中也と遊ぶ、中也に学ぶ 詩の創作ワークショップ @ 中原中也記念館
[2022年01月07日(Fri)]
1月30日(日)、山口市湯田地域交流センターで、中原中也記念館 詩の創作ワークショップ「中也と遊ぶ、中也に学ぶ 詩のワークショップ」が開催されます
オンライン配信もあります

詩人の四元康祐さんと中原中也の詩「骨」を題材にして、詩の創作をおこないます。
詩に興味はあるけれど書いたことがない方、中也の詩が好きな方、詩の創作にチャレンジしてみませんか。
オンラインでの観覧も可能です。
日時
2022年1月30日(日)13:00〜16:00
会場
山口市湯田地域交流センター
山口市湯田温泉5丁目5-50
083-922-8218
観覧
Zoom(オンライン)
※情勢によりZoomでのオンライン開催のみとなる場合あり
講師
四元康祐(詩人)
内容
中也仕立てなおし
中原中也の「骨」をいろんな手法で自分なりに歌いなおしてみましょう。
たとえば、
(1) 短歌または俳句、およびその連作に仕立てなおす
(2) 文体や視点、語り手を変えて仕立てなおす(ラップ、散文詩、 超短編小説、恋人や骨自身の視点から語りかけるなど)
(3) 「骨」にまつわるイメージを膨らませて自分の詩を書いてみる
(4) 中也の「骨」で使われている語彙だけを用いて別の詩を書く
参加費
無料
参加形態・定員
要事前申込
創作参加 原則会場での参加 10名程度
観覧参加 原則Zoomで視聴 50名程度
申込方法・予約フォーム
中原中也記念館HP https://chuyakan.jp/news/2022shiws/ の予約フォームにて申込
創作参加
★申込後、受付完了メールを送信
★定員に達した場合は観覧となる
観覧参加
★申込後、受付完了メールを送信
★当日までに、視聴用アドレスを通知
申込受付期間
2022年1月6日(木)〜28日(金)
下記の通り情勢により開催形態が変更する場合あり
A 講師山口対面開催(通常)
講師:山口 参加者:山口(10名) 観覧:オンライン(50名)
B 講師オンライン開催
講師:オンライン 参加者:山口(10名) 観覧:オンライン(50名)
C オンラインのみ開催
講師:オンライン 参加者:オンライン(10名) 観覧:オンライン(50名)
※創作参加は原則山口会場、観覧は原則オンラインとさせていただきますが、ご相談ください。可能な限り対応させていただきます。
問合・主催
中原中也記念館
山口市湯田温泉1-11-21
083-932-6430
083-932-6431
https://chuyakan.jp/
四元康祐
(よつもと・やすひろ)
1959年、大阪府生まれ。詩人。詩集に『笑うバグ』(思潮社)、『世界中年会議』(思潮社、第3回山本健吉文学賞、第5回駿河梅花文学賞)、『噤みの午後』(思潮社、第11回萩原朔太郎賞)、『現代詩文庫 四元康祐詩集』(思潮社)、『言語ジャック』(思潮社)、『日本語の虜囚』(思潮社、第4回鮎川信夫賞)、『小説』(思潮社)、『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』(思潮社)などがある。詩論や小説も執筆。2021年12月、クオンから『月の光がクジラの背中を洗うとき 48カ国108名の詩人による連歌』を刊行。2020年、ドイツから帰国。
骨
中原中也
ホラホラ、これが僕の骨だ、
生きてゐた時の苦労にみちた
あのけがらはしい肉を破つて、
しらじらと雨に洗はれ、
ヌツクと出た、骨の尖(さき)。
それは光沢もない、
ただいたづらにしらじらと、
雨を吸収する、
風に吹かれる、
幾分空を反映する。
生きてゐた時に、
これが食堂の雑踏の中に、
坐つてゐたこともある、
みつばのおしたしを食つたこともある、
と思へばなんとも可笑しい。
ホラホラ、これが僕の骨――
見てゐるのは僕? 可笑しなことだ。
霊魂はあとに残つて、
また骨の処にやつて来て、
見てゐるのかしら?
故郷(ふるさと)の小川のへりに、
半ばは枯れた草に立つて、
見てゐるのは、――僕?
恰度[ちやうど]立札ほどの高さに、
骨はしらじらととんがつてゐる。

オンライン配信もあります

詩人の四元康祐さんと中原中也の詩「骨」を題材にして、詩の創作をおこないます。
詩に興味はあるけれど書いたことがない方、中也の詩が好きな方、詩の創作にチャレンジしてみませんか。
オンラインでの観覧も可能です。




山口市湯田温泉5丁目5-50



※情勢によりZoomでのオンライン開催のみとなる場合あり




中原中也の「骨」をいろんな手法で自分なりに歌いなおしてみましょう。
たとえば、
(1) 短歌または俳句、およびその連作に仕立てなおす
(2) 文体や視点、語り手を変えて仕立てなおす(ラップ、散文詩、 超短編小説、恋人や骨自身の視点から語りかけるなど)
(3) 「骨」にまつわるイメージを膨らませて自分の詩を書いてみる
(4) 中也の「骨」で使われている語彙だけを用いて別の詩を書く








中原中也記念館HP https://chuyakan.jp/news/2022shiws/ の予約フォームにて申込

★申込後、受付完了メールを送信
★定員に達した場合は観覧となる

★申込後、受付完了メールを送信
★当日までに、視聴用アドレスを通知



A 講師山口対面開催(通常)
講師:山口 参加者:山口(10名) 観覧:オンライン(50名)
B 講師オンライン開催
講師:オンライン 参加者:山口(10名) 観覧:オンライン(50名)
C オンラインのみ開催
講師:オンライン 参加者:オンライン(10名) 観覧:オンライン(50名)
※創作参加は原則山口会場、観覧は原則オンラインとさせていただきますが、ご相談ください。可能な限り対応させていただきます。


山口市湯田温泉1-11-21


https://chuyakan.jp/


1959年、大阪府生まれ。詩人。詩集に『笑うバグ』(思潮社)、『世界中年会議』(思潮社、第3回山本健吉文学賞、第5回駿河梅花文学賞)、『噤みの午後』(思潮社、第11回萩原朔太郎賞)、『現代詩文庫 四元康祐詩集』(思潮社)、『言語ジャック』(思潮社)、『日本語の虜囚』(思潮社、第4回鮎川信夫賞)、『小説』(思潮社)、『単調にぼたぼたと、がさつで粗暴に』(思潮社)などがある。詩論や小説も執筆。2021年12月、クオンから『月の光がクジラの背中を洗うとき 48カ国108名の詩人による連歌』を刊行。2020年、ドイツから帰国。
骨
中原中也
ホラホラ、これが僕の骨だ、
生きてゐた時の苦労にみちた
あのけがらはしい肉を破つて、
しらじらと雨に洗はれ、
ヌツクと出た、骨の尖(さき)。
それは光沢もない、
ただいたづらにしらじらと、
雨を吸収する、
風に吹かれる、
幾分空を反映する。
生きてゐた時に、
これが食堂の雑踏の中に、
坐つてゐたこともある、
みつばのおしたしを食つたこともある、
と思へばなんとも可笑しい。
ホラホラ、これが僕の骨――
見てゐるのは僕? 可笑しなことだ。
霊魂はあとに残つて、
また骨の処にやつて来て、
見てゐるのかしら?
故郷(ふるさと)の小川のへりに、
半ばは枯れた草に立つて、
見てゐるのは、――僕?
恰度[ちやうど]立札ほどの高さに、
骨はしらじらととんがつてゐる。
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