第5回やまぐち伝統芸能まつり in 徳地文化ホール
[2024年02月14日(Wed)]
2月18日(日)、山口市徳地文化ホールで、「第5回やまぐち伝統芸能まつり」が開催されます

山口県を代表する伝統芸能の競演
「やまぐち伝統芸能まつり」は、山口県内各地に脈々と受け継がれてきた伝統芸能の保存・継承の気運を高めることを目的に、平成27年のルネッサながと開館15周年を記念して始まった取り組みです。
コロナ禍以来4年振りとなる今回は、山口市の「徳地文化ホール」のリニューアルオープン(昨年)に因み、はじめて会場を徳地に移して開催することとなりました。山口県のほぼ中央部、豊かな歴史と文化が残る「徳地」の地で、山口県が誇る伝統芸能の数々をどうぞごゆっくりご堪能下さい。
日 時
2024年2月18日(日)11:00〜15:45(終了予定) 開場 10:30
会 場
山口市徳地文化ホール
〒747-0231 山口市徳地堀1527番地3 (徳地地域交流センター)
0835-52-0217
プログラム
11:00〜11:30
島田人形浄瑠璃芝居保存会
(光市、山口県指定無形民俗文化財)
11:30〜12:00
三作神楽保存会
(周南市、国指定重要無形民俗文化財)
<休憩>
13:00〜13:30
切山歌舞伎保存会
(下松市、山口県指定無形民俗文化財)
13:30〜14:00
山代白羽神楽保存会
(岩国市、山口県指定無形民俗文化財)
14:00〜14:30
小鯖代神楽舞保存会
(山口市、山口県指定無形民俗文化財)
<休憩>
14:45〜15:15
山口鷺流狂言保存会
(山口市、山口県指定無形文化財)
15:15〜15:45
徳地人形浄瑠璃保存会
(山口市、山口県指定無形民俗文化財)
入場料
無料(全席自由)
問 合
ルネッサながと
0837-26-6001 (受付時間 9:00〜22:00)
主 催
公益財団法人長門市文化振興財団、山口県伝統芸能保存会連絡協議会
後 援
山口県、山口県教育委員会、山口市、長門市、長門市教育委員会、山口県文化連盟、長門文化協会、徳地文化協会、長門時事新聞社、ほっちゃてれび、FMアクア
島田人形浄瑠璃芝居保存会
里人から「祇園さま」として親しまれ敬われてきた松浦神社で、毎年7月の最終日曜日に奉納上演される人形浄瑠璃芝居です。もともと串を刺したキュウリに着物を着せて人形として人形芝居を奉納したのが始まりとされ、現在は、1体の人形を3人が操る「3人遣い」と、太夫と三味線との息の合った3業一体が見どころの芸能です。
三作神楽保存会
周南市北西部の和田三作地区(林・原赤・中村の三自治会を合わせて三作という)に古くから伝わる神楽舞で、7年目毎の卯年、酉年の式年祭で地元河内社に奉納されます。大宝年間(約1300年前)に起源があると伝わり、神祭りの1つの古風な形をとどめていることから、2000(平成12)年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。
切山歌舞伎保存会
切山八幡宮の春祭や秋祭、御田頭御神幸などで上演される歌舞伎です。江戸時代の宝暦年間(1751〜1763)の初めごろ、切山の長重良は、枕元に現れた白髪の神のお告げにより、長男の三四良に京へ芝居の修行に行かせます。3年後、修行を終えた三四良が帰郷して村の若衆を集めて歌舞伎を教えたのが始まりと伝えられています。
山代白羽神楽保存会
岩国市北部の二ツ野地区(岩国市美和町)に古くから伝わる神楽です。出雲の流れをくみながら、安芸・備中の神楽も強く影響しているとされ、江戸時代に、相次ぐ飢饉や疫病の流行に悩まされた農民が、穀物の豊かな実りと悪疫が逃げ去るように願いをこめた神事として始めたと言い伝えられています。
小鯖代神楽舞保存会
山口市の鰐鳴八幡宮の秋祭に行われる代神楽舞です。鰐鳴八幡宮は、小鯖八幡宮ともいう平安時代から続く八幡宮で、この代神楽舞は、江戸時代の初め頃より、住民の安全と繁栄を祈って舞われてきました。今も、山口市小鯖の宮河内部落の人たちによって伝えられています。
山口鷺流狂言保存会
山口に伝わる鷺流狂言は、春日庄作が山口の野田神社の神事能に招かれて狂言を演じ、それを縁に山口に伝えられたものです。鷺流狂言は全国で山口のほか2ケ所しか残っておらず、衰退を心配した有志により、1954(昭和29)年に鷺流狂言保存会を結成し、その伝習につとめています。
徳地人形浄瑠璃保存会
佐波川流域の旧出雲村や八坂村(今の山口市徳地)に伝えられる人形浄瑠璃です。人形の操作には、徳地の人々の発明による竹串が使われ、一人で数体の人形を動かすことができるので、浄瑠璃が語れる三味線弾きと二人だけでも上演出来るのが大きな特徴です。



