ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具 @ 横浜ユーラシア文化館令和7年度企画展 「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化遺産登録記念
[2025年05月20日(Tue)]
7月6日(日)まで、横浜ユーラシア文化館で、横浜ユーラシア文化館令和7年度企画展 「モンゴルの遊牧文化」ユネスコ無形文化遺産登録記念「ゲルと草原の物語―絵本原画と生活道具」が開催されています

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現在のモンゴルでは都市開発の進む首都のウランバートルで暮らすモンゴル人が増え、遊牧生活を営む家族は少なくなってきていますが、家畜とともに暮らし、自然に適応した伝統的な生活はSDGsの観点からも優れた生活様式と言われています。
日本においては、小学校2年生の国語の教科書で学ぶモンゴル民話「スーホの白い馬」やモンゴル人相撲力士の活躍で多くの人々がモンゴルに親しみと関心をいだいています。
本展では、日本で活躍するモンゴル人絵本作家バーサンスレン・ボロルマー氏とイチンノロブ・ガンバートル氏による絵本原画『トヤのひっこし』と『モンゴル大草原800年』とともに、そこに描かれているさまざまな生活道具を展示してモンゴルの遊牧生活とチンギス・ハーンの時代から現代に至るまでの歴史を紹介します。
2024年12月にモンゴルの遊牧文化がユネスコの無形文化遺産に登録されました。この機会に絵を読み解きながら草原に暮らす遊牧民の伝統的な暮らしと歴史に目を向けていただければ幸いです。
期間
2025年4月26日(土)〜7月6日(日)
開館時間
9:30〜17:00(券売は16:30まで)
休館日
毎週月曜日 ただし、5月5日(月・祝)と6月2日(月)は開館。5月7日(水)と6月3日(火)は休館
会場
横浜ユーラシア文化館 3階企画展示室・2階常設展示室(一部)
横浜市中区日本大通12
みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口すぐ
JR「関内駅」南口・市営地下鉄関内1番出口から徒歩約10分
展示構成
I 『ぼくのうちはゲル』―草原の遊牧生活
II 『モンゴル大草原800年』―モンゴルの歴史
III 描かれたモンゴルの遊牧生活
観覧料
一般 800円 小・中学生及び市内65歳以上 400円
・5月24日(土)・25日(日)はハマフェスY166、6月2日(月)は開港記念日のため観覧無料
・本企画展の観覧券で2階常設展示室、4階横浜都市発展記念館もご覧いただけます。
・毎週土曜日は小学生・中学生・高校生は無料
・「身体障害者手帳」などをお持ちの方は無料。入館の際に手帳を提示
主催
横浜ユーラシア文化館(公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団)
共催
横浜市教育委員会
特別協力
バーサンスレン・ボロルマー、イチンノロブ・ガンバートル、国立民族学博物館
協力
公益社団法人日本モンゴル協会、石風社、福音館書店
後援
駐日モンゴル国大使館、朝日新聞横浜総局、神奈川新聞社、産経新聞社横浜総局、東京新聞横浜支局、毎日新聞社横浜支局、読売新聞横浜支局、FMヨコハマ、NHK横浜放送局、tvk
関連講座
「現代のモンゴルを知る」
第1回 「現代モンゴル遊牧民の生活世界にあるモノ―利用をめぐる交渉術」
日 時 6月15日(日)14:00〜(1時間30分程度)受付は13:30〜
講 師 堀田あゆみ(立命館大学サステイナビリティ学研究センター客員研究員)
会 場 横浜市開港記念会館1号室
〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地
TEL:045-201-0708
参加費 800円
定 員 100人(事前申込、応募多数の場合は抽選)
申込締切 5月26日(月)
第2回 「現代モンゴルにおける仏教実践と化身ラマ」
日 時 6月21日(土)14:00〜(1時間30分程度)受付は13:30〜
講 師 島村一平(国立民族学博物館教授)
会 場 横浜市開港記念会館6号室
参加費 800円
定 員 100人(事前申込、応募多数の場合は抽選)
申込締切 6月2日(月)
問合先 横浜ユーラシア文化館 企画展講座担当
045-663-2424)
申込先 https://www.rekihaku.city.yokohama.jp/event/entry.php?eventCorner=entry&event_id=928
ギャラリートーク
日にち 5月15日(木)、6月2日(月)、7日(土)、22日(日)、26日(木)、7月5日(土)
時 間 14:00〜 (各回30分程度)
参加費 無料(企画展観覧券が必要)
ワークショップ
「モンゴルの民族衣装を着てみよう!」
日にち 4月26日(土)、27日(日)、29日(火・祝)、5月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日)、17日(土)
時 間 10:00〜16:00
*予定の変更および6月、7月の開催日についてはホームページで確認
関連展示
實方剛写真展「モンゴルの野生動物と遊牧民の暮らし」
日 時 展示会期中
会 場 1階ギャラリー、旧第1玄関
観覧料 無料
協 力 (公財)横浜市緑の協会よこはま動物園ズーラシア
特別公開「江上波夫コレクションのモンゴル絵画」
日 時 展示会期中
会 場 2階常設展示室(一部)
『トヤのひっこし』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2015.1.25)

