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こどもと本ジョイントネット21・山口


〜すべての子どもに本との出会いを〜

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カニエ・ナハ + 広瀬奈々子 対談 @ 中原中也記念館 特別企画展「書物の在る処 ― 中也詩集とブックデザイン」関連イベント [2021年11月22日(Mon)]
11月7日(日)、映画『つつんで、ひらいて』を鑑賞しました。
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紙が好きです。
映画の中で菊池信義さんがめくられていた紙見本帳、何冊も持っています。
だから、紙の名前が出てきても、結構どんな紙か想像がつき、触った感触 手触りを想い起すことができます。
映画カタログに「言葉を五感にとどける紙の本」とありましたが、まさに、そうです。
紙の本は、視覚、触覚、嗅覚、聴覚全てを刺激します。(味覚はちょっとわからないけど・・・。)

俵万智『サラダ記念日』や古井由吉などの著作1万5000冊以上の装幀を手掛けてきた装幀家・菊池信義さんの、デジタル全盛の現代においても、紙の本にこだわり、手作業で一冊ずつ本をデザインする過程を見つめ、ものづくりの原点を探っていくドキュメンタリーです。

「デザインは設計ではなく、こさえること」という言葉が印象的でした。


映画を鑑賞した後、詩人・ブックデザイナーのカニエ・ナハさんと「つつんで、ひらいて」監督の広瀬奈々子さんの対談を聴きましたぴかぴか(新しい)

装幀家 菊池信義さんが装幀したお薦めの本を紹介しながらの対談です。
お二人が挙げられた本の一部を紹介します。

講談社文芸文庫 
『中原中也』
(大岡昇平/著 粟津則雄/解説 講談社 1989.2)
講談社文芸文庫 中原中也.jpg


『装幀談義』
(菊池信義/著 筑摩書房 1986.3)
装幀談義 菊池信義 (2).jpg


『道行きや』
(伊藤比呂美/著 新潮社 2020.4)
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『コカコーラ・レッスン』
(谷川俊太郎/著 思潮社 1980)
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『山躁賦』
(古井由吉/著 集英社 1982)
山躁賦 古井由吉.jpg


『食うものは食われる夜』
(蜂飼耳 思潮社 2006.10)
食うものは食われる夜.jpg


『河原荒草』
(伊藤比呂美/著 思潮社 2005)
河原荒草.jpg

『河原荒草』(新装版)
(伊藤比呂美/著 思潮社 2011.8)
河原荒草 伊藤比呂美.jpg


『とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起』
(伊藤比呂美/著 講談社 2007.6)
とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起 伊藤比呂美.jpg


『虚仮の一念』
(日和聡子/著 思潮社 2007.6)
虚仮の一念 日和聡子.jpg

日和聡子さんは、2002年、『びるま』で中原中也賞受賞。


ロビーには、中原中也記念館 特別企画展「書物の在る処 ― 中也詩集とブックデザイン」(カニエ・ナハさん監修)に展示されていたものの極一部が展示されていました。

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