山口県を代表する伝統芸能の競演
「やまぐち伝統芸能まつり」は、山口県内各地に脈々と受け継がれてきた伝統芸能の保存・継承の気運を高めることを目的に、平成27年のルネッサながと開館15周年を記念して始まった取り組みです。
コロナ禍以来4年振りとなる今回は、山口市の「徳地文化ホール」のリニューアルオープン(昨年)に因み、はじめて会場を徳地に移して開催することとなりました。山口県のほぼ中央部、豊かな歴史と文化が残る「徳地」の地で、山口県が誇る伝統芸能の数々をどうぞごゆっくりご堪能下さい。




〒747-0231 山口市徳地堀1527番地3 (徳地地域交流センター)




島田人形浄瑠璃芝居保存会
(光市、山口県指定無形民俗文化財)

三作神楽保存会
(周南市、国指定重要無形民俗文化財)
<休憩>

切山歌舞伎保存会
(下松市、山口県指定無形民俗文化財)

山代白羽神楽保存会
(岩国市、山口県指定無形民俗文化財)

小鯖代神楽舞保存会
(山口市、山口県指定無形民俗文化財)
<休憩>

山口鷺流狂言保存会
(山口市、山口県指定無形文化財)

徳地人形浄瑠璃保存会
(山口市、山口県指定無形民俗文化財)











里人から「祇園さま」として親しまれ敬われてきた松浦神社で、毎年7月の最終日曜日に奉納上演される人形浄瑠璃芝居です。もともと串を刺したキュウリに着物を着せて人形として人形芝居を奉納したのが始まりとされ、現在は、1体の人形を3人が操る「3人遣い」と、太夫と三味線との息の合った3業一体が見どころの芸能です。


周南市北西部の和田三作地区(林・原赤・中村の三自治会を合わせて三作という)に古くから伝わる神楽舞で、7年目毎の卯年、酉年の式年祭で地元河内社に奉納されます。大宝年間(約1300年前)に起源があると伝わり、神祭りの1つの古風な形をとどめていることから、2000(平成12)年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。


切山八幡宮の春祭や秋祭、御田頭御神幸などで上演される歌舞伎です。江戸時代の宝暦年間(1751〜1763)の初めごろ、切山の長重良は、枕元に現れた白髪の神のお告げにより、長男の三四良に京へ芝居の修行に行かせます。3年後、修行を終えた三四良が帰郷して村の若衆を集めて歌舞伎を教えたのが始まりと伝えられています。


岩国市北部の二ツ野地区(岩国市美和町)に古くから伝わる神楽です。出雲の流れをくみながら、安芸・備中の神楽も強く影響しているとされ、江戸時代に、相次ぐ飢饉や疫病の流行に悩まされた農民が、穀物の豊かな実りと悪疫が逃げ去るように願いをこめた神事として始めたと言い伝えられています。


山口市の鰐鳴八幡宮の秋祭に行われる代神楽舞です。鰐鳴八幡宮は、小鯖八幡宮ともいう平安時代から続く八幡宮で、この代神楽舞は、江戸時代の初め頃より、住民の安全と繁栄を祈って舞われてきました。今も、山口市小鯖の宮河内部落の人たちによって伝えられています。


山口に伝わる鷺流狂言は、春日庄作が山口の野田神社の神事能に招かれて狂言を演じ、それを縁に山口に伝えられたものです。鷺流狂言は全国で山口のほか2ケ所しか残っておらず、衰退を心配した有志により、1954(昭和29)年に鷺流狂言保存会を結成し、その伝習につとめています。


佐波川流域の旧出雲村や八坂村(今の山口市徳地)に伝えられる人形浄瑠璃です。人形の操作には、徳地の人々の発明による竹串が使われ、一人で数体の人形を動かすことができるので、浄瑠璃が語れる三味線弾きと二人だけでも上演出来るのが大きな特徴です。
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