『ぼくのうちはゲル』
(バーサンスレン・ボロルマー/作 長野ヒデ子/訳 石風社 2006.4)

『モンゴル大草原800年』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2018.7.5)

イチンノロブ・ガンバートル
Ichinnorov Ganbaatar
モンゴル文化芸術大学美術部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。 大学時代の同級生でもあるボロルマーと共同して、絵本や紙芝居を多数創作している。紙芝居に『おばあさんとマンガス』(童心社)、絵本に『空とぶ馬と七人のきょうだい』(あかつき教育図書)、『ゴナンとかいぶつ モンゴルの昔話より』(偕成社)、『トヤのひっこし』、『モンゴル大草原800年』(ともに福音館書店)などがある。
バーサンスレン・ボロルマー
Baasansuren Bolormaa
1982年ウランバートル生まれ。幼少より絵を学ぶ。9歳で在モンゴル日本国大使館主催の絵画コンクールで優勝。 モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。イタリアの夏季奨学金プログラムやモスクワのシンポジウムに参加してイラストレーションを学ぶ。モンゴルの児童書や教科書に多数挿絵を描く。 2008年、文教大学に留学生として来日。現在は日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活動している。 1999年『馬上の話』がモンゴルで最優秀図書に選定。 2004年『モンゴルの黒い髪』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第19回国民文化祭上陽町絵本大会グランプリを受賞(文部科学大臣奨励賞)。同年『ぼくのうちはゲル』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第14回野間国際絵本原画コンクールグランプリを受賞、同作はカナダでも出版される。さらに2008年第1回家族のきずな絵本コンテストで優秀賞、09年第10回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞(ともにイチンノロブ・ガンバートル文)する。2013年ボローニャ国際絵本原画展入賞など、受賞多数。 絵を手がけた絵本に『バートルのこころのはな』『かしこいのはだあれ?』(ともに小学館)、『うさぎのみみしばり』(鈴木出版)などがある。



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現在のモンゴルでは都市開発の進む首都のウランバートルで暮らすモンゴル人が増え、遊牧生活を営む家族は少なくなってきていますが、家畜とともに暮らし、自然に適応した伝統的な生活はSDGsの観点からも優れた生活様式と言われています。
日本においては、小学校2年生の国語の教科書で学ぶモンゴル民話「スーホの白い馬」やモンゴル人相撲力士の活躍で多くの人々がモンゴルに親しみと関心をいだいています。
本展では、日本で活躍するモンゴル人絵本作家バーサンスレン・ボロルマー氏とイチンノロブ・ガンバートル氏による絵本原画『トヤのひっこし』と『モンゴル大草原800年』とともに、そこに描かれているさまざまな生活道具を展示してモンゴルの遊牧生活とチンギス・ハーンの時代から現代に至るまでの歴史を紹介します。
2024年12月にモンゴルの遊牧文化がユネスコの無形文化遺産に登録されました。この機会に絵を読み解きながら草原に暮らす遊牧民の伝統的な暮らしと歴史に目を向けていただければ幸いです。








