こどもと本ジョイントネット21・山口

5月31日(土) 晴れ渡ったさわやかな日、絵本作家・紙芝居作家 長野ヒデ子さんが2021年7月22日に亡くなられた児童文学作家 那須正幹さんの墓参をされました
おはなしの会「おひさまにこにこ」の若林やよいさんと一緒にご同行させていただきました。

長野さんが防府天満宮を参拝されたことがないというので、みんなで参拝しました。



長野さんが「せとうちたいこさん」を釣り上げるという面白い場面もありました！

　　

▼『せとうちたいこさん　デパートいきタイ』
（長野ヒデ子/作 童心社 1995.11）


山頭火ふるさと館にも寄りました。
ここには防府出身の文学者のパネルが展示してあります。
那須さんは、家業の書道塾を10年程手伝われていた時期もあっただけあって、達筆です。



那須さんのパネルのお隣には��樹のぶ子さん、伊集院静さんのパネルがありました。
��樹のぶ子さんは又従姉、伊集院静さんは防府高校で1学年上、とお二人とも美佐子さんと関係あるのでした。



那須さんは、 『それいけズッコケ三人組』 （前川かずお/絵）をポプラ社から出版した年に書道塾を辞し、美佐子さんのご実家のある防府市に居を移し、創作に専念することになりました。

▼『それいけズッコケ三人組』
（前川かずお/絵 ポプラ社 1978.2）


パネルには、防府出身の田頭よしたかさんが絵を担当された『あの日、指きり』が紹介してありました。

『あの日、指きり』
（那須正幹/作 田頭よしたか/絵 そうえん社 2006.8）



【次回に続く】