こどもと本ジョイントネット21・山口

7月2日(土)〜9月4日(日)、福井県ふるさと文学館で、夏季企画展「角野栄子展 〜魔女とおばけの世界へ〜」が開催されています

　

誰でも魔法はひとつ持っている

　角野栄子さんは、『ルイジンニョ少年　ブラジルをたずねて』で作家デビューして以来、50年にわたり『魔女の宅急便』など数多くの作品を生み出してきました。
　ほうきで飛べるというたったひとつの魔法を持って、コリコという新しい町で暮らすキキ。人との出会いの中で、悩んだり喜んだりしながら成長していく『魔女の宅急便』の物語は、世界中の人に愛されてきました。「誰でも魔法はひとつ持っている」。キキだけでなく誰もが想像する力を持っていると、角野さんは語っています。
　本展では、『魔女の宅急便』や40年以上続く人気シリーズ「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけシリーズ」を中心に、角野栄子さんの作品世界やその軌跡を紹介します。魔法とユーモアがあふれる角野ワールドをご家族みなさんでお楽しみください。

会　期　2022年7月2日(土)〜9月4日(日)
休館日　7月4・11日(月)・14日(木)・19日(火)、8月25日(木)・29日(月)
時　間　平日　9:00〜19:00　　土・日・祝日・月　9:00〜18:00
会　場　福井県ふるさと文学館　
　　　　　　　〒918-8113 福井市下馬町51-11　福井県立図書館内
　　　　　　　 0776-33-8866
観覧料　無料
主　催　福井県ふるさと文学館
特別協力　角野栄子オフィス
企画協力　こどもの広場、スペースボンド　


『魔女の宅急便』
（角野栄子/作 林明子/画 福音館書店 1985.1）


『魔女の宅急便 その3 キキともうひとりの魔女』
（角野栄子/作 佐竹美保/画 福音館書店 2000.10）



関連イベント

魔女になってお届けしよう★
〈常時開催〉
『魔女の宅急便』では、キキがお客さんからたのまれたものをお届けします。館内にあるお届け先に、荷物を届けてみましょう！お礼に、素敵な「おすそわけ」をプレゼントします。

魔女のワンピース
〈常時開催〉
着なくなったお洋服などの小さな端切れをお持ちください。素敵な魔女のワンピースをみんなで仕上げてみましょう。
小さなホウキをつくるコーナーもあるよ！　



「角野栄子さんの本棚」
角野栄子さんの「30冊の本棚」（『角野栄子エブリデイマジック』平凡社刊より）を再現しました。
そのほか、おきにいりのミステリーやサマセット・モーム、魔女関連の本棚もおすそわけ…。
角野さんのすてきな作品が生まれる秘密をみつけてください。
もちろんエッセイなどの角野さんの著作もあります。

場所　図書館のテラス前
期間　2022年6月24日(金)〜9月4日(日)


『角野栄子エブリデイマジック』
（コロナ・ブックス 218）（角野栄子/著 平凡社 2019.8）