横浜市中区日本大通12
みなとみらい線「日本大通り駅」3番出口すぐ
JR「関内駅」南口・市営地下鉄関内1番出口から徒歩約10分


I 『ぼくのうちはゲル』―草原の遊牧生活
II 『モンゴル大草原800年』―モンゴルの歴史
III 描かれたモンゴルの遊牧生活


・5月24日(土)・25日(日)はハマフェスY166、6月2日(月)は開港記念日のため観覧無料
・本企画展の観覧券で2階常設展示室、4階横浜都市発展記念館もご覧いただけます。
・毎週土曜日は小学生・中学生・高校生は無料
・「身体障害者手帳」などをお持ちの方は無料。入館の際に手帳を提示










関連講座
「現代のモンゴルを知る」
第1回 「現代モンゴル遊牧民の生活世界にあるモノ―利用をめぐる交渉術」



〒231-0005 横浜市中区本町1丁目6番地
TEL:045-201-0708



第2回 「現代モンゴルにおける仏教実践と化身ラマ」









ギャラリートーク



ワークショップ
「モンゴルの民族衣装を着てみよう!」


*予定の変更および6月、7月の開催日についてはホームページで確認
関連展示
實方剛写真展「モンゴルの野生動物と遊牧民の暮らし」




特別公開「江上波夫コレクションのモンゴル絵画」


『トヤのひっこし』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2015.1.25)

『ぼくのうちはゲル』
(バーサンスレン・ボロルマー/作 長野ヒデ子/訳 石風社 2006.4)

『モンゴル大草原800年』
(イチンノロブ・ガンバートル/文 バーサンスレン・ボロルマー/絵 津田紀子/訳 福音館書店 2018.7.5)



モンゴル文化芸術大学美術部卒業。2004年、第14回野間国際絵本原画コンクールで奨励賞を受賞。 大学時代の同級生でもあるボロルマーと共同して、絵本や紙芝居を多数創作している。紙芝居に『おばあさんとマンガス』(童心社)、絵本に『空とぶ馬と七人のきょうだい』(あかつき教育図書)、『ゴナンとかいぶつ モンゴルの昔話より』(偕成社)、『トヤのひっこし』、『モンゴル大草原800年』(ともに福音館書店)などがある。


1982年ウランバートル生まれ。幼少より絵を学ぶ。9歳で在モンゴル日本国大使館主催の絵画コンクールで優勝。 モンゴル文化芸術大学美術学部卒業。イタリアの夏季奨学金プログラムやモスクワのシンポジウムに参加してイラストレーションを学ぶ。モンゴルの児童書や教科書に多数挿絵を描く。 2008年、文教大学に留学生として来日。現在は日本を拠点に絵本作家、イラストレーターとして活動している。 1999年『馬上の話』がモンゴルで最優秀図書に選定。 2004年『モンゴルの黒い髪』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第19回国民文化祭上陽町絵本大会グランプリを受賞(文部科学大臣奨励賞)。同年『ぼくのうちはゲル』(長野ヒデ子/訳 石風社)が第14回野間国際絵本原画コンクールグランプリを受賞、同作はカナダでも出版される。さらに2008年第1回家族のきずな絵本コンテストで優秀賞、09年第10回ピンポイント絵本コンペで優秀賞を受賞(ともにイチンノロブ・ガンバートル文)する。2013年ボローニャ国際絵本原画展入賞など、受賞多数。 絵を手がけた絵本に『バートルのこころのはな』『かしこいのはだあれ?』(ともに小学館)、『うさぎのみみしばり』(鈴木出版)などがある。
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