山にて撮影)
アキカラマツ。
2〜4回三出複葉。
葉の付け根が茎を抱いています。葉鞘(ようしょう)(葉の基部にある托葉の変形で、茎を取り巻く鞘になっている部分)が広くて目立っています。
キンポウゲ科の植物です。
花期は7〜10月です。
スズメノテッポウ?
カンスゲの仲間?
その他気になったもの。
羽状複葉の特徴的な葉。
穂のようなものも見えます。
花でしょうか、新芽が赤いのでしょうか?
なんの花でしょう。
花は今から?終わった?
Fさんにワラビいただきました。
直ぐにあくを抜く処理をし、翌日、ワラビの炊き込みご飯を作りました。
美味しかったです
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